SISU シス 不死身の男のレビュー・感想・評価
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大魔神かランボーか
俳優も監督もまったく知りませんでしたが、とにかくすごそうだと思い、観に行きました。
…結果すんごかったです。
北欧版タランティーノというか、タランティーノからオタク的冗長会話を省いたようなシンプルな血まみれ痛快アクションでした。
最強主人公の存在感がハンパないです。
「オールドマン」に始まり、終わる頃には「神」になっています。
やられたからやり返すという大義があるとはいえ、このむちゃくちゃぶりはランボーのようだし、後半の女性たちの台詞からは、虐げられた村民の前に現れるという大魔神を思い出しました。お、怒らせたらアカンのに…。
最近は何かと条件が不自由で理屈っぽい映画が多いので、何も考えず「腹立つから暴れる」を楽しめる作品は貴重です。あー面白かった。
でもきっと、暴力描写が云々と怒る人いるんだろうなぁ。
80点 最強おじいです。戦闘能力1000000
基準点 20点満点
面白いか凄いか?
凄い映画
1.派手な絵だったか?(俳優の顔、絵)
20点
言葉なんて要らない。その俳優の顔だけ表情だけで怒りを表しているのが凄い。ツルハシやあらゆるものでしつこく相手を殺すおじいちゃんは最強。ちょっと笑ってしまったのは飛行機にツルハシ1本でしがみつくおじいにはニヤニヤしてしまった。
2.ドラマ性はあるか?(主人公の成長、過去、悲しみなど)
8点
なぜそこまでしつこく相手を殺すのかがよく分からない。過去をもう少し描いてくれるとより面白いと思う。
3.アトラクションの連続だったか?(見ててドキドキしたか?)
16点
章ごとに構成されていて見やすい(ある意味リセットしながら観れる)後半になるにどんどんおじいちゃんがしつこく強くなる。
4.芸術性はあったか?(ドラマとは違う)
20点
あれだけ主人公が喋らないのは面白い。これこそ芸術なのか?女性軍が銃を持って並ぶところは何かのオマージュなのか?
5.どれだけ期待を裏切ったか?予想と違ったか?
16点
皆がすごいすごいと言ってたので期待して見たが予想通り面白い。ここまでしつこく相手を逃さないおじいちゃんは最強です。今までのキャラで1番最強かもしれん。。
フィンランド産だけどマカロニ戦争ウェスタン
こう言う単純豪快な戦争アクションは久しぶりで、主人公の不死身ぶりと情け容赦なさに大笑いしながら楽しめました。ナチス軍が砂金掘りのじいさん、実はナチとソ連軍両方から恐れられる伝説の戦士にコテンパンにやっつけられるお話しです。戦闘シーンは、残酷描写がたっぷりでバタバタ敵がやられていくのは、戦争映画と言うよりマカロニウェスタンのノリで、音楽もなんかそれっぽいのがいい感じです。役者は,全く知らない方々だけど、最後までキャラがブレずに楽しませてくれました。これなら、スタローンのランボーはまだまだいけるかも。
タラへのリスペクト!愛は深い!だろうね。
フィンランドにもタランティーノ命!な映画制作者がいるのだな。これほどにまでインスパアされたオマージュに溢れた作品に、感服する。
チャプターの文字が段々と破壊されていく小技。エンドクレジットのグラインドハウス感が満点なうえ、思いっきりマカロニ・ウエスタン調のエンドテーマ曲。
今年はスイス映画で「マッド・ハイジ」のタランティーノリスペクト傑作に出合った。本作もそうだが、青年時代にタランティーノに打ちのめされ、影響をうけ、洗脳されたヨーロッパ映画界の連中が、ここにきて第一線で作品を創り始めたのだろうか。
ヒットポイント多め
2023年劇場鑑賞257本目。
つるはし一本でナチスどもを皆殺し的な予告でしたが、まぁそんなこともないですね。
最初はもう主人公の圧倒的な戦闘力で楽しかったのですが、後半はダメージめっちゃ受けてるけどヒットポイントが高いから死なないという感じで爽快感が減ってしまいました。
タイトルに偽りあり(^O^)
なんか、面白かった・・・と言うより、すげえもん観ちゃった感じかなあ(つ´∀`)つ。内容もシンプル。音楽も、男の唸り声みたいなので、雰囲気最高(≧∇≦)/。で、タイトルにあるけど、不死身の男ではないね(^m^ )。言い替えるなら
『死んでなんかやるもんか男』
もしくは
『おまえらなんかにゃ殺されてやらねえぞ男』
かなあ(*´∇`*)。死んでもおかしくないくらいボロボロになりつつも絶対に諦めない・・・実際にありそうで無さそなプチスプラッタ作品でした( ̄▽ ̄;)。なんか大ヒットしてほしいな(つ´∀`)つ。
あっ・・・パンフの表紙が、昔の邦画のポスターみたいに遊んでるので、ぜひ購入してね(*゚∀゚*)
「2日連続最高傑作」
今年203本目。
昨日「ドミノ」見て良かったなあと今作2日連続最高傑作でした。怪我をしてずっと動いているとどこかで少しでも寝たい描写が好き。どんなに体力ある人でも1日30分、1時間寝ないと生きていけませんからね。実体験です。この映画のように生きたい。戦時中では自分の尊厳、誇りを持って強く生きれるかが問われていると思います。
不死身なのは犬。しかも微妙にバカ犬。 段々とぶっ殺し方が雑になって...
不死身なのは犬。しかも微妙にバカ犬。
段々とぶっ殺し方が雑になっていく、ある意味リアルな展開。
ラスト、もはや生き延びられた理由が、無茶苦茶な上、オチがブルース・ブラザーズを思い出させる。
次はジェイソン・ステイサムと戦ってほしい。多分勝てる。
じいちゃんは不死身
予告編から想像されるほどハチャメチャではなく、どちらかというと静かなトーンで映画は進む。日本人はあまり知らないけど、フィンランドもナチにはひどい目に合わされたんだなと、再認識。ナチスは当然ゲスいわけですが、ナチに限らず戦争になったら皆、こんなふうになっちまうんだろうな、とも思いました。そしてジジィは不死身です。
続編が観たい。
台詞は少なめで、伝説の男の生き様を背中で見せてくれます。かっこ良過ぎです。
前知識ゼロで鑑賞した為、なかなかのバイオレンスシーンに思わず口が開いたままになってしまいました。
そんな中、愛犬が可愛すぎて感情が忙しかった笑
内容はとてもシンプルですがフィンランド史上最大級の費用をかけて製作されたそうです。
フィンランド映画の新たな面を発見した気分です。
痛快痛快痛快!
まるでタランティーノの映画みたく章立てになってて、そういえば、ザ・クリエイターも章立てになってたな。最近の映画界で流行ってんのかな。
とにかく悪の権化であるナチスを一人でやっつけて痛快でした。
ロシア兵300人をやっつける場面も見たかったな。
最後に銀行に金塊持って行った場面は爽快すぎてなんか気持ちよかった。
捕虜になってた女性達もめっちゃかっこ良かった。女性を怒らせたら怖いぞー(>_<)
人間の極限は底しれない
ランボーを映画館で最初に観たときも凄い衝撃を感じた。誠に人間の極限は底しれない。ただランボーは心に何か蟠りを抱えて闇の部分が見えていたが、本作にはそれがない。ストーリーに深みがたりないなと思ったのはそのせいだろう。
ただ痛快であることは紛れもない事実
大切なのは諦めない心なのです
面白かったです!
予告を観て想像してたよりすごいおじさんでした
ランボーやターミネーター以上かもです
でもひたすら強いんですけどそれなりにボロボロになるんですよね
敵のナチス軍、というよりボスとその子分がホントむかつく嫌なやつだから、ナチス軍のかなりグログロなやられっぷりに「おじさん、大変よくできました」でした
悪いヤツらをやっつけてめでたしめでたしなんだけど、やっつける理由が勧善懲悪のためじゃないのが私的にはちょっと残念かなと思います
3コのセリフしか言わない主人公の作品って初めてでした
あのワンちゃんがぬいぐるみみたいですっごく可愛くてほしくなりました
リアルな不死身ぶり
不死身というとだいたい
弾に当たらないとか
敵があっさりやられる
などの
無双状態になるのですが
この作品は
ギリギリ不死身なんです
弾にも当たるし
敵も強いし
ただ、劇中でも
言ってましたが
不死身じゃなくて
あきらめないだけみたいです
シンプルで
全てのシーンが繋がってて
期待して見た訳ではないので
それも込めて星5つです
どんな身体してるの(笑)
「第一章」、ドーン!って出るから、あら?長尺映画だっけ?と思ったら、すぐに「第二章」って出てあっという間に終了。しかし中身が濃い濃い!改めて映画は時間ではないのがわかる映画。
「なんで死なないの!?」という場面ばかり。そして女性たちがカッコいい。主人公の人がちゃんと話ししたのって最後の場面だけ?叫び声は聞きまくっていたけど…
勧善懲悪という言葉がピッタリな映画。爽快感はバッチリ!
痛快痛快。
主人公のセリフはラストの一言のみ。ひたすら行動、人体破壊もほどよいとぎれなさ。アメコミ風な章分け分割展開も面白い。気持ち良いしぶとさと、ただただナチ対不死身のジジィの闘いに没頭すべし。理屈ぬき。
お前たちはもう死んでいる
オヤジ且つ
不死身といえば〔ドント・ブリーズ(2016年)〕を、
特殊工作員といえば〔Mr.ノーバディ(2021年)〕を思い出す。
前者は『ノーマン』、
後者は『NOBODY』とされているのも象徴的。
しかし本作の主人公は『アアタミ』との名前が判明することで
その恐ろしい来歴が知れる構成。
が、本作の主人公の人物像や行動原理はどちらかといえば、
〔ランボー(1982年)〕×〔ジョン・ウィック(2014年)〕に近い造形か。
物語の舞台は第二次大戦末期のフィンランド。
そこに{修正主義西部劇}に似た要素も盛り込み
一風変わった作品に仕上げている。
荒野で金鉱を見つけた『アアタミ』は
掘り出した金を運ぶうちにナチスの一個小隊に行き会い、
そこから始まる追われつ追いつの激しいバトル。
かなり荒唐無稽な内容ながら、
彼が生き延びるために取る手段は
原始的ながら合理的。
次々と繰り出されるアイディアは、
よく練られたものと感心。
最後の最後まで緊張感は途切れることはない。
もっとも、時として目を背けたくなる残虐シーンや
主人公の体を襲う痛すぎる場面も経てのことながら。
とは言え、中途明らかにされるように
身寄りの無い彼がそこまでして金に執着する理由は
最後まで判らない。
左手薬指に嵌められた金の指輪が何回もアップになるものの、
直接的な回答になっていないのは
なんとも苦しいところ。
ここでも主人公の飼い犬が重要なポジションで登場。
本来なら助け舟をだすべきなのに、
どちらかといえば足を引っ張る役回りなのには苦笑。
また、ナチスのトラックに乗せられ、
蹂躙された女性たちの起死回生は
主人公の活躍よりもよほどカタルシスを感じてしまうのは嬉しい余禄。
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