劇場公開日 2024年6月7日

違国日記のレビュー・感想・評価

全293件中、1~20件目を表示

3.5“かけがえのない時間”

2024年6月27日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

幸せ

 両親を亡くした傷心と、母親とは異なるちょっと変わった大人の女性との同居生活に戸惑う思春期の少女。新垣結衣演じる人付き合いが苦手な小説家の槙生と、早瀬憩演じる天真爛漫な少女・朝のコントラストが互いの心を動かしていき、次第に心を開き交じり合っていく様が心地よい作品です。

 脚本と編集も手掛けた瀬田なつき監督は、本作でも映画制作の喜びに溢れたようなシーンを生み出しています。中でも夏帆が演じる槙生の友人・奈々を交えた3人のシーンでは、早瀬の初々しい演技を生かしたような余白のある演出が印象的。まるで役者のリアクションに委ねたような“かけがえのない時間”から自主製作映画を思い起こさせる自由さを感じることができます。

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和田隆

4.5安易に共感しない女性同士の連帯を描く。関係の変化を促す触媒としての脇キャラたちもいい

2024年6月7日
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鑑賞方法:試写会

悲しい

楽しい

ヤマシタトモコによる同名漫画は未読ながら、映画「違国日記」鑑賞後にネット記事の原作者インタビューで作品に込めた意図や印象的な数コマに触れ、漫画で描かれた人物像や空気感を尊重し適切に実写化できているように感じた。槙生役・新垣結衣と朝役・早瀬憩のキャスティングもはまっているし、原作連載時期が2017年~23年と近く時代背景をほぼそのまま生かせたのも無理のない脚色につながったはず。

瀬田なつき監督が2020年に発表した「ジオラマボーイ・パノラマガール」も漫画原作だが、岡崎京子が1988年に描いたバブル期の高校生男女の恋愛模様を、令和の東京に舞台を置き換えて実写化するというかなり無理筋の企画だったせいか、ストーリーもキャスティングもうまくかみ合っていない感じを受けた。2作の比較で言えば、「違国日記」のほうが断然好みだ。

「違国」という造語で強調されているように、人はみな違う存在で、考え方も感じ方も違うのだから、安易に気持ちが分かるとか共感できるといった馴れ合いはしないが、違いを認めたうえで寄り添ったり支え合ったりすることはできる。そうしたメッセージは昨今の多様性尊重の流れにも沿う。

マンションで一人暮らす小説家の槙生が両親を失くした朝を引き取ることになり、ぎくしゃくした同居が始まる。そんな2人の関係が、槙生の友人・醍醐(夏帆)や朝の親友えみり(小宮山莉渚)といった触媒のような存在とのかかわりにより次第に変化していく流れも好ましい。コミック全11巻分の物語を本編140分弱に収めたので、映画での脇キャラたちの描き込みがやや物足りないとはいえ、限られた時間の中でうまく整理できたように思う。

早瀬憩については、出演歴を見たら鑑賞済みのドラマに結構出ていたのに認識していなかったことに気づいたが、撮影当時15歳、今年6月で17歳になったばかりだそう。無垢な幼さを残しているようで、老成してみえる瞬間もあって、不思議な魅力がある。これからの演者としての成長と活躍に大いに期待したい。

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高森郁哉

3.5正に「違国日記」でした

2026年6月30日
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鑑賞方法:VOD

ヤマシタトモコ原作コミックを映画化した、不思議な共同生活と友情を描いた作品。
TVアニメ版の雰囲気が好きで、少し鑑賞に戸惑っていましたが本作も中々なんです。
一番はそのキャスティングでしょう。新垣結衣と新人で抜てきされた早瀬憩、この二人の空気が実に良い。
正に槙生と朝でした。
女性監督らしい柔らかな視点もよく出ており、正に「違国日記」でした。
面白かったです。

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白波

3.0その空気を感じるかどうかはコチラ側しだいのはず

2026年6月13日
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原作漫画未読で、
アニメの大ファン。
アニメが大好きすぎて、
映画は見たくなかったけど…。

原作と映画どっちがエライか論争は不毛なので、
1本の映画として観てみた。

違国日記というタイトルデザインと
キービジュアルから、
「そういう空気感」を楽しめるかどうかが
ポイントの映画だってことは分かります。
そしてそれを映像でしっかり表現できているか。
結論から言えば、
ちゃんと表現できていたと思う。
しかも技術的にちゃんと。
映像の残し方が上手でした。
体育館での床の残し方。
空の残し方。
屋上から見る景色の残し方。
海の残し方。
ほんの1~2秒長いだけで、
”そういう空気感”を感じられる映像の作り方は
とても良かった。

しかし。
もっと目立つ部分での”空気感”の出し方が
鼻について気持ち悪かった。
それは、
ピアノの劇伴。
「はい、このシーンはこのピアノのような
気持ちで観るシーンですよ。」って
言われているようで気持ち悪い。
せっかく映像で語っているのに。
隣で知ったかぶりが
「このシーンはこういう心情でさぁ…」
「うるさいよ。分かってるよ言われなくても」
だとしても、
そういう空気感を感じるかどうかは
観ているコチラ側の感じ方次第でしょ?

そういう映画でした。
そういう映画か?

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にゃろめ

2.0こういう作風、ダメだ 合わない

2026年6月2日
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鑑賞方法:VOD

全部見終わるのに3日かかった
一気に見る気力が保てない
この空気感、分かる?みたいな
途中、ゴールはあるのか?と考えて
見終わった時、ゴールはやっぱり見つからなかった

ただ一つ
ガッキー演じる槙生ちゃん
これは上手かった!
すっごく考えたと思う
だから⭐️1を⭐️2に格上げ

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零式五二型

3.5まさに違国日記

2026年5月28日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

知的

斬新

アニメ版を試しにみたら良かったので、映画版を見てみました

悪い意味で受け取ってほしくはないけど
同じ原作から作成しているのに、人物像がだいぶ違う気がした

同じ色を見ているけど、人によって感想が違う
違国の物語

原作漫画も勢いで購入したので、後で読んでみるけど
上記に書いたように感じているので楽しみだ

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名前さん

5.0『言葉』への畏怖と信頼

2026年5月8日
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鑑賞方法:VOD

この映画に漂う『言葉』の圧倒的な存在感。たまらなく好き。

「あなたを愛せるかどうかはわからない。でもわたしは決してあなたを踏みにじらない」
この言葉が槙生の表情と相まって、
彼女の誠実さや優しさ、思慮深さや不器用さも、全て表していた。

「やわらかな年頃。私のうかつなひと言で人生が変わってしまう。」
この言葉が、彼女の繊細さと『言葉』への畏怖を表していた。

「好きなこと書いてみたら。考えたこと、残したいこと、言えないこと、感じたこと、何でもいいから。本当のことじゃなくても。書きたくなければ書かなくていい。」
この言葉には、彼女の『言葉』に対する信頼が表れていた。
それだけに、彼女の発する言葉は重みがある。
たとえ言ったことを忘れたとしても。

私も、『言葉』にすることは、自分の中を整理することになると思っている。
ただ、負の想いを言葉にすることは、心の準備が必要だとも思う。

「自分を変えたくない。変わりたくないと思ってた。」
と言葉にした時点で、彼女は変わっていることを自覚しているし、認めているのだろう。

ふたりともにとって、違国の生活がもたらす変化が、私には良いものに思えた。

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YouKhy

5.0複雑な関係、わだかまり。お互いに包み隠さず言ってしまう似たもの同士...

2026年4月30日
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鑑賞方法:VOD

複雑な関係、わだかまり。お互いに包み隠さず言ってしまう似たもの同士。
思い通りには行かないことばかりな様子がたくさん描かれていたように思う。それでも一歩、一歩進んで、想像もつかない未来に辿り着く。

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くら

5.0素敵な女優さんが素敵な映画に出会わせてくれた。

2026年4月29日
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鑑賞方法:VOD

自分を全否定した大嫌いな姉の娘と、大好きな母親を交通事故で亡くした女子高生の同居生活。人見知りの叔母と気持ちを前に出せない姪っ子が、不器用だけど少しずつ近づいていく。
「あのコはだぁれ?」とゆう映画で気になった中学生役の女優・早瀬憩さんが気になって探したこの映画。素敵な女優さんのおかげで素敵な映画に出会えました。

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風

3.0無理に分かり合わない、だってみんな違うから

2026年4月27日
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鑑賞方法:VOD

原作もアニメも知らないので、あくまで映画から得た感情だけを綴りたい。
「違国」という知っているようで知らない単語で強調しているように、私たちは個々の置かれている世界で、様々な感情と共に生きている。この作品の中だけでも、籍はいれていない家族、ミックスの同級生、男女という理不尽に直面する学年トップ、同性の恋人、朝の大好きな母・槙生の大嫌いな姉など、理解できたりできなかったり、安易に共感できると言えない世界が数多く存在していた。私たちは時として、親しい間柄の人に対して、理解したい理解してほしいと思ってしまうだろう。しかし、理解することが全てではなく、「分かり合えなくても寄り添うことはできる」、そういった優しさもありだし、今後さらに広まる多様性の世の中では、無理に分かろうとしないが寄り添う気持ちが大切なのかなと思う。
今回、初々しい演技を見せてくれた早瀬憩さんだが、2026年公開の2作品のキャスト欄に名前があったので今後が楽しみ!

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もっち

4.5かわいい

2026年4月14日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

楽しい

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雪見大福

3.5悪くなかった。

2026年4月5日
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ゆうと

5.0揺れが作品全体を包む心地良さ

2026年3月16日
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鑑賞方法:VOD

楽しい

幸せ

癒される

『違国日記』──黄色い揺れが胸の奥で震え続け、ビリジアンブルーがその底で静かに呼吸している映画。
原作もアニメも経験しています。

新垣結衣の槙生は、光ではなく影の縁で存在する。言葉より先に沈黙があり、沈黙の奥に揺れがある。
その揺れは弱さではなく、生きていることの震えそのもの。
画面に触れた瞬間、観る側の内側の柔らかい部分がゆっくりと沈んでいく。
朝の気配は深いビリジアンブルー。
冷たくはないが揺れない、静かな底。
槙生の黄色い震えを子どもの真っ直ぐさでそのまま受け止め、混ざらず、寄り添い、その距離が映画の重心をつくる。
瀬田なつきの演出は、物語を語ることを拒み、揺れの温度だけを残す。
風景の湿度、光の粒、俳優の呼吸の乱れ──
そのすべてが槙生の内側の震えと共鳴し、
説明のない余白が観る者の心を深く沈めていく。
そしてこの映画は静かに告げる。
「普通の日常でも、変化は必ず訪れている」と。
大きな事件ではなく、言葉にもならないほど小さな揺れが、人を少しずつ別の場所へ運んでいく。
その気づかれない変化こそが、この物語の中心にある。
最初から最後まで、黄色い不安と青い静けさが漂い続けるだけ。
だがその“漂い”こそが共感できる体験ではなかったか。
観終わったあと、胸の奥に沈んだ色がしばらく消えない。
『違国日記』は、ぐっと迫ってくる物語ではなく、揺れの記憶として残る不思議な映画だ。

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larkmild

3.0雰囲気は好きですが

2026年2月23日
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悲しい

難しい

原作は未読なので、その比較はできませんが、雰囲気はとても好きです。
ただ、映画としては盛り上がりにかけどうなのかと思いました。
両親を亡くした少女と叔母の向き合い方が主軸になりますが、物足りなさは感じました。

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たけお

4.0感じたことメモ

2026年2月10日
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それぞれ生活も気持ちも大きく動いているけど、感情的すぎず、静かに穏やかに進んでいくのが良かった。少しずつ変わっているように見える二人の感情も良かったな。人は嫌でも変わっていくんだ。

自分の感情は自分だけのもの。別の人間だから理解できない。分かち合えない。
ってのは、頭では分かってる。分かってるんだけど、理解したくて、してほしい、分かち合いたいと感じてしまうんだよ…大人になるとは…

学生の時見てたらどう思ったかな。誰目線で見るんだろ。

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ざわわ

4.5出演者達、全員素晴らしい

2026年2月10日
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泣ける

癒される

まずガッキーがかっこいい
最初に観た時から、こんなガッキー見た事ないって衝撃でした。
あと朝がとにかく可愛らしい。
最初に観た時から良い映画だなって思ってけど何をどう書いたらいいのか分からなくて
最近アニメ版もたまたま見て、アニメ版の方がより生々しかった(笑)
自分も『違国日記』ってタイトルが何処から来たのか分からなかったけど、アニメ版を見て何となく分かりました。
槙生のお姉さんの真意は分からないけど、槙生が羨ましかったのかな・・・
大好きな映画です。

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凸子

4.0よい作品だと思うが、題名の意味が分からない。

2026年2月8日
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事故で両親を亡くした姪を、コミュ不足の小説家の叔母が引き取り、2人で暮らし始める。両者の心のすれ違いやお互いに頼っていく様を描いている。
原作を知らないのでわからないが、書ききれなかった部分があるのだと思う。題名にある日記も重要なアイテムなんだろうが、映画の中ではほとんど出て来なかった。

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roundmaker

3.0雰囲気は良かったです。

2026年2月2日
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鑑賞方法:VOD

映画の雰囲気はよかったのですが、
原作を知ってるだけに、ピックアップするとこが違うんだよなぁと思っちゃいました。

シンプルに想いを伝えることの難しさが大きな意味を占めているのが原作と思ったので、
2時間の枠の中でどう表現するんだろうと見てましたが、きっと違う角度のポイントで語ろうとしたのかなと感じました。

ただ映画の中に漂う雰囲気はとてもいい作品でした。

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うおろん

3.0えっ?!これで終わり???な作品

2026年1月26日
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シネマ猫

3.5漫画と並行して鑑賞した結果、、

2026年1月25日
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違国日記を漫画から知り、2巻目あたりから映画があることがわかり観ました。
ガッキーが映画の試写会のインタビューで「マキオがわたしが演じていいのか最後まで考え続けた」と話していて、わたしも考えちゃいました。
作品自体、映画向きではなかったのかもしれない。尺が短すぎるからガッキーも悩んだんだと思う。ドラマだったら良かったのになーと今アニメを観て尚更思ってしまいます。それほど漫画の方が深くて、他の出てこない人物のキャラも重要で省いちゃうと味が薄くなる〜o(>ロ<o) という想いになりました。

漫画が映像っぽく過去の場面が現実とリンクする場面が多くて、それを表現して欲しかったと全巻読んで感じました。この作品はぜひ漫画もご覧頂きたいですねー

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hitomi