スピルバーグ、やっぱり「さゆり」は断念
2002年1月29日 12:00

「マイノリティ・リポート」でコンビを組んだトム・クルーズとスティーブン・スピルバーグ監督が、再びタッグを組むことになった。第2次世界大戦中、日本軍捕虜収容所でのアメリカ兵の生活を描いたノンフィクション「Ghost Soldiers」の映画化で、トム・クルーズとポーラ・ワグナーがプロデュースする。さて、スピルバーグが「インディ・ジョーンズ4」と「Ghost Soldiers」の製作を決意したことによって、とばっちりを食ったのが「さゆり(Memoirs of a Geisha)」である。スピルバーグが監督を志願し、「ビューティフル・マインド」を執筆したアキバ・ゴールズマンが脚本を完成させているのだが、「A.I.」「マイノリティ・リポート」の製作をしているうちに、スピルバーグは興味を失ってしまったようだ。スピルバーグは「さゆり」の監督を降り、プロデュースに徹することを正式に認めている。
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