DASHCAM ダッシュカム

劇場公開日:

DASHCAM ダッシュカム

解説・あらすじ

コロナパンデミックのさなかにZoomを介して広がる恐怖を描いた「ズーム 見えない参加者」のロブ・サベッジ監督が、再びコロナ禍の世界を背景に、迷惑系動画配信者の主人公が陥る恐怖を、画面越しの視聴者目線で描いた新感覚ホラー。

女性ラッパーで迷惑系ライブ配信者として人気を得ているアニーは、ロサンゼルスのコロナ規制に辟易し、イギリスに住んでいる昔の音楽仲間であるストレッチのもとを訪ねる。しかし、今は配達員として普通に暮らしているストレッチにとってアニーの来訪は迷惑でしかなく、追い返されてしまう。頭にきたアニーは、ストレッチの車とスマホを盗み、ライブ配信をしながら彼のフードデリバリーの仕事を勝手にやりはじめる。そして、あるレストランのオーナーから大金を積まれ、ひとりの女性を運ぶという奇妙な配達依頼を受ける。悪態をつきながらも女性を目的の場所へ運ぶため出発したアニーだったが、その先には想像を絶する恐怖が待ち受けていた。

主人公アニーを演じるのは、実際にシンガーソングライター兼俳優として活動しているアニー・ハーディ。

2021年製作/80分/PG12/アメリカ・イギリス合作
原題または英題:Dashcam
配給:アクセスエー
劇場公開日:2023年7月14日

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映画レビュー

3.0"Annie Hardy" in POVホラー

2025年6月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

難しい

驚く

配達員が配達先で老婆のライドシェアを頼まれた結果、滅茶苦茶怖い目に遭う映画。
最大の特徴は何と言っても主人公アニーのキャラクターでしょうね。
ぶっ飛んでいる、というよりは「お下劣ラップでしか感情表現ができない、世間に逆らう私TUEEE、いいねヨロ☆」な迷惑系配信者です。
よくあるB級ホラーなら真っ先にスプラッターされるタイプなんですが、これがすっごいしぶといw
その図太さが個人的には一周回って「頑張ったね…」と思える程度には許容できましたが、好みが大きく分かれるポイントだと思います

ちなみにこのアニーは実在の音楽家で、どういう事情か本人名義のAnnie Hardyとして主演されています。
キャラを盛っての出演らしいですが、彼女のwikiを読む限り本人も中々波乱万丈なタイプのようで…。
あのユニークなエンドクレジットも彼女が作ったんですかねw

一転、ホラー描写は中々真面目で、怖いシーンやスピード感はむしろ高評価(☆+3)。
背景から無音(SEゼロ)で近寄ってくる演出は、SEのデカさだけで驚かせようとする監督たちにぜひ見習ってほしい位です。
なのでホラー好きの方にも一度は見てほしいところなんですが、「終始POV形式できつめな画面揺れ(☆-3)」、「うんこのドアップ」、「Annie Hardy(☆-1)」など各種不快要素には耐性が必須なのでご注意下さい。
シナリオは「結局アレは何だったんだ」系ですが、ぶっちゃけ観終わって印象に残るのはやはりAnnie Hardy…なので問題アリマセンネ(☆-1)

もしかして主人公を普通のキャラにしたらそこそこ良作のPOVホラーになったのでは…?
いや、Annie Hardyが記憶に残ったのなら監督的には満足だったのでしょうか…?
そんな映画です

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Lyman

3.0感想メモ

2025年6月18日
iPhoneアプリから投稿
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ヒラめ

3.0鑑賞動機:極一部の評判8割、あらすじ2割

2024年2月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

最初はどうなることかと思ったけど。
迷惑系の割にはビビりというかギャーギャー言わされる所もあって、「ざまあ」みたいにはそれほど思えなくて、下衆な人が酷い目に合う話とは簡単に言いきれないと思った。何だかわからないけどキチャナイかと思えば、さりげなく(?)「うしろーーーー!?」という状況になってたり、妙にしっかりした伏線仕込んでたり余計に混乱した。
私は説明されないものの方が恐ろしく思うので、その点は良かった。
そして最低なエンドクレジットにはちょっと感心したが、流石に長すぎる。

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なお

4.0無敵の主人公。まぁ主人公だからね。

2024年1月28日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

怖い

興奮

コロナ禍でロックダウン中、暇になったクソ迷惑なラッパーストリーマーが体験する悪夢の様な一夜。
序盤はその傍若無人は振る舞いの最悪さが笑える。多少誇張してるだけでこんな奴いるいる。。
中盤から"何か"に巻き込まれ、「迷惑系配信者POV」とはまた違ったスリルが高まる。
こんな奴いつ死んでも感傷的にはならないけど、このカオスな物語の続きは少し気になるし、どんなオチを見せてくれるのかはもっと気になる。
「YouTubeに転がってるショートショートホラーフィルム(グロあり)を映画にしてみたら面白過ぎたwww」ってタイトルかな。投稿するなら。

そして80分(エンドロールが長めなので本編のみでいうと70分弱)という時間で無駄なシーンばかりのようで隙のないテンポ感はまさにジェットコースタームービーと言って差し支えない。

エンドロール、反省してない〜という意見も目立つがあんなことあったら怖いもんなんて無くなるし、そら無敵感に拍車もかかるだろ!

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ezio