違国日記

劇場公開日:

違国日記

解説

コミック誌「FEEL YOUNG」で2017年から2023年まで連載されたヤマシタトモコの同名漫画を映画化し、人見知りな女性小説家と人懐っこい姪の奇妙な共同生活を描いたヒューマンドラマ。

大嫌いだった姉を亡くした35歳の小説家・高代槙生は、姉の娘である15歳の田汲朝に無神経な言葉を吐く親族たちの態度に我慢ならず、朝を引き取ることに。他人と一緒に暮らすことに戸惑う不器用な槙生を、親友の醍醐奈々や元恋人の笠町信吾が支えていく。対照的な性格の槙生と朝は、なかなか理解し合えない寂しさを抱えながらも、丁寧に日々を重ね生活を育むうちに、家族とも異なるかけがえのない関係を築いていく。

新垣結衣が槙生役、オーディションで抜てきされた新人・早瀬憩が朝役でダブル主演を務め、槙生の友人・醍醐を夏帆、元恋人・笠町を瀬戸康史、朝の親友・楢󠄀えみりを小宮山莉渚がそれぞれ演じる。監督・脚本は「PARKS パークス」「ジオラマボーイ・パノラマガール」の瀬田なつき。

2024年製作/139分/日本
配給:東京テアトル 、ショウゲート
劇場公開日:2024年6月7日

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(C)2024 ヤマシタトモコ・祥伝社/「違国日記」製作委員会

映画レビュー

4.5人は寄り添える

2024年5月21日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

楽しい

萌える

ヤマシタトモコさんの同名漫画を、新垣結衣さんと、オーディションで抜擢された新人・早瀬憩さんのダブル主演で映画化した本作は、人見知りな女性小説家と人懐っこい姪の奇妙な共同生活を通して「人は分かり合えなくても寄り添うことができる」という強いメッセージが伝わってくる。
大嫌いだった姉を亡くした35歳の小説家・高代槙生は、姉の娘である15歳の田汲朝に無神経な言葉を吐く親族たちの態度に我慢がならず、朝を引き取ることにする。
そんな他人と一緒に暮らすことに戸惑う不器用な槙生を、親友の醍醐奈々や元恋人の笠町信吾が支えていく。
対照的な性格の槙生と朝は、なかなか理解し合えない寂しさを抱えながらも、丁寧に日々を重ね生活を育むうちに、家族とも異なる掛け替えのない関係を築いていくことになる。
瀬田なつき監督がメガホンをとった本作では、ダブル主演の新垣さんと早瀬さん以外に、槙生の友人・醍醐奈々役で夏帆ささん、槙生の元恋人・笠町信吾役で瀬戸康史さん、朝の親友・楢えみり役で小宮山莉渚さん、そのほか、銀粉蝶さん、染谷将太さん、中村優子さん、伊礼姫奈さん、滝澤エリカさんが共演している。
これらの人々が、主人公たちに寄り添い、言葉を紡ぎ、人生の背中を押してくれる様が我々にも伝わり、心に温もりの余韻を残します。
#映画違国日記

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玉川上水の亀

4.5生ガッキー

Nさん
2024年5月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

完成披露試写会で鑑賞。生のガッキーをおがめて幸せでした。前髪パッツンでした。背高くてかっこいいんですが、しゃべるとゆったりしていてナチュラルで、初舞台で緊張している早瀬さんを微笑ましく見ている感じが素敵でした。この早瀬さんも緊張はあるものの、すごーくしっかりした挨拶、自分の言葉でのコメントに、初々しさと人柄が滲み出てて素敵でした。

映画は登場人物が少なく丁寧に描かれているので、見ていて引き込まれました。ガッキーはキラキラかわいいではなくて、ちょっと怠惰なこんな感じが今は一番合う気がしますね。素敵なサバサバ感で好感持てました。早瀬さんもまだまだこなれきれてない演技が逆に素敵な初々しさとなっていてよかったです。夏帆の絶妙な明るさも和みますね。

他人は他人、完全にわかりきることはできない。それを前提にしつつも、温かい雰囲気たったり、自分の人生なんだから自分の好きなように生きなきゃね、という感じだったり、なんか元気のもらえる作品でした。

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N
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