今度のレクター博士のお相手は、エドワード・ノートン!
2001年8月21日 12:00

そしてこの度、そのグラハム刑事役にエドワード・ノートンが決まった。ノートンといえば、最新作「スコア」でロバート・デ・ニーロやマーロン・ブランドら名優たちと互角に渡り合った演技派。また、連続殺人鬼のターゲットとなる盲目の女性を、「アンジェラの灰」「奇跡の海」のエミリー・ワトソンが演じることも決定した。脚本は、「羊たち~」を手がけたテッド・タリーで、トマス・ハリスの原作よりもレクター博士の出番を増やしているという。
なかなか強力な布陣といえそうだが、ファンからは不安の声もちらほら。まず最初の不安は、アンソニー・ホプキンスの体型である。「羊たち~」ではスリムだった体型も、10年後に撮影された「ハンニバル」では見る影もなかった。今回は「羊たち~」以前の話だが、果たしてダイエットは成功するのか? 2つ目の不安は、「ラッシュ・アワー」シリーズのブレット・ラトナーが監督するということ。「天使がくれた時間」でドラマも撮れることを証明してはいるが、それでも、ジョナサン・デミ、リドリー・スコットといった個性派監督とは実績的に劣ることは明らか。そして3つ目。そもそも「レッド・ドラゴン」を再映画化することに意味があるのか? 86年にマイケル・マン監督によって「刑事グラハム/凍りついた欲望」(原題は「Manhunter」)として映画化されている本作は、興行的には成功していないものの、批評家の評価は依然として高く、敢えてリメイクを作る必要があるのかという基本的な疑問が存在するのだ。
ともあれ、「レッド・ドラゴン」は来年の夏公開を目指し、この秋から製作開始。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“人生の物語”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ

むちゃくちゃすぎておもろい
【この“刺激作”、超オススメ!】“中毒者”爆増中! 世界記録樹立の爆裂ヒット作!!
提供:JCOM株式会社

エグい怖い、そしてむちゃ楽しい――
【ホラー映画史上歴代No.1】まずは映像をごらんください――超人気シリーズ、極限の完結編!!
提供:ワーナー・ブラザース映画

好きで好きで、狂いそうになる一作に出合いました
感情移入が止まらない。闇社会でもがく3人の青春と絆が、愛おしくて、たまらなくなる。
提供:THE SEVEN、ショウゲート