BAD LANDS バッド・ランズのレビュー・感想・評価
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安藤サクラと山田涼介
ほぼ安藤サクラの
一人芝居のような印象
申し分ない演技だったけど。
・・
もう少し引き込まれるかな~と
思っていたけど…それほどでもなかった
…山田くんも
サクラさんに遠慮しないで
もっと体当たり・・して欲しかった
という印象。
後半は持ち直した所はあるけど
見応えもありましたが
全体を通した感じは
一抹の
…物足りなさを感じた作品
本当は★4つ付けたかったけど。
今回は期待はずれやった
はっきりいうて、おもろなかったわ。
中盤くらいまでは、よかってんけどなぁ~。途中から「何がやりたいねん?」って、見ててようわからんようになってきた。思いつきのドタバタ劇みたいやなぁって、あー、ちょっとこれはアカンなぁって、そんな感じになってきた。
おもろいシーンは多いねんけど、全体で見るとおもんない。
感情移入できる人物がおらんのも、その一因やろな。
役者はええねんけどなぁ。残念や。
天王寺とか淀屋橋とかジャンジャン横丁とか馴染みの場所がでてきて楽しかったけど……。
前作『ヘルドッグス』のほうが、だいぶおもろかった。今回は期待はずれやったわ。
なに? そんなエラそうなことばっかりいうんやったら、お前が撮ってみんかいって?
そりゃ無理やわ。堪忍してぇや、おっちゃん。
悪魔のような天使のテーゼかも 安藤サクラが醸し出す正義が犯罪行為を浄化する
ストーリーがとにかく面白くて143分を微塵も感じさせない傑作で今年の邦画ベスト3はこれで決まり。昨年の「ヘルドッグス」と似たテイストで大好物のクライムサスペンスだけれど大阪の西成が舞台だけにリアル社会感と猥雑さとコメディ要素が増しましになっておりなんといっても3塁コーチ安藤サクラが全部持っていく好演でこっちのがちょっと上。やはり山田涼介を相手役にキャスティングしたジャニーズ映画なのが少し気になるがそのダメさ加減が妙にマッチしていていい味を出している。原田眞人は純粋にドンパチやるこの手の映画が大好きなのだろう、独特のへんなマルチアングル風の短いアクションつなぎを含めその演出は達人の域に達しているかもしれない。天童よしみの「なめたらアカン」を筆頭にサリngROCKの浪花千栄子ギャグやオレオレ詐欺捜査班長の江口のり子が眼鏡で人格を変えるシーンなどシリアスとコメディのぎりぎりを攻めていて楽しい。安藤サクラが逃げるシーンでリュックが棚に引っかかってなかなか抜けない。おそらく本番アクシデントのNGだと思うが、中の通帳とハンコが床にばらまかれるシーケンスを足して見事に緊迫感に変えている(あくまで私の推察)。エンディングの走る安藤サクラの笑顔は「明日に向って撃て!」に匹敵する名ラストカットで爽快。
安心する隠れ家は支えとなる
🏠ストーリー
受け子の差配をするネリ(安藤サクラさん)が大阪1の隠家と思っている場所バッドランズ。いつも通りボスの高城らと仕事をこなしていたが、出所したばかりのネリの弟ジョー(山田涼介さん)ヤクザ相手にトラブルを起こし、失敗しても諦めきれず、次の作戦で姉のネリも巻き込まれてしまう。そして、二人である計画を進めていく
🏠よかったところ。
・ネリとジョーが今までも今でも助け合って生きてきている。ジョーは姉のネリが大好き。ネリとジョーを熱演。
・なぜ高城はネリに自分の身分に嘘を言ったのか。
・嘘が嫌い、ホームレスと弟も助ける優しさがありながらも、お金の為に闇で仕事をしているというネリというキャラクターを見事に演じきった。
・曼荼羅とジョーがネリの為に最後の仕事のシーンが感動
・教授のキャラクターいいですね
・オリジナルキャラクターで人間的魅力な描写が増えたと思います。
・林田はいい悪い人(なんかネリに似てるところがあります)
🏠いまいちなところ
・胡屋のサディストなキャラクター描写がいまいち少ない。ネリとの過去の描写、なぜネリに戻ってきてほしいのか。
・登場人物が多い分頑張って2時間20分にまとめた感じがありました。
🏠学び
ネリが闇の世界で生きて来られたのは、戦闘力はもちろんだが、人間関係の知恵が優れているのである。胡屋の秘書で学んだのかな?
強烈な人生!
育った環境の中で生き残るすべを学び、育てられて人は生きて行く。その環境が悪に染まった物であればそれに慣れてしまうのも人間。
人生を変えたいと思っても、変える事は困難で有り、その中に埋まっていく方が楽な時が多い。
この主人公もそんな中でもがいていたが、如何ともし難い結果となる。
こんな悲しい人生も有るのかと悲しくなった。
大阪の西成地区の裏の人間模様がそのまま描かれていて大変おもろく見ました。
しかし、コテコテの大阪弁で隠語の早口の台詞には、理解し難い所が多く、関東圏の人には難しいと思う人も多いのではと思った。
しかし、安藤サクラさんの演技は素晴らしく、主人公に成り切った表情には参った。
これからも頑張ってください。
大体アウトレイジだが・・・
安藤vs江口
何言ってるか分からないけど、かっこよかったです。
裏の世界の色々
淡々と裏社会(詐欺、汚れ仕事、裏賭場etc)の日常が描かれていくのだが、そこに加わる色々なスパイスが次の展開への興味を駆り立てる。
金、嘘、憎悪、執着、欲、愛、様々な感情やら金やらなんやらが入り交じり、最終的にはなぜか主人公側を応援してしまう。笑
2時間半とは知らず、少々長くは感じたものの(頻尿のせい😇)、伏線回収もあり全体的には飽きさせないつくりで個人的には満足した。
ただ…、関西人ではないのだが、関西弁と標準語が混ざっていたり、なんだか喋り方に何名か違和感をおぼえて、そこが気になりすぎてたまに話入ってこなかったのと、山田くんの出番がもう少しだけ早くても良かったような…(ファンではない😉)との思いからマイナス1。笑
とはいえ、演技うまい人が多くて楽しかった。安藤サクラさんと宇崎竜童さんがとくにカッコイイ。
画自体はきれいでもどこかいい意味でザラついた感じがあって、この時代...
歴史に残る傑作
ラストは安藤サクラが走ってるシーンなんだけど、笑顔で走るよね。観てて泣きそうだった。
なんで泣きそうなのかは分からないの。嬉しいのか悲しいのか。
ラストで余韻を感じる作品って今までフランス映画でしかなかったから、これはスゴイなと思うの。
特殊詐欺の受け子から話が始まるんだよね。「三塁コーチ」とか良く調べてるなあと思うの。取材の深さが違う。
安藤サクラは仕事に失敗しても「受け子にも少し渡したいんです」と生瀬勝久に金をせびって、なんか良い人かも感出してくるんだよね。宇崎竜童たちの面倒もきちんと見るし。
でも、この失敗が響いて、府警にはマークされ、安藤サクラを執拗に追い掛けるいかれた大会社の社長にも見つかってしまう。
それで、山田涼介がやらかしてくよね。どうしようもない奴なんだけど、弟だから安藤サクラはとことん面倒みるの。
弟の面倒みなきゃって賭場にいったのに、宇崎竜童が暴れて帰らざるを得ないっていう展開も自然に流れていい。そこで山田涼介が借金は作るは殺しに失敗するわで散々。この殺しのシーンも良かったね。岡田くん出てきたし。
それで、弟が生瀬勝久を殺しますと。
これが最悪なんだよね。
もうイカレタ大企業の社長から守ってくれる人いなくなるし、府警には追いかけられるし、見るからに危なそうなサリngROCKにもマークされる。絶体絶命なんだよ。
どんな悲惨な末路になるのかと観ていくと、きちんと収束させてくの。
暗証番号のわかりかたもいいし、「スピリタス飲むときは火気厳禁やで」の張り方もうまい。
府警も仕事をして、研修生が活躍して、「上から手を回してるから潰れない」という生瀬勝久の組織を潰してくれるの。これで追手が一つ減るね。研修生の活躍良かったな。オリンピック頑張れ。
山田涼介が借金をキッチリ返して「おかしいな?」とサリngROCKにマークされて、安藤サクラのところに訪ねてきたときは「万策窮した」と思ったけど、「なるほど」で抜けたね。
残ったのはイカレタ社長だけど、これも納得の終わり。ラブホが伏線になってるんだね。
最後の逃げ出すところでは、月曜日の巫女を使って、とにかく話の細かなところがうまい。
さすがは原作・黒川博行だね。
それでラストシーンで心が動くのは、人物描写のうまさやストーリー展開の良さもあるんだけど、どうしようもないやるせなさだね。安藤サクラの幸せを願わずにはいられないけど、そのために払われた犠牲を思うと、そしてそれが避けがたい犠牲だったのではと思うとみたいな感情かなと思いました。
これがウラ社会なのか
山田涼介くんよかったね……
相棒の下は用心棒
タイトル前の一連のシーン、あんなに尺いります?
嫌な予感が当たり、冗長な描写に反して欲しいところは描かれない。
主人公のネリでさえ、胡屋とのブランコで見せた廃人のような姿から現在に至る流れが皆無。
15歳での義父殺しや、胡屋のもとでの生活も台詞のみ。
全体的にキャラクターに立体感がなさ過ぎるし、台詞も聞き取りづら過ぎ。
途中までは無闇に人や勢力を増やしながら身内でもだもだ。
警察の捜査は進んでいるものの、主人公たちに迫ってくる緊迫感はなし。
聴取にいったタクシードライバーが無駄に非番だったりと、本当に余計なことが多い。
物語が動き出すキッカケは、賭場でのジョーの大負け、からの任務失敗、からの後先考えずの親玉殺し。
…アホなの?
金を手に入れるために策を弄したり、取り繕ったり、闘ったりするあたりはまぁ楽しめた。
これ、中盤くらいに持ってこれませんかね。
逃走するでもなく現場でのんびりし過ぎだし、曼荼羅もそっから都合よくマトモに。
ジョーが胡屋を殺りにいくのも見え見えだが、あんな簡単に潜り込めますかね。
個人的に、性◯隷にされたり義弟まで性的な視線を向けたりする役に安藤サクラはハマらない。
ヤサグレた芝居は合ってたけどね。
芝居といえば、胡屋サイドは全員、特に糸井の棒演技はヒドかった。
こういった内容なら、もっと疾走感のある構成(短尺という意味ではなく)にして欲しい。
あと、ファブル兄さんに喧嘩売ってはダメ。
映画の舞台、大阪府民としての感想
「スピリタス」
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