ナチ刑法175条
劇場公開日:2024年3月23日
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解説
かつてドイツで施行されていた同性愛を禁じる「刑法175条」を題材に描いたドキュメンタリー。
1871年に制定され、1994年に撤廃されるまで120年以上にわたって存在した刑法175条。特にナチスドイツ支配下で男性同性愛者は激しく弾圧され、同法によって捕まった約10万人のうち1万から1万5000人が強制収容所へ送られて強制労働や医学実験に供された結果、生存者は約4000人、本作の製作時に生存を確認できたのはわずか10人に満たなかったという。6人のゲイとひとりのレズビアンによる証言を通し、その衝撃的な事実に迫る。
アカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞した「ハーヴェイ・ミルク」のロブ・エプスタインと、同作のスタッフだったジェフリー・フリードマンが共同で監督を務め、イギリス人俳優ルパート・エベレットがナレーションを担当。2000年・第50回ベルリン国際映画祭で最優秀記録映画賞と審査員特別賞を受賞するなど世界各地で数々の映画賞を獲得した。2024年3月、デジタルリマスター版にて劇場公開。
1999年製作/81分/アメリカ
原題または英題:Paragraph 175
配給:パンドラ
劇場公開日:2024年3月23日
スタッフ・キャスト
- 監督
- ロブ・エプスタイン
- ジェフリー・フリードマン
- 製作
- ロブ・エプスタイン
- ジェフリー・フリードマン
- ジャネット・コール
- マイケル・エレンズバイグ
- 脚本
- シャロン・ウッド
- 撮影
- ベルント・マイナース
- 編集
- ドーウン・ログスドン
- 音楽
- ティボル・セメズー
- ナレーター
- ルパート・エベレット