カンヌ映画祭主演男優賞の美形俳優が来日
2001年5月29日 12:00
「年下のひと」で、共演のジュリエット・ビノシュと恋に落ち、一児をもうけたことで知られるフランス人俳優ブノワ・マジメルが来日。主演最新作「王は踊る」のプロモーションのため、5月23日、東京・新宿の東京日仏学院で記者会見を行った。マジメルは、先日行われたカンヌ国際映画祭で、最優秀主演男優賞(「La Pianiste(ピアニスト)」)を受賞したばかり。「今後の長い役者人生を送る上での勇気づけになる」と喜びを語った。「カストラート」のジェラール・コルビオ監督の手になる本作は、フランス国王ルイ14世と彼を愛する宮廷音楽家との禁断の愛を描いた物語。踊りの名手であったルイ14世を演じるにあたり、マジメルは、3カ月間バロック・ダンスの訓練に励んだという。「思っていた以上に難しかった。優雅で女性的な印象を持たれやすいダンスだが、実はとても力強く、男性的で戦闘的な踊りであることが分かった」と語った。
本作は、6月20日から開催される第9回フランス映画祭への参加も決定しており、「(開催地である)横浜でみなさんに会えるのを楽しみにしています」と再来日を約束した。
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