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ニューライン・シネマにリストラの嵐

2001年2月6日 12:00

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タイム・ワーナー社とアメリカ・オンラインとの合併による人員削減のため、子会社であるニューライン・シネマの社員100名がリストラとなった。ニューライン・シネマはこのところヒット作に恵まれず、大ヒットを狙ったアダム・サンドラー主演の「リトル・ニッキー」も不発に終わっている。また、ウォーレン・ビーティー、ダイアン・キートンゴールディ・ホーン出演のコメディ「Town and Country」は相次ぐトラブルにより製作費が倍増し、出来の問題でいまだに公開日が決まらずにいる。その上、ニューラインは「ロード・オブ・ザ・リング」3部作を一気に製作中で、トータルの製作費に2億7000万ドル(約311億円!)もかけていた。
今回のリストラでもっとも注目すべきは、ハリウッド中にその名を轟かせた名製作部長のマイケル・デ・ルーカ(35)もクビになったということだ。93年に製作部のトップになった彼は、それまで「エルム街の悪夢」シリーズやジョン・ウォーターズの作品で知られる弱小スタジオの変革に着手。ジム・キャリー(「マスク」「ジム・キャリーはMr.ダマー」)、マイク・マイヤーズ(「オースティン・パワーズ」シリーズ)、アダム・サンドラー(「ウェディング・シンガー」)らコメディアンと組んでヒット作を連発。また、デビッド・フィンチャー監督(「セブン」「ファイト・クラブ」)、ポール・トーマス・アンダーソン監督(「ブギーナイツ」「マグノリア」)という才能を発掘した。しかし、ヒット作を連発する一方、駄作も量産し、ついにデ・ルーカもニューラインを離れることとなった。これからニューラインは以前のようなホラー映画スタジオに戻っていくのでは、というのが業界のもっぱらの噂である。

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