作品構造はおもしろいが、引っかかりも多いかな
本作は東野圭吾さんの小説の映画化らしいですが、そんなことは全く知らず、原作も未読です。でも、ミステリーは大好きなので、予告に惹かれて公開初日に鑑賞してきました。
ストーリーは、新作舞台劇の主役オーディションとして集められた男女7人が、「大雪に閉ざされた山荘」という設定で4日間の合宿に参加するが、一人また一人と誰かが消えていき、仲間内に殺人犯がいるのではないかと疑心暗鬼となる中で、その裏にあ... 続きを見る
期待しすぎましたし、宣伝文句が過剰な気がする……
久しぶりの北野映画を楽しみました。
よくも悪くも北野武監督にしか撮れない本能寺の変なんだとは思います。
表面的な時代考証などにこだわらず、歴史の表舞台に出てこないキャクラターが重要な役割を果たしたり、と「今までにない本能寺の変」であるのは事実で、全体としては十分に楽しめました。
ただし、笑いとシリアスさのバランスもどっちつかずで、座頭市ほどの突き抜けた映像表現があるわけでもないです。また、... 続きを見る
その正義は誰になにをのこしていくのだろうか
歪み捻じ曲げられた時間は
決して消えることはない
心のなかに燻り続けるものを
小さなからだは
震えをとめる術もなく
繰り返し繰り返し
みえない記憶に置き換えて
自分のなかにそっと置き
ともに生きていく
せめて命が果てるときに
もうなにも
思い出すことがないように
それだけを救いに
逆境のなかで
理解され守られたことへの恩は
いまここに生きていられる自分が
証明する
その存在への安心... 続きを見る
見れば見るほど面白くなる作品
【初回の感想】序盤から物語が動くのですぐに引き込まれ、中心の3人の繋がりが明らかになるにつれて息苦しさを感じる。最後救いがあったのかどうかは観る人次第。ミステリーだが恐怖はなくて、理不尽さにまっすぐな感情が掻き乱されるような、重いと言うより冷んやりした映画。最後のエンドロールの曲で体温戻る感じ。
【3回観た感想】初回は杉咲花さんの迫力の演技に圧倒された部分が大きかった。何度かみるうちに馨の心... 続きを見る
ザ・EnteRRRテイメント!!
まぁー、色んな人に勧められた。
ゆえにハードルが上がった上がった!
それでも面白かった!!色んな意味で。
インド映画は初めてだったけど凄かった。
痛快エンターテイメントとはこう言う映画の事を言うんじゃね。
なんと言っても主役の2人が良かった!
あと音楽も良い。勝手に身体がリズムを取ってしまう。
気付けば終始笑って観てた気がする。
ただ長いね。個人的には面白い映画は繰り返し観るけど、この作品は... 続きを見る
日本人が向き合わなくてはいけない映画
関東大震災から100年目のその日にこの映画を見る事が出来た意味を考えたい。
怖い。怖い。ひたすら怖い。
日本人は世界的に見ても善良で平和的な民族であるという“うぬぼれ”を、この映画は木っ端微塵にぶっ壊してくれる。
テレビドラマでよく見かける「地方の村の閉鎖的な環境や因習による犯罪」は、もしかしたらその地方に限ったではなく、もしも何かとんでもない事件・事故が起きれば、日本中どこの街でも起... 続きを見る
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