次の日まで引きずるほどの魂がえぐられるような作品に出会った
1999年から2019年までの20年をヤクザの世界の男たちの栄枯盛衰と愛を求め続けた一人の男の半生を描いた作品、と言えばシンプルに聞こえるが、これはただのヤクザモノ映画ではない。ヤクザ×社会派映画。それは愛と憎悪、義理と人情、金と名誉、差別と偏見、そして社会の変化によって排除されて消えゆく者たちのとんでもなく切なく、まるで魂をえぐられるような、見終わった後その場からしばらく動けないほどの深い... 続きを見る
キャッチコピーと売り方は嫌い
ストーリーも演出も演技も良い!
ただ、マーケティングが嫌い。
たまたま舞台挨拶付の回が普通価格(割引あり)で観られて大変満足。真剣佑がかわいいキャラでさらに嫌いになったけど、「外から変える」とか意味わからんし、演技は良いからまぁ良い。
なかなか見応えがあって良い。
いろいろな伏線が回収されるのも好き。
ちょっとわかりやすすぎるけど。
何より問題なのは「ラスト20分の真実」ってキャッチコ... 続きを見る
時の流れとは、残酷なのかそれとも…。
観終わってから、藤井道人監督がなにを言いたかったのか、ずっと考え込んでしまった。
単なる社会派ドラマとしてでなく、極道もんの生涯を描いたのでもなく、
なんだろう、この喉の奥に突っかかったままの異物がとても気になる。
しかし藤井監督がこういう設定の映画を撮る時、
一度は必ず背筋が凍るような場面を敢えてこしらえるのは、
なにか意図があるのだろう。
今はまだ解らないけど。
にしても綾野剛のキレ... 続きを見る
主題歌がマッチしている
内容はよくできたサスペンスっという感じでした。
予告編ではサスペンス色が強かったけど、実際は恋愛や友情などの
要素が盛り込まれていたので素直に楽しめました。
ラストはなんとなく読めていたものの、深いところまでは読み切れてませんでした。
ただ、読もうとせずに観たほうが絶対に面白と思います。
いろんな感情が湧き出て放心していた時にかかった主題歌がとてもよかったです。 続きを見る
ホラー感は薄いので美青年2人の活躍を楽しめ!
この映画は見える男と祓う男、美青年2人がキャッキャウフフと霊を祓うバディムービーである
だいぶ偏った説明で申し訳ありません
でも間違ってないと信じてる笑
昔からバディものとくればムサいオヤジ(兄貴)が根性と拳で難事件をスカッと解決ってのが定番だったのだが上記の要素が一つもなく時代が変わったことを痛感するよ。ちくしょーめ(泣)
ホラーっぽさを期待していたが冒頭にちょいグロがあるだけで全体的... 続きを見る
朴正煕大統領殺害を参考にしたフィクション
1979年10月26日に韓国で起きた朴正煕大統領射殺事件を参考にしたフィクションとの事。
過去の資料を見ても実際の殺害現場も似たような場所だし日付も合わせている。
どこがフィクションなのかわからないが、まだ子供達も生存してるから不明点などを描いてる所があったり名誉毀損を回避するためにフィクションと言ってるような気もする、ドキュメンタリーのような作品。
軍事革命で政権を掌握すると独裁政権になり... 続きを見る
日本社会の変遷と"古き良き(?)"ヤクザの衰退 --- 試写会
オヤジとアニキ。日本社会の変遷と共に描かれるヤクザの衰退、そして何より家族(像)の物語 =【父権・オヤジ像の変化?】。作中何度も映し出される【工場】から出る煙のようにやがて消えていく定めか……。
1999年パートからのタイトルで鳥肌。けど、ワルにはあまりに気の良さそうな弱っちい奴の末路や、主人公と関わる女性の気丈さ。…など、とりわけ2005年パートにおける脚本(設定、展開)の点での既視感にも... 続きを見る
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