この映画の存在を日本人全てに伝えたい
伊藤詩織さんが性被害を受けたのが2015年の4月だから、もう10年以上の時が流れた。
彼女が泣き寝入りすることなく闘い続ける姿を綿々と紡いでいくこの物語に私は素直に共感するし日本の社会の闇の部分に強い憤りを持つ。
シェラトンのドアマンの方が実名で証言してくれると電話でやり取りするシーンでは私も涙した(満員の劇場でも啜り泣きが聞こえた)。
この映画がアカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞にノミネ... 続きを見る
新スタジオのPVとしては悪くないが
新アニメスタジオの1作目らしいとだけ知っての鑑賞。原作は未読。
正直な話、あまり入り込める内容ではなかった。小説原作のアニメは沢山あるが、そのなかでも中の下といった具合。
様々なジャンルの小説の世界に迷い込むという内容なので、様々なアニメーションが楽しめるが、それは良く言った場合の話で、実際にはメリハリがなくとっ散らかっている印象の方が強い。そのとっ散らかりも一応は意味を持っているのだが、そ... 続きを見る
莉花の魂が私の中に入ってきた
全寮制の女子高を舞台に、完璧と思われた少女の突然の死をきっかけに、ルームメイトや幼なじみたちの心が揺らいでいく様を、耽美かつ繊細に描いたファンタジードラマ。
ゆっくりと非常にゆっくりと物語は進み、同じ時間で彼女たちの心を考えることができる映画です。
どんなに近くにいても分からないことがある。寂しいことだけど、それが真実。
映画を観るときは自分の心に素直に向き合って、そして自分の言葉で映画... 続きを見る
アニメ化により、「楽園のゲルニカ」がきちんと伝わってくる
自分が信じたいものだけを信じていられるフィクションの語りの中に、仲間と共に身を置いている連帯感や安心感。今で言えばフィルターバブルやエコーチェンバーによる集団分極化も同様だろう。それを上手く利用したのが旧日本軍であり、そこに、多くの人々が思考停止しながら、熱狂して賛同したり加わっていったりした結果が先の敗戦だと思っている。
とりあえず「天皇陛下万歳!」と言っておけば問題ないし、敵や、時には裏... 続きを見る
音楽を楽しめる映画 マイケルチャップリンの父との関係清算映画
舞台挨拶付き上映でとても内容がよく分かった。
有名人の子供も楽じゃない、でもマイケルさんの人生がこの映画製作で一つの問題”父との確執”の解決になったことはとても良かった。 続きを見る
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