劇場公開日 2023年11月23日

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首のレビュー・感想・評価

全509件中、301~320件目を表示

3.5北野武の仁義なき戦国絵巻

2023年11月27日
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荒木村重の乱から本能寺の変、山崎の戦いと一気に見せる絢爛ながらも血生臭さが漂う戦国絵巻で、良くも悪くも北野監督のカラーが出た作品です。百姓も大名も成功のために相手の首を欲しがると言う陰惨なテーマと北野監督の独特のリアルで美しい映像は、絶妙の組み合わせです。グロテスクで残酷なシーンが多い上に男同士の色欲と野望のドロドロした情け容赦ない展開は殺伐となりそうですが、そこにシュールな笑いをぶっこんでくる感覚が凄いところです。一つしかない首をかけて戦っているのに、家康だけはスペアの首(影武者)をいくつも持っていたり、そのスペアが討たれるごとに段々劣化してくるのは、お笑いではなくブラックユーモアの極致ですね。一方で、群像劇のようでいながら、ストーリーの視点が曖昧なので、誰が主人公なのか分かりにくいです。村重でも信長でもなく、曽呂利新左衛門が狂言回しかと思うと、ちょっと違う感じです。また、ビートたけしはじめ、役者さん達の台詞回しが現代劇みたいで非常に違和感がありました。信長役の加瀬亮が熱演している分、もったいないです。役者では、前述のようになんと言っても加瀬亮の甲高い尾張弁でしゃべりまくる信長のブチ切れ演技が最高でした。意外とビートたけしの秀吉はいい感じですが、台詞回しがいつものたけし調で残念。

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シネマディクト

5.0至って真面目、故に滑稽

2023年11月27日
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というのが徹頭徹尾貫かれたテーマであると感じました。

時は戦国、朝には味方だった相手が夜には敵になる空気の中で、誰もが「俺こそ次の天下人」と目をギラつかせています。
なかでも才気溢れる明智光秀と、農民からのし上がった羽柴秀吉、誰からも狸と呼ばれ油断ならぬやつと睨まれている松平家康に焦点を当てながら物語は進みます。

本気で打倒織田信長を夢見た荒木村重の謀反と信長、光秀の確執がしつこいほどに描かれ、己の出自から生まれる拭いがたき屈辱を晴らそうとする秀吉の姿勢や、意外と頻繁に死にかける家康など、どこをとっても魅力的なキャラクターに溢れ、終始飽きませんでした。

個人的にはもう少し年嵩の俳優に信長を演じてほしくもありましたが、稀代の傾奇者、そして恐るべき狂人を演じきった加瀬亮さんは見事でございました。

千利休の出番は少ないながらもあらゆる企みを目まぐるしく回転させる歯車としての役割がとみに素晴らしく、岸部一徳さんでなければ演じきれなかったでしょう。

西島秀俊さんの凄みのある色気や、中村獅童さんの泥臭くはしゃぎ回る農民姿、なにより、ぽんぽん首が刎ねられ血飛沫が飛び散る世界の中で、おもわず笑わずにはいられないコメディカルな演技ができる北野武さんのパワーは、ほんとうに、感動いたしました。

家族と見に行くのはおやめになったほうがいいでしょう。
あくまでお独りで見に行ってください。

これはまだ、ネタバレが横行していない今のうちに、映画館で。初見がテレビではあまりにもったいない作品です。

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ばぶ

2.5怖すぎる。

2023年11月27日
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怖い

正直この映画はかなりグロい作品なので、血を見るのが苦手な方には観るのをお勧めできません。私は血が苦手なので非常に怖かったです。非常に北野武らしい作品でした。白黒映画にしてくれた方がちょうど良い気がしました。

作品は2時間以上もあり、長く感じました。

ストーリーがやや複雑で、聞き取りづらい言い回しも多かったため、作品を1度見ただけで全部理解するのは難しいと感じました。ただストーリーが多少分からなくても飽きにくい作りになっていたため、外国人でも楽しめる作品になっていました。

今回の信長のキャラクターが結構好きで、大河ドラマ等で描かれる信長は大抵の場合、カッコよくキザに描かれてしまっていたが、今回は破天荒でめちゃくちゃなキャラクターと言うこともあり、これぞ信長という感じだった。

あまりにも残虐かつ残酷な作品のため、当然ながら地上波では絶対に放送はされないだろうし、北野武作品のため、サブスク等で見るのも難しい作品だと思います。そのため、映画館で見るか、DVDを借りるか買うかして観る方法しかないと思います。ですので、観たい方は映画館で観ることをおすすめします

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FUNAO

3.5戦の迫力

2023年11月27日
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鑑賞方法:映画館

斬りまくる凄まじさ、残骸の描写は迫力あった。その傍では命を尊くも何とも思ってない会話やユーモアがあり、ベテラン俳優達の少し真面目なたけし城のようで面白かった。
歴史好きではないので早い展開がわかりづらく感じた。
ラストの「首」の扱い方はお見事でした。

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Olivia

2.0ゾクゾク感や感動がない

2023年11月27日
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 映画とはゾクゾク感や感動などがないとスクリーンで見た理由がない。 う〜ん、たけしさんだから見たが、やっぱりとほほという感じだった。

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アントン

4.5素晴らしい歴史映画、人間ドラマ

2023年11月27日
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楽しい

知的

パワハラ上司の信長に耐えかねた武将たちが本能寺の乱を起こす話だが、そこに様々な要素が入り乱れているのが実に面白い。
ヤクザの幹部のような大名たち。その頂点にいるハイパーパワハラ上司の信長。その家臣たちが愛憎の情と欲望の打算でそれぞれ動いていく。
そして大名たちに率いられる軍、雇われ傭兵の忍者、被支配民である農民など各階層の人々をとても上手く描いている。軍はヤクザ幹部である大名に率いられたならず者の集団であり、忍者は傭兵のスペシャリストであり、農民はボロを着た汚い馬鹿である。
この無秩序の中で、各勢力の人々がどいつもこいつも自分勝手に行動し、理不尽な暴力で人がバサバサ死んでいく。
農民はあっさり焼き討ちにあって殺されたと思えば落ち武者狩りを行い、忍者は大名を暗殺したと思えば逆に大軍に襲われ里ごと皆殺しにされ、偉そうな大名も権力を失えばたちまち奴隷や農民に殺される。
我々のいる秩序に守られた文明社会とは全く異なる暴力と理不尽がまかり通る地獄の世界を淡々とコミカルに描いている。
そしてそんな地獄の主役はもちろん大名である戦国武将たちであるが、彼らが愛憎(男色含む)と欲望によってどのように謀反に至ったのか、複雑な人間社会を見事描いていると思う。

また歴史考証的にもなかなか良くできていて、当時の人々の常識が我々とは異なることをよく理解した上で歴史的な事実や社会のあり方や戦国武将をエッセンスとしてうまく抽出してストーリーに当てはめてる点も素晴らしかった。
荒木村重謀反の経緯や茶臼山の光秀饗応役事件や中国攻めや中国大返しなどを上手くストーリーに当てはめてたし、信長のパワハラ具合や領地の割り振りなどを見るとそりゃ謀反起こすよなと思ったし、この裏切り裏切りの果ての勝者である秀吉もやがて信長と同じように狂った挙げ句弟の秀長を殺すんだよなあと思うと不思議と腑に落ちるところがあった。
やたら女性中心だったり、やたら「民・民」いったりするNHKの大河ドラマよりこちらの方が戦国時代をうまく表現していると思う。

唯一残念のは光秀の凋落が描かれてないこと。
天下を取るために謀反を起こしたにも関わらずなぜ秀吉にあっさり破れたのか全く描かれていない。諸侯の協力を得られなかったことや秀吉に裏切られたことを知った瞬間やその秀吉が信じられないほど早く戻ってきたことなどを5分でいいから光秀視点で描いてほしかった。
それができてれば★5だったが、そこだけ残念なので4.5にしました。

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たこつぼ

2.0なんか中途半端

2023年11月27日
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歴史好きにはまず受け入れられないだろうしエンターテイメントとしてとても面白いのかと問われるとそうでもないし。
この時代好きな人が多いだけに難しいね。
もっと過激にいってほしかったなという印象。

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れっどでび

2.5インパクトはあるものの・・・

2023年11月27日
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カンヌ映画祭上映で話題になっていたし、久しぶりのタケシ作品ということ、さらにインパクトのある予告編をみて興味が高まった作品だった。

【物語】
天下統一を目指す織田信長(加瀬亮)が打倒毛利、武田軍に邁進する中、家臣荒木村重(遠藤憲一)が謀反を起こす。信長軍は簡単に村重の城を攻め落すが、村重を捉え損ね、村重は姿を消す。明智光秀(西島秀俊) は村重の捜索を命じられ、捕えるが元々村重と深い仲にあった光秀は信長に差し出さずに村重を密かに匿う。

一方、天下取りを密かに狙う羽柴秀吉(ビートたけし)は、信長、光秀、家康らの動きをつぶさに探りながら、常に自分が天下を取るためにどう動くのが有利かだけを考え、弟の羽柴秀長(大森南朋)、黒田官兵衛(浅野忠信)らと策を練っていた。

【感想】
従来の戦国ものと比較して、より利己的な武将達によるより生臭い戦国の世をインパクトのある映像で描こうというのが狙いだったのだと思う。その象徴が“首”であり、いとも簡単に首をはねるシーンがこれでもかと出て来る。「敵の首を取ったもの勝ち」が強調される。

既に数えきれないほど作られた戦国時代ものをそういう「ある視点を強調して作る」のが悪いとは思わない。が、致命的に脚本が弱い。随所のシーンでリアリティーが感じられない。中でも違和感を覚えたのは信長像。信長の傲慢さは世の中のイメージどおりなのだが、それをデフォルメして、あそこまで描いてしまうと、天下統一寸前まで行く前に、家臣が離反しないのが不自然。信長が後世に名を残す武将になったのは、暴君という一面とは別に、それでも家臣が着いて行くリーダーとしての魅力・統率力があったはずだ。あるいはどんなに人間的に酷くても絶対逆らえない天才的な権力支配の仕組みを作っていたことを描かれていれば良いが、それも無い。本作を観る限りは、田舎大名時代に家臣達に殺されないわけがないと思ってしまう。

劇中でもひどい仕打ちを受けながら、光秀はすぐに怒らないのだが、信長の横暴さしか描かないから「なんで?」でしかない。寵愛を受ける信長の側近(いやペット?)の存在も全く持って不自然にしか映らない。

また別のところでは、黒田官兵衛が優秀な参謀という位置づけになっているのだが、その知略の描写が半端で「なるほど、切れ者!」とならない。

さらに俺が一番気に入らないのはこんなところまで“流行り”のLBGTを持ち込んでいる。あたかも戦国武将=all男色くらいの勢いだ。そんな設定にする必要性が全く分からない。

ということで、信長役の加瀬亮初め、随所に役者の熱演は観られるものの、それが無駄になっている。

カンヌの観客の中に一体どれだけ本当に称賛の拍手をした人がいたか・・・

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泣き虫オヤジ

4.5BL戦国時代

2023年11月27日
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90年代から度々、秀吉の映画を撮ろうと思う言っていたビートたけし

これが、あの時言っていた映画かと

予告段階ではクレイジー信長をいかに殺す映画なんだろうなと予想はしていたが、所々ギャグを入れており、その反面残虐描写を挾む作りに

加瀬亮がアウトレイジの流れのぶっ飛びキャラ(まるでブラック企業の社長)で、まず地上波では放送できない

良識派とみられている明智光秀役の西島秀俊も決して良識派ではなく、荒木村重役の遠藤憲一とこってりシーンを熱演

たけし、大森南朋、浅野忠信の三人組がひたすらボケまくり、小林薫も家康をひたすら影武者コントで笑わせる

キム兄とアマレス兄弟が結構出番が多い(中村獅童も含む)

終わり方に北野武監督のメッセージが含まれており、結局人間なんてしょーもない生き物なんだと自分は受け取る

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うんこたれぞう

3.5色々詰め込み過ぎちゃった感がある

2023年11月27日
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面白かったんですよ。
だけど何だかワチャワチャ感が強くって、たけしと浅野忠信、大森南朋の会話シーンはトリオのコントみたいで大森南朋なんか半笑いの表情が多かったような……
あと、斬りおとした首がチープな作り物に見えたのが残念だった。
それでもエンケンさんの哀愁漂う演技とか加瀬亮の怪演、そして中村獅童のイッチャってる表情なんかが上手い事盛り上げてくれたので、ダレずに観終えることができました。
史実に照らしてどうなのとかは考えずに楽しむ作品なのでしょうね。

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ニコラス

3.0死の匂い

2023年11月27日
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寝られる

素直に傑作だと思います。ファーストシーンから素晴らしい。ラストまでずっと素晴らしいかったです。

ファーストシーン、こんな画、日本映画でしばらく観たことなかったと思いました。
もうその時点で胸ぐら掴まれて、あとはもうひたすら心地よく映画の中を引き摺り回された感じで、本当に気持ちいいぐらいどっぷり作品に浸かってからの引き放し方まで、心から楽しめました。

首には終始「死」が充満してます。匂ってきそうなぐらい凄惨な死体がたくさん映ります。あまりにも簡単に人が死んでいくので、次第に笑えてくる。で、ふと気づく。人の生き死にを観て笑ってる自分が一番恐ろしい、ということ。

心底ゾッとする素晴らしい映画でした。

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ちょんまげ

4.0男色の戦国史

2023年11月27日
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昔の武士に男色家が多かったのは歴史的にも明らかのようだ。というか昔からゲイやバイセクシャルの人は多かったということ。子どものときに不思議に思っていた森蘭丸の立ち位置が織田信長の衆道だったと知ったときは驚いた(あくまで諸説ある話だが)。
本能寺の変あたりの時代を描いた物語はたくさん作られていて、今さらどうなの?と思っていたが、こんな描き方があるのかと驚かされるものだった。男色の戦国史と言える内容。でもこれが意外と史実に近かったりしてなんて感じてしまう。
でも男色を楽しんでいる武士もいれば、上下関係で仕方なくという武士もいる。殿の言うことは絶対という感覚だから、ハラスメントなんて感じる余裕もない。すべてはお殿様に気に入られて出世するために我慢する。どうしてもと耐えられなくなった者が謀反を起こしたりする。現代の男社会にもこの感覚が残っているから、信長の暴挙に耐え忍ぶ家来たちの姿が滑稽なはずなのに見ていて苦しくなってしまう。
武勲を上げた証拠となる「首」というタイトルを付した本作。なり上がろうとする武士たちの上昇志向の話というよりも、武士たちの性愛と嫉妬の物語として面白かった。「アナログ」のときにも思ったが、北野武のストーリーテラーとしての才能に驚くばかりだ。

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kenshuchu

5.0猜疑心と滑稽さと狂気が満載

2023年11月27日
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笑える

楽しい

興奮

後継争いで、役員たちが次は「オレだ」と思いながら、お互いを探り合う会社組織や、政治家の世界に重なりました。猜疑心を滑稽な狂気に落とし込んだのは北野監督らしさ。まるで時代劇の「アウトレイジ」。今までの時代劇像を覆したので、これから時代劇に挑む監督はキツイかもしれない・・・。現代に通じる時間のベクトル上で創造と破壊の妙手を繰り出す北野監督に脱帽しました。珠玉の一品です。最後の秀吉のセリフを聞き逃さぬように!

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Masked Hearts

3.5人の命が盤上の駒のよう

2023年11月27日
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笑える

怖い

興奮

本当にいい意味で人の命があっけなく散っていく様をまじまじと実感していく物語で
王将さえ守れば何をしても良いと言うのがわかっていたが、そうだよなと改めて思い知る映画だった。
将棋の盤面であれば確かにそうだけど実際の人であれば別だろうと信じたいがこうまで無碍に散っていくと人とはコマなんだなと諦めも早かった。

淡々と過ぎる中で男色的な面が結構多くて
そういうのが苦手な人は受け付けづらいのかもしれないけど
ハニートラップよろしく目上の人の色を熟知して出世を求める事は
現代としても腑に落ちる感性もそこにある

面白かった以上に諸行無常の念があるが
あんなにコマ扱いしていた軽い命の人物の首が並んで覚えていることになんだか嬉しくてなんともいえない感情になりました
面白い

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sasaki

5.0す〜べて遊びだわ!

2023年11月27日
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笑える

興奮

幸せ

心待ちにした公開日に鑑賞。
この作品はあくまでフィクションでありエンターテイメントなわけです。
北野武が世の中をどう裏切りながら自身の生き様を貫くのか、興味はありませんか?
キャスティングの妙(年齢がどうとか何を見に行かれたのでしょう)と止めどない刺激量と強度に酔いしれました。

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はみ

1.0首 構想30年って。。。

2023年11月26日
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今年最大に期待して観に行きましたが見事に裏切られた感じです。まずタケシの秀吉役に年齢から来るものか、全くリアリティーがなかった。老け過ぎ。監督兼任なので誰も文句を言えないのか、演技も全くダメ。観終わって誰が主役なのかも分かりませんでした。
構想30年って。。。

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WOWOW

3.0首と言うより首無しw

2023年11月26日
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とにかく頭を落とすシーンが多い
ギネスでも狙ったのか?w

ま、タイトルなんでそれは良いとして

男色シーンも北野映画には多いけど、ついにそれをメインにした感じだったw

アウトレイジでも良い役者さん多かったけど、今回も役者さんでは中村獅童、キム兄、岸部さんあたりが良かった!

獅童さん良かったなぁ!あの汚らしさが本当にリアルだった

キム兄スゴイ!その存在のおかげで演技やセリフがバラバラな役者陣を上手く繋いで中和している感じがした
飄々としながらタケシの言いたいボヤキを違和感なくセリフとして言わせられる役者は他にはいないのでは

利休の岸部さんは最高に合ってたw
単体の映画として見たいくらい

秀吉は自分は役者やるつもりじゃ無かったって言ってたらしいケド、もうテンポ感悪くなるの分かっててやってる感じやね
滑舌も悪いし演技もする気無いのかな
まあ、アイコンとして出てると思えば後半は気にならなくなって来たけど

他にもセリフが聞き取りづらい人が多かったかなあ

信長加瀬さんの振り切り演技はアウトレイジの時と同じだったかなぁ…嫌いじゃないけど

その他、美術、撮影、VFXなど邦画も凄くなりましたね

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mocAgAcom

4.0やっぱり面白かった

2023年11月26日
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楽しい

怖い

興奮

昔の北野作品の方が良作だけどコレはコレで面白かった。黒澤明は娯楽作品から芸術作品になっていったけだ北野武は分かりやすく娯楽性を高めている。そしてコンプラとか今の世の中の風潮や大河ドラマなどで美化された歴史上の出来事や人物像に「冗談じゃねぇよ」と反旗を翻してる感じがした。

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グレート遠州

3.0たけしのエンタメでしたけど

2023年11月26日
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歴史上の有名な出来事と人物を題材に、たけし流のストーリーと演出で作った映画でした。タイトルの首からは想像できない内容でした。あの時代の厳格な武士道を描いてほしかった。信長、光秀の首の描き方はたけし流のエンタメでした。賛否別れるところでしょうか。

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優翔太郎

4.5直接的にもグロいが精神的にもグロい

2023年11月26日
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2023年劇場鑑賞284本目。
タイトルに偽りなしとでも言うかのように、まぁ斬首シーンの多いこと。全く隠すことなく見せてくるので結構グロいです。
昔バス遠足で伊賀忍法帖という真田広之主演の映画を流され、首を斬られるシーンで盛大に吐いたトラウマもあり、斬首シーンは苦手なのです。

しかしそれ以上に、公開前に散々言われてきた加瀬亮の信長よりも、西島秀俊の明智光秀のほうがよほど残忍で心底ひきましたし、名も無い人たちがどんどん気まぐれで殺されていくのはタランティーノ映画の嫌いなところみたいな感じでイヤでしたね。
それでも画面に惹きつけられるのはさすがでした。

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ガゾーサ