四月になれば彼女はのレビュー・感想・評価
全162件中、41~60件目を表示
色々と考える機会を与えてくれた
男脳で感じる愛と、女脳で感じる愛はこんな風に違うんだろうなと、今までそう思ってきた事を映像にしてくれたような感じでした。弥生が「私達は努力を怠った。」と言った所は自分に凄く刺さり、そのせいで実生活ではもう愛は終わっているんだなと思いました。でも同じ監督の作品の藤井風さんのMVと曲を聞き直して、私も「満ちてゆく」人生にしたい、その為には?と考えさせられました。答えはこれから探さなくては。
ふわっと、ぼんやりしたような感じ。
正直に言うと、内容は少し理解しにくかった。
でも恋愛ってこうなんだろうなという感じは伝わってきたかな。
「愛を終わらせない方法は、手に入れないことだよ」という台詞がずっと頭の中に残っています。
そして、風景の映像がすごく綺麗。映画館の大きなスクリーンいっぱいに広がる絶景に思わず吸い込まれそうになりました。
これまでの恋を思い出し、これからの恋を思わせてくれる映画
いい意味で淡く不完全燃焼になるような映画。なので、ものすごく原作を読みたくなる。(読もう!)
愛を終わらせない方法とは…とひたすら考えさせられる。愛の終わりについては「恋人同士の気持ちのすれ違い」とかそういう単純な言葉では表せられないほどぼんやり曖昧なものなのかもね。
一度でも恋をしたことがある人はその恋を思い出すなと思ったし、これからの恋についてもきっと想いを馳せるだろう。
好きな気持ちだけではどうにもならないこともある。けれどもその好きな気持ちをもし未来の私から見たらどう思うのだろう。未来から見た時、希望ある愛の形になっているだろうか。
ふわふわと色んな考えを巡らせながら見られる映画。脇役キャストの方々は、出演時間こそ短いものの、とてもいい味を出しているし、主役三人が上手い具合に引き立っている。
タイトルに立ち戻り考察できるほど深く入り込めなかったので、やはり原作を読んでみようと思う。
真剣に永遠の愛を求める人たちのお話
当初想像してたストーリーとは違っていて、意外性があった。純文学の忠実な映画化なのかなと見た。真剣に永遠の愛を求め、失う事に怯える人達。そういう話は過去にもあったけど、現代にほんとにこういうテーマに共感出来る人達がいるのかな…と思ってしまった自分は下世話な人間なのかも。
主役御三方の演技は、鮮度が高く純粋な主題に合った表現をされていたと思う。マッチングアプリとか使ってる人達にどう映るのか…。
森七菜、良い女優さんですねー!
佐藤健と長澤まさみは流石
役者さんの表情だけでなく景色の描写も素晴らしい
目に映らないものも個人的にはとても良い映画だと思いました
期待するもラストレターの様なこじつけた作品
3人は同世代の設定?
やはりどうしても最近まで女子高生専門役だった森だけ若くみえるのが不自然 物語も過去と現在とその中間が同時進行していくので分かりにくい
手紙には今の勤務先が書かれていたのか?今の時代手紙と言ったって電話やメールで良いだろうし婚約者が元彼に会いに行くかな?
色んな愛のカタチ
色んな愛のカタチを美しくも厳しい風景が彩るキレイなラブストーリー
佐藤健と中島歩の大学の後輩が森七菜という設定に度肝を抜かれるが、不思議と後半は違和感がなくなっている
仲野太賀と竹野内豊と河合優実がピリリと辛くも切ない演技で存在感を出してきていた
中々共感しにくいストーリーだが、少しでも投影できる人にはささるのでは?
思い出をなぞってツラくなる
大学病院の精神科医の彼のもとから婚約していた彼女がいなくなった
同棲している部屋に以前から届いて大学時代の元カノが旅先で出す手紙と写真
突然姿を消した婚約者を思いながら、過去の恋愛も振り返りながら、いなくなった理由を探すというストーリー
ウユニ塩湖、チェコのプラハ、アイスランド、ロケ先の風景がとてもイイ!そして、自分の昔の恋愛も思い返してしまうような優しい空気で進む物語が、後半突然びっくりするような展開で、肝が冷えたw 常春からブリザードな恐怖展開w
最後は、少しホッとしたので、良かった
恋愛の良い面もツラい面もちゃん描いた「花束みたいな恋をした」に似た感覚で、とても良い作品でした。
幸せは一瞬で、手に入れると失う怖さや喪失感に耐えられないという命題には、悩まされる
四月になれば彼女は
四月になれば彼女は
うーん。
色々ブッ刺さるところがたくさんあって心動かされる部分が多かっただけに少し残念だった。
咀嚼しきれていない部分がいくつかあるけど、1番ないなと思ったのは脚本だろう。
丁寧に作られているし、見たいものを的確に見せてくれるけど、きっちりかっちりという感じがした。つまらなくはないし、あれ以上ややこしくしたら逆効果かもしれないけど随分と守りに入った脚本だなと思った。
次何が起こるのか予想できてしまうし、予想通りにそれが来るから気持ちいいんだけど、楽しめない感じ。
「妻の失踪」シリーズでおそらく世界一面白いのは「ゴーンガール」だと思うけど、正直あれの足元にも及ばない。
妻の失踪理由はまぁ要は愛が冷めたからであって、それっぽいことを言っているようだけどそれ以上でも以下でもない。
主人公の相談役としてしか機能しないスナックの店員や幼馴染の男もないなと思った。
恋愛に不器用な二人の気持ちがすれ違う・・・
生きることに少しだけ積極的になり切れず、壊れてしまいそうな儚さも有りつつ
一緒に暮らす藤代と弥生。結婚式会場での打ち合わせでも、あまり嬉しさが無いのは一緒に暮らしている事から来る惰性か?はたまた、これから展開されるストーリーの前振りか?
四月一日生れの弥生は誕生日に姿を消してしまうが、藤代は恋人が姿を消したのに探し方に熱量が無いことからも今現在の二人の関係が見えてくるみたい。藤代の大学時代に別れた恋人・春から10年ぶりの手紙が届くのも結構と定番の展開で、弥生の失踪のきっかけになってしまう。そこから藤代と弥生のすれ違った心の結び直しの話が始まる。
原作/脚本が個人的に大好きな川村元気さんで、穏やかなストーリー展開になるのではないかと思っていたが、想像通りに優しい気持ちでラストを迎えることが出来た。(原作はこれからじっくりと読む事にします。映画では時間が足りなくて物語も中途半端感が有るので、やっぱり文字を追って楽しんだ方が良い作品だと思います。)
一緒に暮らすようになると、とどんどん感情が日常に流されて鮮度が落ちて行く。これは多くの人が口にすることだと思う。「頑張る」とはちょっと違うけれど、相手を思いやることと関心を持つことと愛情を持ち続けて行くことは大事!と映画を観たばかりの今日はそう思えた。が明日のことはわからないけれど・・(笑)ラストの藤井風くんの「満ちてゆく」が心にジーンと沁みました!
四月になれば,長澤まさみはヒステリックを起こし失踪する。そして佐藤健は動物博士になる
ラストの2人が抱き合うシーン。動物園の時とまるで一緒。
ああ,また繰り返すんだろうな〜。タイトルの通り毎年四月に。
この映画は佐藤健かわいそうだねっていう映画でした。
こんなことになるんだったら森菜々と一緒にいればよかったのに(そしたら死ぬ時も一緒に入れたのに)
きっといつまでも繰り返されるんですね。やがて佐藤健は動物博士になっちゃうんですね〜(調べすぎて)
だから普通にバッドエンドですね。長澤まさみ1人のために全て失ったんだから。
恋ってそうゆうもんですか?
ストーリーは割と好きでしたが後半はつまらなかったです。
ストーリーがなあ、、
うーん、なんだろう、私には響かなかった、、
言いたいことはなんとなく分かるんだけど、ストーリーがどうしても気になってしまう
映像は綺麗だし、森七菜ちゃんは可愛いし演技も良かった
期待してただけに、少し残念、😢
恋を終わらせないための二択
エンドロールで音楽が小林武史だと気づく。観ている間はわからなかったくらい控えめ。もっとエモすぎるくらい小林武史色を強く出して攻めて欲しかった。
そうすればもっと盛り上がったに違いない。
恋にはいつか終わりが来る。それを怖い、そんな日が来て欲しくないと恐れる気持ちはよくわかった。
佐藤健は何人もの女性と浮名を流すモテ男で遊び慣れたイメージがあるが演技となると一途な男にちゃんと見えるので感心しきり。
仲野太賀のバーテンダーのセリフが身に染みた。
一人の人を一生愛して、自分も一生愛され続ける自信の無いものは、ひとりで生きていく覚悟をもたないといけないなと。
ここからは共感できなかった部分を。
がんじがらめの登場人物たちを見て、自分はもっと自由な発想で生きていることに気付かされた。
父親とカレのどちらかを選ぶ必要なんてある?
一生移住する訳では無いのだからカメラが趣味の父親も連れて3人で旅行に行けばいいじゃないか。それも楽しい思い出になると思うけどなと思って見てました。男手が2人もあれば旅先で病状悪化しても安心だし。
原作を読んでいないため、なんの病気かもわからなかったし、海外を飛び回っていた頃には既に父親は死んでいたのだろうか?
また、元カノが気になるにしてもちらっと顔を見に行くだけならまだ理解できるがホスピスに就職して潜り込んで親しくなってしまうのは世にも恐ろしい。
今カノが元カノの所に行ったと現像された写真から知ってゾッとしない男も不思議だ。
4月1日生まれが嫌いな弥生ちゃんにとってはもう元カノはいないわ、彼は探しに来てくれるわでハッピーエンドではあるけど、人生まだ長いのでこの恋が続かないことに変わりはなさそうな気はした。
動物園の上司に橋本じゅん、ホスピスの職員に高田聖子と劇団新感線メンバーが出ていて長澤まさみの「メタルマクベス」を思い出さずにいられなかった。
そんな雑念も抱きつつ、恋が終わっても愛が長く続く方法や友情に変えてしまう方法を模索しながら悲しくならないよう傷つかないよう恋をするのか、そもそも恋をしないことを選び、だれも本気で愛せず愛さず愛されず、遊びの相手に慰められたりもしながら、ひとりで暮らす覚悟をするのかの選択肢、ひたひたと大人の判断をする日が迫り来るような気持ちになった。
熱い気持ちは一瞬で、儚く脆い・・・
映画的にかなり質が高かったし、ストーリーというか“仕組み”がなかなか良かったので、結果的には面白い作品だったかなと─。
正直、始まってからかなりの間、何だこのつまらんお話は・・・と中盤の後の方までかなり耐えた気がします。なんかむず痒いしカッコつけだし浅いような・・・。恵まれた環境で、ぬくぬくと育ってきているくせに奇跡のようなラブロマンスにも満足できない勝手気ままな野郎のいけ好かない物語なんて見たくないんですが・・・とまぁ酷い感情・思考しか沸き起こってこなかったのですが、そこにまたミラクルを重ねてきて、マジか・・・となって一瞬素直に涙しちゃいました。
救いようがなく、疲れ切ったような印象をつよく感じてしまう作品でした。希薄な人間関係など、まるで自分自身が批判されているような印象を受けたし、暗くどんよりしていて楽しい作品ではありませんでしたが、見事なロケーションと美しい映像は結構見応えあったし、何とかうまくやっていくような方法なんかも垣間見ることが出来たので、想像よりいい映画だったなぁという感想です。その前向きな感情も一時のもので暫くするとまた・・・と思わなくもないのですが、儚く脆い楽しみをちょっとずつ重ねていけば映画のような奇跡的な出来事も起きるのかも─
愛とは何か。 愛を終わらせない方法は受け取らないこと 愛することを...
愛とは何か。
愛を終わらせない方法は受け取らないこと
愛することを怠ったこと
ここが矛盾してると最初は思ったが
愛を受け取ることより愛を与え続けることで
関係が継続し安心し
一緒にいる未来が見えやすいのかなと
う〜ん難しい
とくに海外ロケでの映像美、主役の方々の安定した演技力、脇の俳優陣いい味出しててよかった!んですけど‥
序盤ちょっとモヤっと、中盤かなりモヤモヤ、エンディング伏線回収してもややモヤ残り!何故なんでしょうね。観終わったあと頭の上から大量の『モヤっとボール』が落ちてきた時のIQサプリのIQマスター伊東四郎さんの気持ちってとこでしょうか?川村元気さんと佐藤健さんの組合せは『世界から猫が消えたなら』の時にも感じた感覚が蘇って来ました。
弥生(長澤まさみさん)が何故心を病んでしまったか、それは藤代(佐藤健さん)にも言えることで、なぜ精神科医になろうと思ったのか?春(森七奈さん)がどうしてお父さん(竹野内豊さん)を振りきれなかったか?観た人が感じてください、はちょっと、ちょっとちょっと(幽体脱離〜)ですよね?!
ダー子を彷彿とさせない長澤まさみさんの落ち着いた雰囲気。刀を持たない時は静かな佇まいの佐藤健さん。元気印封印の森七菜さん。みなさんそれぞれ素晴らしいこと、十分感じています。
でも何か違うんですよね〜
仲野太賀さんや河合優実さん、ともさかりえさんたち、とってもよかったのにね。私の感性が衰えているのでしょうか?やはりモヤっとです。
愛することを続けるためには、手に入れないこと…
ほんとにそうなのか…?
互いに、もしくはどちらかが冷めたのなら別れればいい
お互いに理解し合えないけれど一緒に居たいなら、2人だけのカタチを2人で見つければ良い
その努力すらできないのなら一緒に居なくても良いのでは?しんどいだけでは?
全162件中、41~60件目を表示