劇場公開日 2024年3月22日

「四月になれば彼女は」四月になれば彼女は tyshiさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5四月になれば彼女は

2024年4月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

四月になれば彼女は

うーん。
色々ブッ刺さるところがたくさんあって心動かされる部分が多かっただけに少し残念だった。

咀嚼しきれていない部分がいくつかあるけど、1番ないなと思ったのは脚本だろう。

丁寧に作られているし、見たいものを的確に見せてくれるけど、きっちりかっちりという感じがした。つまらなくはないし、あれ以上ややこしくしたら逆効果かもしれないけど随分と守りに入った脚本だなと思った。

次何が起こるのか予想できてしまうし、予想通りにそれが来るから気持ちいいんだけど、楽しめない感じ。

「妻の失踪」シリーズでおそらく世界一面白いのは「ゴーンガール」だと思うけど、正直あれの足元にも及ばない。
妻の失踪理由はまぁ要は愛が冷めたからであって、それっぽいことを言っているようだけどそれ以上でも以下でもない。
主人公の相談役としてしか機能しないスナックの店員や幼馴染の男もないなと思った。

tyshi