怪物の木こりのレビュー・感想・評価
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サイコパスは●●●●をしない。
怖くて悲しい映画でした。
サイコパスで極悪弁護士の主人公と、 「怪物のきこり」に扮した殺人鬼との対決を描いた映画で、「怪物の木こり」が随所に現れ主人公に襲いかかります。
よく考えられた原作のせいか流れがスムーズで、R12なのでスプラッターシーンは控えめです。
主人公の亀梨さんのサイコパスぷりは見事でしたが、行動変容時の演技は物足りませんでした。
菜々緒さんと渋川さんの組み合わせは、すごく凸凹で面白かったです。
パンクズから考えると犯人探しは難しくないのですが、話し運びが犯人を覆い隠していたように感じます。
エンドロールで、「サイコパス監修 中野信子」を見つけ、「ほんまでっか」と嬉しかったです。
消化不良
163本目。
席がどれだけ埋まってるか不安だったけど、あれま、意外とな感じ。
原作未読。
脳内泥棒?探しは、自分の予想がハズレたけど、プロファイリングって、この作品に必要かと思ってしまう。
ある意味、犯人探しを混乱させてはいるけれど、不要な感じ。
脳内チップも、実際にある話なのかは知らないけれど、ピンとこない。
洗脳とか催眠術とかの方が、まだマシなのかなとも思ったりもする。
いや、これも無理があるか。
当然と言えば当然の帰結で、消化不良な感じ。
偏ったサイコパス像を正したいのかな?
今やテレビやYouTubeでも当たり前のようにサイコという言葉が使われるようになっているのでとてもセンセーショナルなテーマだと思います。もちろん曲解ですが...
まず、医師や弁護士って肩書きに稚拙さを感じました。
身近な優秀な人もサイコパスな可能性があるって言いたいのかもしれませんが、それらの設定は全く活きていません。
弁護士として、手段を選ばない描写があるかと思いきや、全くなし。
それどころかと冒頭で足が着いて、相手を殺し、火消しをしてもらうところから始まります。
ネット上なんかだと、サイコパスを特別視というか英雄視するような人もいるので、
彼らにサイコパスは完全無欠なのではなく、脳の一部が違うだけの人だって言ってるんですかね?
そして、なによりサイコパスが動物を殺すのになんの躊躇いもないってのがあまりに安直といいますか、専門家(菜々緒)もいるのだから、他にこういった一面もあるって言って欲しかったです。
ミステリーという感じでもないですし、サイコパスvs殺人鬼って程でもない気が…
原作にしかない良さ、映画にしかない良さ
今回の作品を鑑賞して、原作には原作の良さがあり、映画には映画の良さがあると感じた。
原作を忠実に再現していると言うよりは原作を映画にする為に作成したもう一本別の作品という感じがした。小説を映画にする際に行われる足し算と引き算が上手に出来ていて、映画化する事でしか表現できない感情のニュアンスや、サスペンスらしい緊迫した場面の雰囲気など、小説を映画にした際に起こりがちな、「あの場面省くのか!」や「そんな場面要らないよ!」といったのが無く、原作を読んだ人にも別の楽しみ方をもたらしてくれる作品であった。三池監督らしい血を見せる際の背景は映える白を基調とし、わざとらしいぐらいに血を吹くシーンなど三池節も所々見受けられた。
私個人としてはキャスト陣に少し物足りなさを感じた。主人公、二宮(亀梨)はサイコパス×弁護士という設定で年齢は30代という若きエリート。この役で亀梨君は映像映えはするものの、シリアスな雰囲気でサイコパスの振る舞いをする演技では顔が綺麗過ぎるので浮いてしまう印象があった。その親友である杉谷(染谷)は俳優として一流のはずなのだが、サイコパス感を出そうとしてセリフが凄く棒読みだなと感じた。
全体的にキャストの顔が美男、美女揃いなのでサイコスリラーな場面において絵面が綺麗すぎる印象を持った。私としてはもっとグロくて緊迫感が半端ない様な作品を想像していたので物足りなさを感じた。
小説と映画で自分が想像していた表現に乖離が生じるのは良くある事で、この違いも含めて、私個人としての物足りなさはあったが、全体的に満足度の高い作品になっていると思う。
菜々緒はハマり役を得た感。
脚本の整理不足。
なまじ各人の動機が説明されるだけに、
その半端で常に失速。
特に終盤。
菜々緒はハマり役を得た感だが、
本作が最善と思えず。
三池またもケレン薄く、
怪作快作の極道大戦争を最後にもう普通の監督か。
非支持。
設定のご都合感
吉岡里帆ちゃんが可愛く、重要な役柄は染谷将太と中村獅童なら間違いないなぁ、とは思いつつも。
事件根幹の設定がファンタジーすぎて、ノれませんでした。
脳にチップを埋めて、普通の人間をサイコパスにする実験の被験者?
まだ実用化されてない、どうにか治験が承認された段階の技術だし。
それも身体が不自由な人間が機械と接続して肉体の動きを補助するものであり、そんなロボトミーみたいな技術じゃないし。
石ノ森漫画版『仮面ライダー』で、ショッカーに脳改造された一文字が、本郷と戦って記憶と良心を取り戻し、2号になる話のトレスっぽく。
エンドロールに「サイコパス監修」って役職があったけど、サイコパス設定がご都合すぎて、何が何やら。
三池さんらしく、演出は平板だし。
1,000円「映画の日」に観られてよかった。
結構楽しめたが、映画にする必要あったかぁ?SPドラマで充分な気が・・・!?
一年で一番映画が安い日「映画の日」なので、鑑賞ポイントを稼ぐ為に観る3本目!3本の中では一番物語に入り込めて楽しめたが、映画的な派手さに欠ける!怪物の正体も意外な人物でもなかったし・・・。やはり、映画はスカッとした気持ちで劇場を後にしたい!
裁かれるは人格でなく行動
費用と時間を遵守する事で業界受けの良いバイオレンス監督三池崇史氏。個人的には結構好きな一人だが、当たり外れの大きさも否めない。そして今回は…真ん中?なんというか、「明日には記憶にないであろう昼御飯」といった趣き。オープニングがクライマックスだったのは良かったんだけどなぁ。映画館(映画)ファンからすると昨今は"韓流バイオレンス"に馴れてしまっているし渇望してしまうから、どーしてもこの手のファッションサイコ邦画はいまひとつ消化不良だったりするかも。「ミュージアム」「キャラクター」も入り口はワクワクしたが出口でまったりしちゃったので、致し方なしか。菜々緒さんが無駄に(←大事)"闇"の匂いを纏っていたのは良い感じでしたね。そして安定の渋川清彦さん。
サイコパスVSプロファイラー
面白かったけど予告で期待したほどではなかった。もう少し攻めた感じに仕上げてハラハラドキドキさせて欲しかった。怖くないサスペンスと映画:怪物の間って感じ。(笑)
中村獅童さん、菜々緒さんでレベルを上げた映画でした。
深海魚
三池監督が手がけるサイコパスもの、冷酷な弁護士vs殺人鬼、おっとこりゃ〜面白いだろうとセンサーがビンビンに働いて、公開を楽しみにしていました。映画の日のスタートは今作はじまりでした。特典はポスターが貰えました。
原作は未読だったので、予告やあらすじでなんとなくの物語を辿っていきましたが、まさかの展開に心躍りましたし、サスペンス要素も物語にしっかりと活きていたので2時間止まる事なく楽しめました。
目的のためなら手段を選ばない敏腕弁護士が仮面を被った殺人鬼に襲われ、それをきっかけに脳に異変が起きるものの、なんとかして殺人鬼をとっちめようみたいな感じのあらすじです。
今作の1番の特徴で、しっかりと驚かされたのが脳内チップが壊れる事によって、サイコパスとしての感情が薄れていき、今までやってきた悪行の数々を後悔してしまうという、脱サイコパスの物語になっていくのが面白いなと思いました。
サイコパスの子供を持っているから、それを治すのではなく、周りの子供をサイコパスにしてやろうという、えげつない作戦を思いついた夫婦の動きとかをもっと観たかったなぁと思いました。
なんやかんや、純粋に人間とか動物とかを実験の類にしか思っていない杉谷がヤバイやつだなと思いました。既に何人もの人間を手にかけてる事をサラッと話しましたし、実験台として飽きていたはずの猫を持ち帰ってまでいじりたいなどなど、表情や仕草の変化が少ないからこその純朴なサイコパスがそこにいました。1番救いようがないですし、本人もこれでいいと思ってそうなので、彼が出てくるたびウキウキして観ていました。
「スマホって本当に体に悪いんだね!」(物理)は悪趣味極めててキラーフレーズでした。
若干残念だったのは、三池監督の悪趣味さやエグさが抑えめだったかな〜というところです。全体的に出血量はしっかり出ていますし、染谷くんの静かなサイコパスな感じは中々良いんですが、「初恋」で観たクレイジーさがどうにも忘れられず、それを超えるものを期待してしまった自分がいたので、予想通りで止まってしまったなぁという印象です。アクションもちょいちょいはありますが、そこまで多くないですし、既視感のあるものだったので、意外性は無かったかなと思います。
血しぶきブシャーは出すぎだろ笑と思いましたが、そこはなんだかコメディ色の三池監督がひょこっと顔を出したなと思いました。
オチもまぁ想定内な感じなので、やっぱ殺されちゃうよなと腑に落ちてしまいました。
役者陣の演技、それぞれの味が出ていたのは良かったと思うんですが、主戦場がシネコンからミニシアター系、舞台と幅広いのもあってバラバラになっていたかなと思いました。様々な役者を揃えて、一同を介して演技するというものの難しさを今作で改めて感じさせられました。
中村獅童さんはマジで最高でした。サイコと常識人の切り替えの緩急の付け方が絶妙でした。
原作はまた違うラストみたいなので、映画から原作に入る形で読んでみようかなと思います。映画の日、1本目は幸先の良いスタートを切れました。
鑑賞日 12/1
鑑賞時間 9:10〜11:20
座席 H-12
サイコパスの人多すぎて頭がパニックになりながら観ました。亀梨くんの...
サイコパスの人多すぎて頭がパニックになりながら観ました。亀梨くんの眉毛整いすぎていたのと、この短期間で首から上を切る映画多すぎて話が入ってこないことが多々ありました(笑)
ストーリー展開は早めで飽きは来なかったかな?まずまずの映画でした。
怪物vsサイコパスという感じの映画ではない
原作未読。
予告では異常な2人が壮絶なバトルをする映画かと予想していましたが焦点がそこではなかったようで割と良い話になってしまいました。ちょっとサイコパスの表現が安直だったりストーリーの荒さが目立つかな?亀梨くんはかっこよかったです。
無慈悲なサイコキラーバトルが見たかったのですが、良い話の映画として楽しめたので星3.5です。
化学反応が面白かった
絵本ってどこか怖いと思ってたけど
絵本、子どもの声、最初から最後まで、いろいろな意味で怖いです。
怖いのが苦手な人でも見れると思うし、程よい怖さが面白いです。
亀梨和也の個性、目力、運動神経、オーラが全開でした。
染谷将太さんとのコンビがまた奇妙で面白い。
吉岡里帆さんの可憐さが涙を誘います。 映画賞きそう。一見の価値ありでした。
脳チップ?
原作読んでたからいいけど肝心の「脳チップ」の説明があまりないのでコレ本読んでない人わかるのかな?と思いながら見てました。
三池監督の小説を映画化したやつって「風に立つライオン」とか「藁の楯」もそうなんだけど、なんかストーリーをさらっと継ぎ足して終わりって感じで消化不良感が残るんですよね。キャストを見た時これは面白くなりそうって思ったんだけどなぁ。何がいけないんだろう?脚本?演出?編集?亀梨くんと染谷くんの関係性も希薄だし人間を描くのが苦手なの?
死体は転がってるけどバイオレンスシーンは無し。
「首」見たあとだったんでエグい死体は大丈夫でした。笑
予告編から期待してた感じの話で良かった!
ちょいちょい最近本編前の予告編で流れてて、内容的にドストライクなジャンルでこれは絶対見にこよう!と期待してた作品で早速初日に見てきました。予告編で見た感じのイメージそのままで期待を裏切らない三池監督のアクションものって感じでした。全体を通して展開もテンポよく進んでいき、内容的にも細かいところ突っ込まなければ全然楽しめました。ラストもいわゆるダークヒーロー系の話にありがちなラストでベタな終わり方かもしれませんが自分的には良かったですね。ただ、なぜに亀梨君がこんなに無敵なのか、斧で頭ぶん殴られても回復力高いし、何か特殊能力あるの?と思いきや、そこは何も説明なく。あくまで生身の人間キャラのようです(笑)あと吉岡里帆がひたすらにめちゃめちゃかわいい!最後はちょっとあれだけど、とにかく吉岡里帆の可愛さを改めて実感しました(ただの吉岡里帆ファン)あと、中村獅童はクズキャラうまいですね!実際、プライベートも飲酒運転不倫でクズキャラだから嫌いですが、やはり彼の役者としての演技は上手いなーと思いました。
意外性があっておもしろい
ハリウッドはじめ海外からやってくる大作にスケール感で劣る邦画は、筋書をなにより大事にすべきだと思っています。
この作品の筋書は意外性があって面白かったです。
(まあ、出演者のランクからこの人が黒幕かなあと推測した人がやっぱり黒幕でしたが・・)
浦沢直樹はどう思うだろう
これ、MONSTER感が凄いんですが、、、
1. 511キンダーハイムでの洗脳を
脳内チップに置き換えて、
2. 名前のない怪物を怪物の木こりとして。。
3. 絵本の擬音語のくだりも、、、
ムシャムシャゴックン
バリバリ グシャグシャ バキバキ ゴクン
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