BAD LANDS バッド・ランズのレビュー・感想・評価
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安心する隠れ家は支えとなる
🏠ストーリー 受け子の差配をするネリ(安藤サクラさん)が大阪1の隠家と思っている場所バッドランズ。いつも通りボスの高城らと仕事をこなしていたが、出所したばかりのネリの弟ジョー(山田涼介さん)ヤクザ相手にトラブルを起こし、失敗しても諦めきれず、次の作戦で姉のネリも巻き込まれてしまう。そして、二人である計画を進めていく 🏠よかったところ。 ・ネリとジョーが今までも今でも助け合って生きてきている。ジョーは姉のネリが大好き。ネリとジョーを熱演。 ・なぜ高城はネリに自分の身分に嘘を言ったのか。 ・嘘が嫌い、ホームレスと弟も助ける優しさがありながらも、お金の為に闇で仕事をしているというネリというキャラクターを見事に演じきった。 ・曼荼羅とジョーがネリの為に最後の仕事のシーンが感動 ・教授のキャラクターいいですね ・オリジナルキャラクターで人間的魅力な描写が増えたと思います。 ・林田はいい悪い人(なんかネリに似てるところがあります) 🏠いまいちなところ ・胡屋のサディストなキャラクター描写がいまいち少ない。ネリとの過去の描写、なぜネリに戻ってきてほしいのか。 ・登場人物が多い分頑張って2時間20分にまとめた感じがありました。 🏠学び ネリが闇の世界で生きて来られたのは、戦闘力はもちろんだが、人間関係の知恵が優れているのである。胡屋の秘書で学んだのかな?
強烈な人生!
育った環境の中で生き残るすべを学び、育てられて人は生きて行く。その環境が悪に染まった物であればそれに慣れてしまうのも人間。 人生を変えたいと思っても、変える事は困難で有り、その中に埋まっていく方が楽な時が多い。 この主人公もそんな中でもがいていたが、如何ともし難い結果となる。 こんな悲しい人生も有るのかと悲しくなった。 大阪の西成地区の裏の人間模様がそのまま描かれていて大変おもろく見ました。 しかし、コテコテの大阪弁で隠語の早口の台詞には、理解し難い所が多く、関東圏の人には難しいと思う人も多いのではと思った。 しかし、安藤サクラさんの演技は素晴らしく、主人公に成り切った表情には参った。 これからも頑張ってください。
大体アウトレイジだが・・・
2023年劇場鑑賞227本目。 基本悪党が悪党に何かするのがほとんどか、落とし前をつけさせられるのでムカつき度は低いのですが、全く関係ない一般人が意味なく撃たれた所だけすごく嫌で、ラストすっきり見れなかったのが残念でした。 ただ、とんでもないシークレットゲストが突然出てきた瞬間絶対これ無理だと思った通りの展開になったのは痛快だったので加点。
安藤vs江口
江口のりこが出演しているのを知らずに観ました。 あ!サクラvsのりこが観られるのかと本筋でないところでものすごいワクワクしました。 よくできたフィルムノワールは「反対側」がスッキリする感覚が大好きです。もっと悪のシーンが見たかった。 悪悪姉弟を楽しめました。面白かった。
何言ってるか分からないけど、かっこよかったです。
コソコソ話す+大阪弁が相まって3割くらい何を言っているのか分かりませんでした。 また、登場人物がなんの人でどんな役割でどの勢力なのか、なかなか掴めませんでした。 緊張感もあまりなく、欺いて大金だけ持ってクールに姿をくらますってよりかは泥臭くギリギリ逃げ切ると言った感じでした。 自分の詐欺道があるみたいに言ってたものの、結局人殺しになってるので、主人公の主張や想いは弱いなーって思いました。
裏の世界の色々
淡々と裏社会(詐欺、汚れ仕事、裏賭場etc)の日常が描かれていくのだが、そこに加わる色々なスパイスが次の展開への興味を駆り立てる。 金、嘘、憎悪、執着、欲、愛、様々な感情やら金やらなんやらが入り交じり、最終的にはなぜか主人公側を応援してしまう。笑 2時間半とは知らず、少々長くは感じたものの(頻尿のせい😇)、伏線回収もあり全体的には飽きさせないつくりで個人的には満足した。 ただ…、関西人ではないのだが、関西弁と標準語が混ざっていたり、なんだか喋り方に何名か違和感をおぼえて、そこが気になりすぎてたまに話入ってこなかったのと、山田くんの出番がもう少しだけ早くても良かったような…(ファンではない😉)との思いからマイナス1。笑 とはいえ、演技うまい人が多くて楽しかった。安藤サクラさんと宇崎竜童さんがとくにカッコイイ。
画自体はきれいでもどこかいい意味でザラついた感じがあって、この時代...
画自体はきれいでもどこかいい意味でザラついた感じがあって、この時代にこの雰囲気かよという期待感を持たせる前半。脇も悪くはないのだが、とにかく安藤サクラの運動神経でぐいぐい引っ張っていくので、安藤サクラがいない画面は退屈に映ってしまう。ラストは不意に涙。セリフが聞き取りにくいところはどうか。
これがウラ社会なのか
映画でありながら、今のウラ社会はこうなのかと思うくらいのリアルな感じだった。 捜査情報のリークや、政治家への忖度や繫がり、などなど、使い古されているだけに、やはりこうなのかもしれないと思ってしまう。 安藤サクラは、変幻自在ですね。
山田涼介くんよかったね……
安藤サクラ目当てで観に行きました。 ディープすぎるクライムサスペンス、ちょっと長いかなという印象受けたものの、手に汗握りっぱなしでした。 セリフはかなり聞き取りづらかったですが、まぁ原田監督の作品なので想定内です。 これ言うと怒られそうですが、とにかく山田涼介は作品に恵まれない印象が強くてですね…。 役者として出始めの頃はともかく、結構演技力もついてきたのに気の毒だなと思ってました。グラスホッパーで「おっ!」と思ったので、結構期待してました。 今回はかなりいい味出していたと思います。 天童よしみの舐めたらあかんで!で吹いてしまってすみませんでした。土下座します。
映画の舞台、大阪府民としての感想
大阪が舞台のダークストーリー。 特殊詐欺グループ、全科持ち、犯罪者側が 主役の映画。 劇中、馴染みの場所(大阪難波駅等…)が 色々映っていたのは 素直に嬉しく思いました。 ちょっと怖い映画だけど。 この映画観た他府県の方が、 大阪を怖いイメージに思ったら ちょっと嫌だなとは思いましたが、 ストーリー的には テンポが良く観いりました。 素直に面白かったです。 それぞれの人間模様も分かりやすく 描かれていて、ちょっと続編を匂わすような 終わり方も絶妙でしたね。
期待はずれ
安藤サクラさんの一人芝居 役者さんは台詞多めで苦労しただろうなと思いつつ、その人の生きてきた背景が見えない。 若い役者さんは、キャラを作りすぎてマンガチックになり、安藤サクラさんに追い付いてない。 吉原さん、なんだろ?良いのに…もうちょっと その分、江口のりこさんが引っ張ってたね。 宇崎竜童さんは、宇崎竜童さんだった(笑) まさかの、YouTuber満州けいこさんが… 内容は単純なのに、もっと過去のサイコパスな部分を強調したり、弟の生き様や性格を歪めたりとか。。 台詞が説明がましくて、わけわからん あくまで個人の評価として 申し訳ない。。
「スピリタス」
今年175本目。 スピリタス、ポーランドを原産地とするウォッカ。アルコール度数96度と世界一の純度を誇るお酒。安藤サクラが生瀬勝久にスピリタス飲む時火気厳禁なんじゃないですか、この情報知れたのが映画見て良かった。冒頭からこの2人のやり取りがセンスいい。
勁草
安藤サクラと宇崎竜童。この二人に引っ張られて観られたが、ちと長い。欲しい所が無くて要らない所はあった感じ。でもたぶんコレは監督の持ち味であり好みなんだと思う。「SCOOP」以外は大体いつも同じ感想が去来しているので。じゃあ観なきゃ良いじゃんて言われるかもだけども、画面作りが好きなんですもの…苦笑。グラスホッパーの山田涼介も好きだから今回も中々に良かった。 少しでも悩むなら劇場鑑賞をオススメします。パターンよりも長く感じる(決して退屈ではない)と思うけども笑
目まぐるしく変わるダークな世界
どういう落とし所なんだとうと思いながら、目まぐるしく変わるカットと人とが交錯し、どこか冷酷な感じだけど人情味もある不思議な世界観だった。 大阪弁は最初聞き慣れなくて、何言ってるかわからなかった…でもそれも重要なスパイスなんだろうなと感じたので問題なし! ストーリーのテンポも雰囲気も個人的には好きだし、さすがとしか言えない安藤さくらさんと宇崎竜童さん、そして山田くんは、かなり良かったと思う。 愛を感じる最後でした。
大阪弁の軽妙なやり取りが魅力なクライムサスペンス
大阪・西成周辺を舞台にしたクライムサスペンスでした。原田眞人監督の作品と言うと、「関ヶ原」(2017年公開)、「燃えよ剣」(2021年公開)、「ヘルドッグス」(2022年公開)に続いて4作目の鑑賞となりましたが、過去3作はいずれも岡田准一が主演でした。対する本作は安藤サクラが主演でしたが、世界観的には「ヘルドッグス」で描かれた現代日本のアングラ社会に生きる人間の、もがきながら懸命に生きる姿を描いた作品であり、すんなりと没入出来ました。 原作小説の「勁草」では、主人公が男性だったそうで、これを女性にするということでシナリオもそれに合わせて手を入れたとのこと。原作未読の私としては、主人公が男性という設定の方が想像出来ないほど、徹頭徹尾練られたストーリーになっていました。 そんな主人公を演じた安藤サクラですが、途轍もなくカッコ良く、ファンとしては大満足でした。また、原田作品の常連である岡田准一もカメオ出演でカッコ良さが際立っており、こちらも満足。さらには「ヘルドッグス」でヤクザ役ながらイタリア歌曲で美声を披露した吉原光夫が本作では刑事役で登場し、熱血漢ながらもユーモラスな刑事の演技を魅せてくれました。謎の女・林田を演じたサリngROCKは初見でしたが、不気味でありつつもなんか憎めない感じで非常に印象的でした。 このように、総じて俳優陣に良い印象を持ったのですが、これは大阪弁のお陰なのかなと思ったところ。登場人物のやり取りもボケとツッコミという役割分担があり、アングラ社会とか警察官という、普段あまり関わらない人たちの会話でも、大阪弁というツールによってかなりフンワリとした感じになるんだと改めて感じました。そういう意味で、本作の成功は大阪弁にあるのではないかなと思いました。 逆に唯一標準語を使った敵役の胡屋(淵上泰史)は、やってることもクズそのものである上、ボケとツッコミというようなやり取りもないため、一切感情移入できない仕掛けがしてあり、悪者感が強調されていました。この辺りのキャラクター設定も、非常に良かったように思います。 そんな訳で、徹底的に練られたストーリーだけでなく、エグイことをやりつつも大阪弁の軽妙なやり取りのバランスが絶妙だったことも合わせて、評価は★4.5としたいと思います。
なめたらあかん🎵
基本、出演者が皆早口で何言っているのか判りづらいので(演出でしょうが)、却って集中して鑑賞 中盤まで物語の筋が不明で大阪の混沌をとことん描写していくが、山田涼介登場以降話が動き出していく キャスティングが絶妙で、特に林田役の人(サリngROCK⁉)、初めて知りました 何回観ても色々発見できる娯楽作となっております
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