「泣ける」という煽り文句が好きではない方にもオススメ
突然だが、「泣ける」という言い方が好きじゃない。「泣ける」って、何なんだ。水道の蛇口じゃあるまいし、そんなに勝手に涙が出たり引っ込んだりするものか。そんなひねくれものの私だが、気づいたら箱ティッシュを一箱あけていた。
余命ものも「泣ける」という煽り文句そのものも苦手なこの私が「何故、観ようと思ったか」を突き詰めていくと、「そこに、推しがいたから」にたどり着く。そう、King & Princ... 続きを見る
人を好きになるだけでも素晴らしい‼️❓驚愕の事実とは‼️❓
好きとゆう意味すら理解出来ない彼と添い遂げようとする彼女の不安と勇気。
アニメや中学生ドラマでは、ほのぼのと観ていたのに。
余談だが、朝ドラ、半分青い、では、永野芽郁が相思相愛と確信していた佐藤健や中村倫也にことごとく振られてしまう、そうゆう好きじゃないと。
でも、にしかたは、そののものが欠落してるんですね、原作者大丈夫ですか、改変じゃないですよね。
からかうのは、それを予感してたからでしょ... 続きを見る
極めひと・白石和彌の“新たなる代表作“
ラストに向かい潮のような感動が堰を超えて押し寄せて来る。
そんな稀有な体験をした。
時代劇を初監督した白石和彌。
やはり只者ではない。
初時代劇でも到達した頂きは高く、
望むか望まぬか知らぬが高みを極めてしまう孤高の人である。
主役を演じる草彅剛の貧乏長屋の浪人・柳田各乃進。
この映画の原作は古典落語の人情劇だという。
その格乃進だが、
はじめ、中盤、そしてラスト、
顔も表情も佇まいも一変す... 続きを見る
人間とエイプスは共存できるのか?
1968年にチャールトン・ヘストン主演で公開された最初の『猿の惑星』のラストシーンの衝撃は、幼心にも鮮明に覚えているし、映画史に残るワンシーンとなった。あれから56年の年月が流れる中、シリーズ化もされて、原作をリブートした本シリーズ第4弾となる本作は、前作から300年が経った地球を舞台に描かれている。
人間の文明が栄華を誇った地球上も、今や廃墟となってジャングルと化した。そこには、人間との... 続きを見る
アオサギ、特殊詐欺、フィッシングサギ
久しぶりの映画館鑑賞となりました。映画館は北陸初のIMAXシアターも増え、各スクリーンの扉も新しくなっていた・・・まるで別世界に迷い込んでしまった感覚に陥りましたが、映画そのものも別世界に。所々宮崎駿作品らしいというか、過去作へのセルフオマージュを散りばめられたような映像・演出部分(特に湯バーバ)にほっこり。ちいかわまで登場・・・笑笑
アオサギ、ペリカン、インコという鳥の世界。神隠しに... 続きを見る
人類に委ねられ、思考を促す一作
原子爆弾を作り出した天才科学者の人物研究とも言うべき本作は、二つの時間軸を行き来しながら主人公の人となりを描き出す。カラー部分はいわば自分がどこへ向かうのか正確には予測し得ないまま突き進んでいく若き日の世界。対するモノクロ部分は決定的な出来事が起こった後、自らが何をもたらしたのかを知っている世界。同一人物の似て非なる二つの側面によって物語を組み立てたノーランの試みが実に興味深い。科学、政治、... 続きを見る
オッペンハイマーの半生が軸の作品!
本作はオッペンハイマーの半生を軸にした作品ですね。
原爆がどのように扱われているのか、そこに着目されている方が多いのかなとも思いますし
日本での公開が遅れたのもそこかなと想像するのですが
そこが軸ではなく、つまり、そこを描きたい映画ではなくて
オッペンハイマーの半生を描くのが本作が伝えたかったことなのだろうと感じた次第です。
原爆実験がたぶんいちばんの見せ場になっていますし、
日本へ原爆... 続きを見る
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