ラブストーリーを主軸に、特攻隊員達の心情に迫る群像劇
本作の公開日12月8日は何の日かと問われて即答できる人は少ないだろう。太平洋戦争開戦日。日本の真珠湾攻撃が行われた日である。あの日から82年後に本作が公開されるのは単なる偶然ではなく作り手の強い意図を感じたので心して鑑賞した。
本作は、特攻隊員と現代からタイムスリップした女子高生のラブストーリーが主軸であるが、特攻隊員達の群像劇でもあり彼らの心情に真摯に迫る感涙作である。
本作の主人公・... 続きを見る
見終わった後の興奮が止まらない
完全に期待を上回ってきた。ラストのルマン24時間耐久レースでは、アドレナリンが出っぱなしで、涙も脳汁も出っぱなし。ニール・ブロムカンプ監督が繰り出すSFエンタメテクニックには、驚嘆と感動しかない。
ニュルブルクリンクのアクシデントのリアルな描写には、息が止まった。それだけじゃなくて、アクシデント後の人間ドラマがエグい。とんでもなくヘビーな精神へのダメージが伝わってきて、ここで物語が終わ... 続きを見る
「歌」が全面に出ていた前2作品とは異なり、勢いで物語を展開させるのではなく「3.11」というリアルに向き合う意欲作。
「君の名は。」と「天気の子」の新海誠監督作品に共通する独特な特徴に、月刊オカルト情報誌「ムー」の登場シーンがあります。 確かに、2作品とも超常現象的なものが題材となっています。
そして、本作では、「地震」をオカルト的な捉え方で表現しています。
オカルト情報誌「ムー」のような発想をPOPなアニメーション映画として「エンターテインメント作品」に仕上げる、というのは容易いわけではなく、独自性のある... 続きを見る
中村佳穂の歌声だけ楽しみました。
中村佳穂さんが歌う曲は素晴らしく、
冒頭のライブシーンもとてもワクワクさせられました。
肝心のストーリーは…。
今回も脚本は細田守自身とのことで納得の出来笑。
親子観も友情観も恋愛観も全てにおいて、
どこかズレているので全く共感できず。
簡単に50億人の前に顔を晒せという幼な並みと、
そんなこと主人公ができるわけないじゃん!と
言い張る友達の掛け合いは爆笑もんです。 続きを見る
坂元裕二脚本×土井裕泰監督によって、飽和状態にあった恋愛映画で新たな名作が誕生した!
「花束みたいな恋をした」はタイトルからも分かるように、「ラブストーリー映画」です。しかも、かなり直球の部類かもしれません。なので、さすがに「ラブストーリー映画は飽きたかな」と思う人もいるでしょう。
でも、本作は見てみれば、「かなりの直球」ながら、「思いっきりエッジの効いた作品」で、私は「ラブストーリー映画に新たな名作が誕生した!」とさえ思っています。
まず、連ドラ全盛期から今に至るまでヒット... 続きを見る
歌舞伎への深い愛を感じる力作。一方で描くべき内容が多すぎるのか予備知識が少ないと感情移入しにくい面が課題か。
本作は歌舞伎の演技シーンを中心に強いこだわりを持って描かれている力作なのは間違いないでしょう。
役者たちの演技も文句なしに素晴らしく、その熱演は見る者を惹きつけます。
ただ、歌舞伎や原作小説の予備知識があるかないかにより、かなり見え方が変わるでしょう。
歌舞伎の知識が乏しかったり、原作未読の状態で見ると、「時」の経過に伴う場面などが断片的に見えてしまったり、状況をつかみきれず感情移入しにくい... 続きを見る
ありがと 二回目IMAX 三回目吹替版
三回目を吹替版で
字幕の時にはよくわからなかった、何のために何をしてて、どうなったのかがよくわかった。吹替版オススメ。
ただ、あれをこうするためにこうなってこうしてる、ってのがわかって観ると、さらにツッコミたくなるけど、とにかくトム・クルーズありがとう。
愛する人のために。見知らぬ人のために。
(5月31日)
23日からじゃなかったのか。慌てて観に行っ... 続きを見る
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