バッド・デイ・ドライブのレビュー・感想・評価
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何度もリメイクされている映画はやはり(原作が)良いということ
今年402本目(合計1,052本目/今月(2023年12月度)3本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))
韓国映画で似たような映画を見て、元ネタありなのかな?と思ったのですが、元ネタはスペイン映画のようで、それをもとに許可を経ていろいろな「亜種」が出ているようです。
この「元ネタありの映画」である以上それを超えることはできることはできないこと、またこの映画(車の中くらいしか移動できる範囲がない等)の類型は何を書いてもネタバレになってしまう点はありますね。
スペイン語による「原作」(要はオリジナル要素など一切入っていない一番最初のもの)を見てみたいのですが、アマゾンプライム等を使っても見ることはできないようです(権利関係の問題?)。
作品に関してはこういった事情があるため、「どこかで見たような」という点が生じてしまうのは上記の事情であり、「いろいろな新解釈によるいろいろな解釈もあり」ということで減点対象まで見出すことができずフルスコア切り上げの扱いです。
こうした事情があり、本映画それ自体は「新作」の扱いですが、「元ネタがありいくつかの映画でオリジナル要素を入れつつリメイクされている」という特殊な映画なので、行く行かないが「ある程度」分かれるかなといったところです。
誰が観ても面白いやつ
【"自分の人生を取り戻す!”全編、尋常でない緊迫感溢れる爆弾搭載されし、自動車ムービー。今作は、家族より仕事を優先して生きてきた男が、息子と娘の命を守るために奮闘する姿が沁みる作品である。】
ー 今作は、リーアム・ニーソンのナント101作目の出演作だそうである。正に偉業である。そして、ここ近年(「アンノウン」から)タッグを組んできた、ジャウム・コレット=セラが今作でも製作陣に名を連ねている。このタッグの作品に外れはない事を、本日確認した。-
■ベルリンで金融ビジネスを共同経営しているマット(リーアム・ニーソン)は妻、ヘザー(エンビス・デイビッツ:リーアム・ニーソンとは、「シンドラーのリスト」以来の共演である。)から、”友人との約束”があると言われ、渋々息子ザックと娘エミリーを車で学校に送って行くことに。
だが、運転中に車内に置かれた携帯に非通知の着信が入る。その”見知らぬ男”に言われた事。”座席の下に爆弾を仕掛けた。命令に従え。座席から下りた瞬間爆発するぞ。”
そして、”見知らぬ男”はある地点にマットを導き、マットの同僚と女性が乗る車をパニックになった女が車を降りた事で目の前で爆発するシーンを見せつけるのである。
◆感想
・序盤から尋常でない緊迫感溢れる作品である。車を降りられない中、犯人の指示に従うマット。妻に自身の貸金庫を開けさせ、金を引き出すも、犯人はその金をマットに渡す指示を変え、見知らぬ男に渡させるのである。
ー そして、マットはユーロポールから、爆弾事件の容疑者としても追われるようになる。メンタルが弱かったらとても耐えられない状況の中での、マットの子供を気遣いながらの対応ぶりをリーアム・ニーソンが見事に演じている。-
・次に向かった地点には、共同経営者のアンダース(マシュー・モディーン)が線路の向かいに止まっている車の中で、悲痛な表情で座っている。
ー 犯人は、マットに”ドバイにある緊急用の貸金庫の番号をアンダーソンから引き出せ”。と迫る。そして番号を引き出した時に、”貨車が目の前を通過”し”、アンダーソンの車は大爆発する。そして、破片がエミリーの足に突き刺さってしまうのである。
実は、このシーンを見て【犯人は共同経営者であるアンダーソンではないか?】と思ったのだが、観賞続行。-
・マットはユーロポールに取り囲まれながらも、率いるアンジェラと交渉し付近の電波を遮断させ、犯人の形態を圏外にし、エミリーとザックは救出される。
ー だが、ここでは終わらないのがリーアム・ニーソンアクション映画である。マットは包囲するパトカーを蹴散らし、犯人を捜しに行くのである。彼の家族を殺されかけた怒りが爆発し彼は叫ぶのである。"自分の人生を取り戻す!”
このシーンは父親として、キチンと家族と接してこなかった悔いもあるかと思うし、自分が死ねば暗証番号が分からなくなり、犯人は起動ボタンを押さないだろうという思惑も有ったかと思う。-
・そして、愚かしき犯人はデモ隊の中、マットの車に乗り込んでマスクを外す。そこには共同経営者であるアンダーソンの顔があった。(ピンポーンである。)
そこまでして、ドバイの貸金庫の2億800万ユーロが欲しいかね、と思っていたら、マットは車を急発進させ、橋の柵に激突し車は川に落ちそうになるのである。
ー このシーンのアンダーソンが起動装置に手を伸ばす姿と、マットがシートベルトを外そうとする姿は、手に汗握ったなあ。そして、見事にマットはシートベルトを外し、背面から川へ落下し、車はマットが落下した事でプレッシャープレートの起動装置が作動し、大爆発するのである。-
<今作は、仕事優先で家族を愛しながらも顧みなかった男が、絶体絶命の危機に瀕した際に、命懸けで子供達を守り抜き、家族の絆を取り戻す物語なのである。
ジャウム・コレット=セラとリーアム・ニーソンのタッグ作に外れはない事を、確認した作品でもある。>
主役を選ぶ映画‼️❓プチダイハード‼️❓日本版は役所広司でどうぞ‼️❓
追い打ちのBAD!
爆弾が仕掛けれた車に乗ってしまった家族の話。
ある日の朝、車で学校に息子ザックと娘エミリーを送りがてら仕事へ向かうマット、その車に乗り込んだ事でバッド・デイ・ドライブが始まるストーリー。
始まって早々思ったのは孫じゃなくて子供!?(笑)
作品観てる最中はちょっと危ない仕事してる設定?何て思ったけど、解説見たら金融サラリーマン?!闇の方かな?(笑)
車の爆発からの爆風で負傷してしまったエミリーを見てキレちゃったマット辺りから盛り上がった感じで楽しめた!
リーアム・ニーソンさんの作品観たのはこれで2、3作目なんだけど、このオジサマ小綺麗だしカッコイイですよね!
リーアム・ニーソンのPV映画
スペイン映画の英語リメイク版で平凡なビジネスマンが思わぬ事件に巻き込まれて最悪な一日になる物語。リーアム・ニーソンが平凡なビジネスマンを演じるのは少し無理がある印象ですが、さすがの存在感でなかなか見応えがありました。しかし車に爆弾だけで90分はキツイ。
2023-192
そして誰もいなくなった…
孫じゃなくて?
息子と娘を学校に送りながら出社しようとする実業家の車に圧力センサー付きの爆弾が仕掛けられる話。
リメイクであることを確認しないで観賞したけれど、西版オリジナルの「暴走車ランナウェイカー」独版リメイクの「タイムリミット見知らぬ影」韓版リメイクの「ハードヒット発信制限」に続く英米仏合作リメイクの今作…と全部観てますね…ということでどうしても比較になってしまうけれど、概ねお話しは過去作と同様。
ただ、過去作と比べて余計な設定がないし無理な展開が少ないしテンポも良くて1番良いかも…と思っていたら、マスクからの件はまあ良く唄うこと(´・ω・`)
そして寧ろテンポ良過ぎて呆気なさも感じる。
オススメするなら終盤のテイストは違うけれど韓国版か今作かな。
ビジネスマンでもリーアム・ニーソン
ReReRemake
この設定どこかで見たことあるなと思ったら一昨年公開された「ハード・ヒット 発信制限」だ!とピーンときました。しかもそれもリメイク作だったはずなので、こんな単発でリメイクってやるもんかねとは思いましたが、そこは名優リーアム・ニーソン、何か面白いことやってくれるのでは?と爆発を期待して鑑賞。映画の日2本目は1本目から間隔10分の短さです。
基本的には車の中で犯人との会話を元に目的地に向かって、その度に何かしら爆発するといった感じなので、一回違うリメイク元を見ていたのもあって既視感は否めませんでした。
リーアム・ニーソンがここまで慌てふためくシーンはなんだか初めて観た気がして、とても新鮮な気分になれました。時間が経つにつれて、怒りメーターがぶち上がって犯人にキレまくっててこれだよな〜と実家のような安心感のあるシーンがマシマシでお届けされたので良かったです。
全体的に警察がモタモタしまくっていたのが後半は特に足枷になっていた印象です。爆発処理に時間がかかるのは仕方ないとして、会話シーンとかもう何も発展しなくてただの時間稼ぎのようにしか見えませんでしたし、誰も彼もリーアム・ニーソンを止められない謎カーチェイスも勿体無いなと思いました。
犯人の動機も爆弾使ってまでやることかね?と疑問に思いましたし、全部ダークウェブに依頼したものとベラベラっと喋っちゃったので、どうせならリメイク元から逸脱して、俺が作って車につけたぜ!くらいぶっ飛んでいても良かったんじゃないかなと思いました。
ちょっと勿体ぶって登場しても、その展開知ってるわーと思ってしまって意外性は特にありませんでした。
終わり方はこれまた強引だなぁと笑ってしまいました。爆発を阻止するためにどこかしらにぶつかって、うまいこと脱出できる体勢になって、シートベルトを外して川にダイブとかいう急にコメディをやり出して面白かったです。そんなバカなとツッコみたくなりましたが、当の本人はもうずぶ濡れになっているのでそんな文句は言えませんでした。
おそらくリーアム・ニーソン主演+日本での公開タイミングが映画の日と、様々な要因が重なってなかったらビデオスルー案件の作品だったなと思います。
脚本が全体的に雑かつとっ散らかっていましたが、90分尺はギリギリですが良いですし、こういう作品を劇場まで連れて行ってくれるリーアム・ニーソンには感謝です。どうかこれからもお体には気をつけて頑張り続けてほしいです。
鑑賞日 12/1
鑑賞時間 11:30〜13:15
座席 I-15
金融マンって…
スペイン映画「暴走車 ランナウェイ・カー」スペイン(2015)のリメイク。
リメイクというからにはかなり面白いのかと思いきや…
朝のTVにやたら車の爆破シーンが映っていて、これから始まる事件の予感が。
と、思い通りの展開だけど、何となく釈然としない。
ただ、推理させ展開に驚くような作品ではなく、ノリでつい見てしまうような感じという…
そうくるか、だよね。やっぱりね。と確認しながら鑑賞。
あとでツッコミどころをあれこれ思い起こしたりするのに丁度いい作品。
(今後のためにツッコミどころは割愛)
とにかく仕事一筋、顧客から金を吸い上げ、溶かしつつも高給取りの金融マンが、
金より家族が一番だと気付くという作品。
仲の良い家族に戻れて良かったね♪
リーアム兄さん
何回リメイクするの?
リーアム・ニーソンが爆弾犯と対峙する。
娘と息子を降ろさなかったのが犯人の敗因と思われる。娘がケガして兄さん本気でキレた。そこからのリーアム兄さんが良い。
冒頭、夕焼けがキレイと思ったら、朝焼けだった。リーアム爺さんは老人なので朝が早い?
主人公のマットは仕事のことしか頭になく家庭をかえりみない。妻の話なんか上の空の生返事で聞いちゃいない。○○に住むとか妻が言っても聞き流してる。今朝は子ども達を送っていくという約束も仕事優先でドタキャンしようとする。まったくもう。
車の装備で人の安全を守る機能がすべて不具合表示されるのが笑えた。代わりにニーソン用にカスタマイズされた楽しい機能が新たに1ケ加わり映画の準備が整う。あとは兄さんの活躍を待つばかり。
リメイクらしい。 1本も見てない。レビューの総合評価は、映画.comも Filmarksもこの順番で良くなる。前の良くないところを修正するから当然かも。ドイツ版が1番と言うのも有った。
暴走車 ランナウェイ・カー (スペイン2015) 日本 2015
↓
タイムリミット 見知らぬ影 (ドイツ 2018) 日本 2020
↓
ハード・ヒット 発信制限 (韓. 国 2021) 日本 2022
(映画本編に関係ない話) ーその1
見る前に上記3作品のレビューを先に見たのだが、Bacchusパイセンのレビューが上記3作の全てに有って、そのことに何よりも先に感服してしまったのであるヨ。
(映画本編に関係ない話) ーその2
リーアム・ニーソンの新作は公開初日の朝1に見るのがワシの務めだと思うちょる。すまんリーアム兄さん。ワシ、上野樹里の誘惑には勝てんかった。上野樹里の 「隣人X」 を朝1で先に見てしもうた。兄さんのは昼からや。リーアム・ニーソンのなんちゃってファンであることがバレてもうた。ちなみにワシは関西人ではない。
リーアム通常運転。
出来のいい韓国版リメイクを先に観ていたのであまり期待せずに鑑賞したら、これはこれで勝るとも劣らない良い出来でした。
大まかなストーリーがわかっていても、テンポよく次から次へとスリリングな展開が続くので緊張感持って最後まで見れました。あと、やっぱりリーアム力は凄いですね、終始座席に座ってるだけなのにその演技力で魅せてくれます。この辺は流石です。
でもちょっと落ちがあっさりしすぎかな。犯人の意外性もそこまでではないし。まあ、あの役者さんがちょい役ということはないよね。
この点やっぱりリメイク作品てお国柄でずいぶん変わってくるなあ。韓国版は犯人像がわかってからの物語もあって、結構人情ドラマちっく。逆に今回のハリウッド版はそんな人情話は一切なく、ただスリルが味わえればいいみたいな娯楽重視の作品。
鑑賞中は十分スリルが味わえます、韓国版見てる人も見てない人も。ちなみに悪役はリーアムがあの時銃を撃ってたらどうするつもりだったんだろう。それと本作でリーアムが歩いた歩数は100歩行ってないよね、たぶん。だから冒頭でサンドバック打ちしてたのかな。これで勘弁してよみたいな感じで。
体に無理がきかなくなってきた御年71歳のリーアムにはおあつらえ向きのスリルいっぱいのサスペンス映画なのでした。
舞台はベルリン!
韓国映画「デシベル」といい爆弾映画が続いています。爆弾処理班や地雷撤去にAIは既に充分に投入されているんだろうか?まだ試験中だったり不完全なんだろうか?そういう危険な作業や分野へのAI利用がまず進んで欲しい。
冒頭のTVニュースがドイツだったのでどこかな?と思ったらベルリンだった。車のナンバープレートや景色や通りの雰囲気とか。最後は川でドイツ映画「水を抱く女」を思いだした。
この映画のリーアム兄さん、家庭内で上手くいってないポジションのパパ設定で始まるのでドキドキした。とにかくリッチな家に住んでいることが非常に大事なポイントでした。あと「資本主義」云々という台詞も、ん?
カーアクションに加えて、息子・娘と話しつつとにかく言うこと聞かせるパパは立派だった。話す相手が同時にあんなにたくさんいるとそれだけでパニックになりそうだ。
子ども達はインターナショナル・スクールに通わせてるのかな?今はドイツの鉄道は遅れが多くて決して正確とは言えないよ~!
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