映画レビュー一覧(新着順)

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4.0サイコパス殺し屋なのか?

2024年劇場鑑賞88本目。
冒頭から友達だとか言いながらなるべく痛いように殺す男がいて、父親を探す地下格闘家が実は莫大な財産を持つ男の息子だということが分かり冒頭の男に付け狙われるという話。多分。
というのはこの日本当に体調が悪かったのか4本観た映画の3本後半ほぼ寝るという大失態を犯し、気づいたらラスボスいなくなってた状態だったので配信あったらチャント観て点数変えたいと思います。

それは... 続きを見る

2024年4月19日
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鑑賞方法:映画館
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3.0無難にまとめたなぁ、という印象です

自分の才能を信じて疑わない青年が、初めてと言っていい挫折を味わう。

そんな残酷なテーマをさらりと扱っているのですが、お話は暗くならず、それでも周囲の優しさみたいなのは十分に伝わってくるから、本気で取り組んでいるのがよくわかります。

日本語吹き替え版で鑑賞したのですが、田中裕二さん。石塚英彦さんの続投も嬉しい限り。

前作が好きな人にはオススメです。 続きを見る

2024年4月19日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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4.5忘れられた人々=私たちがみなくなった人々

戦争が忘れられない50年代の人々の現実。スラム街に生きる子どもは教育もまともに受けられず、親からの愛はもらえないし、そもそも親がいないことだってある。だから幼くして働きに出なくてはいけないし、家事労働もしなくてはいけない。不良になることだってある。けれど彼らは可哀想なだけではない。盲目の老人や足がない男を襲って、金銭や荷物を強奪することだってあるのだから。弱き者がさらに弱き者に酷い仕打ちを与... 続きを見る

2024年4月19日
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鑑賞方法:その他
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3.0オリエンタリズムな眼差しに晒されたトーキョー

ソフィア・コッポラ監督作品で、第76回アカデミー賞脚本賞受賞作品。

今観ると、ひと昔前のトーキョーをオリエンタリズムな表象で描いた作品だなと。

ビル・マーレイ演じるボブ・ハリスやスカーレット・ヨハンソン演じるシャーロットがトーキョーに馴染めない様は人間関係の分かり合えなさを表現しているんだなと、観終わったあとに思った。確かに言語や文化の違いでより象徴的に表せる。

ボブとスカーレットは結... 続きを見る

2024年4月19日
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鑑賞方法:DVD/BD
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4.5マチルダよ、健やかに生きてくれ…

リュック・ベッソン監督作品。

傑作です。普段バイオレンス・アクション映画全くみないけど、魅入ってしまった。

もうマチルダが最高ですね。家族を殺された彼女が、レオンの部屋に逃げ込む時の、悲しみを殺しつつ滲み出てしまう様に胸が苦しくなる。

またマチルダの復讐のために、レオンと殺しの練習をしたり、実際に暗殺にいったりするの面白い。服もかわいい。

そしてレオンがマチルダと共に過ごすことで孤独... 続きを見る

2024年4月19日
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鑑賞方法:その他
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4.5爽やかさと瑞々しさ

山下篤弘監督作品おもしろすぎる

あらすじ
文化祭での演奏を控えた軽音楽部所属のガールズバンドが、ギターの骨折をきっかけにけんか、分裂。それでも文化祭に出ることを目指したガールズバンドのメンバー恵、響子、望がたまたまいた韓国からの留学生ソンをボーカルとして誘う。そしてTHE BLUE HEARTSのカバーを目指し、練習していくが…。

望が関わるシーンがおもしろい。
職員室で楽譜をコピーする... 続きを見る

2024年4月19日
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鑑賞方法:その他
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3.5理由ある反抗へ

淡く儚い若者の反抗物語。

主人公のジムやジュディ、プレイトウはそれなりに豊かな家庭環境をもっている。しかしジムは男性性を誇示できない父に不満を持ち、ジュディは父からの愛情の欠如を嘆き、プレイトウは父の不在をジムで埋めようと反抗する。当時は物質的な豊かさが心の満たされと理解されていただろうから、彼らの反抗に理由の無さを見出していたのだろう。
だが彼らの心情が精神分析で解明され、エヴァ作品群に... 続きを見る

2024年4月19日
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鑑賞方法:映画館
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4.0折衝のトラブルの渦中

三谷幸喜監督作品。
何という傑作…!ワンシチュエーションコメディーでこんなに面白い作品がつくれるとは。

ただ本作を単なる娯楽作品として消費すればいい現在ではない。某テレビドラマで出版会社とテレビ制作会社との折衝が上手くいかず問題が起きたばかりなのだから。
本作はラヂオドラマではあるが、制作の裏側で何が行われているのか。想像力を働かせるためにも本作が再発見されることを望む。

制作の裏側では... 続きを見る

2024年4月19日
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鑑賞方法:その他
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4.0現実は虚構で回復する

ホン・サンス監督作品。

またしてもホン・サンス監督自身の私生活を反映しているだろう物語。

『クレアのカメラ』では、ショットを連続させることで意味の創造を行っているが、本作では現実/虚構の攪乱を意図しているように思える。

物語世界における現実でヨンヒが被った傷が、夢という虚構での出来事によって回復されるのが面白い。そしてこの現実と虚構を同じ強度で映すことができるのが映画ならではである。だ... 続きを見る

2024年4月19日
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