ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語

配信開始日:

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語

解説

「チャーリーとチョコレート工場」で知られるイギリスの児童文学作家ロアルド・ダールの著作「奇才ヘンリー・シュガーの物語」を、「グランド・ブダペスト・ホテル」「アステロイド・シティ」のウェス・アンダーソン監督が映画化した短編。

大金持ちで働いたことことがなく、賭け事が大好きな男ヘンリー・シュガー。ある時、目を使わずにものを見ることができるという導師の存在を知った彼は、その力をギャンブルでイカサマをするために利用しようとするが……。

主人公ヘンリー・シュガーをベネディクト・カンバーバッチが演じるほか、レイフ・ファインズ、デブ・パテル、ベン・キングズレー、リチャード・アイオアディ、ルパート・フレンドらが出演。Netflixで2023年9月27日から配信。第96回アカデミー短編実写映画賞受賞。

2023年製作/39分/アメリカ
原題または英題:The Wonderful Story of Henry Sugar
配信:Netflix
配信開始日:2023年9月27日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第96回 アカデミー賞(2024年)

受賞

短編実写映画賞  
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Netflix映画「ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語」独占配信中

映画レビュー

4.0観るたびに味わいの増すウェス&ダールのとびきりの表現世界

2023年9月30日
PCから投稿

ウェス・アンダーソンと言えば、初期作「天才マックスの世界」にすらダールの語り口の影響が濃く及んでいることで知られる。今回の奇想天外な40分足らずの新作中編を観て改めて驚いたのは、ダールの原作内の言葉がいつになく忠実にいかされていること。それに息つく暇なく早口で間断なく語りが続くこと。すなわちウェスにとってダール作品のちょうどいい体感速度とは、まさにこのくらいなのだろう。正直言うと僕は字幕版を観て全然理解が追いつかず、もういちど吹替で見てやっと詳細を理解できた。だがそのおかげで「グランド・ブダベスト・ホテル」的な多重構造、「ダージリン急行」を思い起こさせるインド風味、ウェス作品特有の演劇舞台装置的な美術と動線、それに作品全体をそこはかとなく包む哀愁を味わうことができたように思う。何度も繰り返し味わえる、動く絵本。ダールの自宅敷地内にある名高き執筆小屋での執筆の様子が再現されているのも楽しい。

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牛津厚信

3.0短編映画の楽しみ方は難しい!?

2024年9月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ウェス・アンダーソン監督作品ということと、第96回アカデミー賞短編実写映画賞受賞とのことで鑑賞。
うーん、全体を通して期待通りとは言えないかな。
独特な映像美やテンポ感はさすがはウェス・アンダーソン監督といったところだが、面白味やましてや感動感銘は正直味わえなかった。
自分が短編映画に全く慣れていないため観方のポイントがわかっていないこともあるとは思うが、それにしてもあまりに奇抜過ぎなのではないかと思ってしまう。
観終えたあと、過去のアカデミー短編映画賞受賞作品を調べてみたら、1作品も観ていなかったどころか、恥ずかしながら知りもしなかった。これではあまりに勉強不足、本作を楽しめるわけもないなといったところだ。

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いけい

3.5透視

2024年3月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

2024年3月21日
映画 #ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語 (2023年)鑑賞

#ウェス・アンダーソン 監督の短編映画
#ベネディクト・カンバーバッチ、#レイフ・ファインズ、#ベン・キングズレー が短編映画で共演できるのはNetflix資本があるからだろうな
Netflixのおかげでこういう作品も日の目を見る

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とし

3.0ウェス・アンダーソンっぽいが、らしくない。

2024年3月20日
iPhoneアプリから投稿

なぜ、らしくないとなるのか、
美術セット、カメラ手前の小さな装飾品、
そこまで作り込む圧倒的スタイルが良かったのに。

背景が簡単な絵、CG、
パステル調のメルカトル図法の絵本・・・
これではニセ・アンダーソン(これはこれで貫けばおもしろいが・・)
じゃないかー。

これからどこへいくウェス・アンダーソン

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蛇足軒妖瀬布