赤と白と黒が織りなす極上の映像美
教皇選挙(コンクラーベ)というコアな題材を扱いながらも、現代社会が抱える人種や性別、果ては個人的な価値観といった問題を浮き彫りにし、真の多様性とは何かを観る者に問い掛ける大傑作。
最早、全てのシーンが絵画。
丁寧に作り込まれた美しい映像の数々に目を奪われっぱなしでした。
壁を背に映し出される黒い服の聖職者たち、白い傘を差した無数の人が噴水の周りを通る真上からのカット、赤い服に身を包み投票... 続きを見る
『ルックバック』したことで気づく絆と成長
2025日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品に輝いた本作。小学校時代から、漫画家を目指してきた2人の少女の青春群像劇。自分の娘も漫画家をしており、高校時代からいろいろな作品投稿をし認められ、集英社からこれまでにも何冊かコミックも出している。しかし、コロナ禍となり、思うように絵が描けなくなり、一時は挫折し、この世界の光と影を味わってきた。今は、背景アシスタントをやりながら、復活を目指して頑... 続きを見る
敵は自分の心の内に有る‼️❓
筒井康隆は六十過ぎに七十過ぎの主人公の自称録のようなこの小説を書いたらしい。
綺麗な教え子、バーのバイト女子大生、エロい、ジジイには刺激が強すぎる、妄想だとしても、そのソースは、多分、ジジイの同時進行では無く、現役時代に源があるのだろうが、妄想で自慰する爺い、良い響きだ、そんなジジイになりたいもんだ。
料理もする、これも妄想なんだろうな、カツプメン食べてるシーンもあるし。
原作が生々しく挿入... 続きを見る
理想のローマを追い求める血脈
リドスコ監督、何度目の全盛期ですか?
各シーンで決めショットが冴え渡るし、最後の決闘シーンの演出は、血の気が多くないとできない。多分、肉食だね。
あの時代に闘技場に水を張って模擬海戦するなんて、ローマ帝国の国力の凄さがわかる。サメは、リドスコ監督の遊び心なんだろうけど。
動物といえば、対戦相手として登場する凶暴なマントヒヒ。B級感のあるクリーチャーが壮大な歴史物に出てくる意外性があ... 続きを見る
大切な人の本心は知ろうとせず‼️❓感じるべきかもしれません‼️❓
最後に池松壮亮に手を添えたのは過去を持つ彼女でしょうか。それが本心だと。池松壮亮は原作に惚れ込み、企画して、映画となる、だからいつも以上に憑依しています、それだけで鑑賞の価値ありです。母をAIで再生して、VRで交流する、AIでアツプデートして、本心にたどり着く、いつも感じていたはずなのに、それで気づくのですね、でも、入力した人の想いは、そのデータで、本心かどうか左右される、あくまでも関わる人... 続きを見る
前情報あまりいれなくて良かった
評判がいいらしい、だけで観て、いや、良かった。
あの展開は想像できてもよかったはずだけど、高坂殿の芝居や雰囲気がよくて目の前の話を楽しんでいたところだったから、熱くて「おお!」となった。
序盤のおにぎりやケーキもグッと来た。
会津藩の悲劇に限らず、自分たちのいまいる場所は生と死と歴史の積み重なった先にあることにふと想いを馳せられた。
つい笑ってしまうカットと、うるっときてしまうカットが、それ... 続きを見る
世界中のスタントダブルに愛を❤️
賑やかな映画だろう、エミリー・ブラントとライアン・ゴズリングが主演だからなんかある、楽しみ~でやっと見ることできました!⭐️5つでは足りません。泣けるとは思わなかった!
いろんな映画(タイトル、役名、俳優名、シーン)がいろんな形で言及・引用されているのがすごく面白かった。衣装、小道具、消えものに始まり、カーアクション、水上&水中、落下、ヘリコプター、飛び降り&飛び乗り、火だるまとワクワクが... 続きを見る
まとまりのよい優等生的ゴジラ
日本初のアカデミー賞視覚効果賞受賞作。
【ストーリー】
特攻隊パイロットの敷島は、機体に不調ありと着陸した大戸島の整備基地で、島民たちの口づてに伝承される怪物・呉爾羅(ゴジラ)に出くわして守備隊基地全滅を目のあたりにする。
戦後になってもその時の心理的外傷を引きずり、家族は空襲で死に絶え、敷島は生きる意味を見失っていた。
途方に暮れていたある日、焼け野原となった東京で出会った典子と、押しつ... 続きを見る
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