劇場公開日 2024年3月22日

「これまでの恋を思い出し、これからの恋を思わせてくれる映画」四月になれば彼女は もいさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0これまでの恋を思い出し、これからの恋を思わせてくれる映画

2024年4月4日
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鑑賞方法:映画館

いい意味で淡く不完全燃焼になるような映画。なので、ものすごく原作を読みたくなる。(読もう!)

愛を終わらせない方法とは…とひたすら考えさせられる。愛の終わりについては「恋人同士の気持ちのすれ違い」とかそういう単純な言葉では表せられないほどぼんやり曖昧なものなのかもね。

一度でも恋をしたことがある人はその恋を思い出すなと思ったし、これからの恋についてもきっと想いを馳せるだろう。

好きな気持ちだけではどうにもならないこともある。けれどもその好きな気持ちをもし未来の私から見たらどう思うのだろう。未来から見た時、希望ある愛の形になっているだろうか。

ふわふわと色んな考えを巡らせながら見られる映画。脇役キャストの方々は、出演時間こそ短いものの、とてもいい味を出しているし、主役三人が上手い具合に引き立っている。

タイトルに立ち戻り考察できるほど深く入り込めなかったので、やはり原作を読んでみようと思う。

もい
トミーさんのコメント
2024年4月5日

コメントありがとうございます。
元カノの様子を窺いに来たら・・片方は直に居なくなるからこそ成立する交流が、ちょっと興味深かったです。その後も弥生がホスピスに残っていたのも何か切ないです。

トミー
uzさんのコメント
2024年4月4日

共感ありがとうございます。

映画では、正直タイトル回収はされていません…笑
原作はほぼ別物で、特に純(弥生の妹)の違いには驚かれるかと思います。
ラストは小説の方が好きですが、これ以上はネタバレですね。
小説版がもいさんにとって良きものでありますように。

uz
humさんのコメント
2024年4月4日

こんにちは
原作はさらに違うイメージで私は読みましたよ。
映画もそうですが小説も受け手次第ですよね^ ^
タイトルとともにふと時間が戻る気がした爽やかなレビューが心地よかったです。

hum
トミーさんのコメント
2024年4月4日

共感ありがとうございます。
二回も逃げられたフジくん、でも決して相手を詰めるような所は見せませんでしたね。そこが情けないと言う人も在るんでしょうが、それが彼の本質だと解ってあげてほしいとも思いました。

トミー