「旅するローマ教皇」を配信している動画配信サービス(VOD)
「旅するローマ教皇」の動画配信サービス(VOD)・視聴方法をまとめてチェック!
自宅で、旅先で、移動中に…、
見放題やレンタルなどサブスクで「旅するローマ教皇」を楽しむ方法をまとめて紹介します!
「旅するローマ教皇」の配信サービス一覧
| 配信サービス | 配信状況 | 料金 | |
|---|---|---|---|
| | レンタル | ¥440 | 今すぐ見る |
「旅するローマ教皇」の配信サービス詳細
おすすめポイント
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配信形態
見放題 / レンタル / 購入
無料期間
30日間
月額料金
月額プラン600円(税込)/年間プラン5,900円(税込)※広告フリー月額390円
ダウンロード可否
可能
複数端末同時視聴
可能
※会員特典対象動画を同時に3本までストリーミング再生可能/同じ動画は一度に2台までの端末でストリーミング再生可能
特典
(ポイント付与等)
Prime会員となり、無料のお急ぎ便で購入したり、100万曲以上の音楽が揃っているPrime Musicへのアクセス、容量無制限のAmazon Photosも利用できる
支払い方法
クレジットカード(Visa/Mastercard/JCB/American Express/Diners)、携帯決済(docomo/au/SoftBank)、あと払い (ペイディ)、PayPay(ペイペイ)、Amazonギフトカード、パートナーポイントプログラム(JCBのOki Dokiポイント)
映画作品数
20,300本以上
ドラマ作品数
3,200本以上
アニメ作品数
1,200本以上
※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。
作品紹介
解説・あらすじ
「ローマ環状線、めぐりゆく人生たち」「海は燃えている イタリア最南端の小さな島」などのドキュメンタリー作品で国際的に高く評価される名匠ジャンフランコ・ロージが、ローマ教皇フランシスコに迫ったドキュメンタリー。
2013年のイタリア・ランペドゥーサ島から2022年のマルタ共和国まで、37回の旅で53カ国を訪れたローマ教皇に密着。難民問題と紛争に苦しむ中東やアフリカ、そしてアメリカでは平和について語り、イスラム教を国教とするアラブ首長国連邦や、被爆国である日本も訪問、さらにカトリック教会で起きた性的虐待について謝罪する姿も記録する。
さまざまな問題に耳を傾け、出会い、語る教皇らしい姿のみならず、明るく飾らない人間性も映し出していく。
2013年のイタリア・ランペドゥーサ島から2022年のマルタ共和国まで、37回の旅で53カ国を訪れたローマ教皇に密着。難民問題と紛争に苦しむ中東やアフリカ、そしてアメリカでは平和について語り、イスラム教を国教とするアラブ首長国連邦や、被爆国である日本も訪問、さらにカトリック教会で起きた性的虐待について謝罪する姿も記録する。
さまざまな問題に耳を傾け、出会い、語る教皇らしい姿のみならず、明るく飾らない人間性も映し出していく。
レビュー
島田庵さん
投稿日:2025-05-05
ナレーションは一切ない。
文字データも、冒頭で概略が示される以外は、訪れた地名のみ。
BGMも最小限。基本、現地の音と声。
「一緒に旅にでましょう」っていうポスターのコピーは、軽薄至極で鳥肌が立つ。
教皇フランシスコ(アルゼンチン出身、初のイエズス会出身、在位2013~25)の旅は、そんな軽薄なものではない。
イスラムとの対話、正教との対話、そして虐待への謝罪、等々。
タフな旅である。
ときには、マスコミの取材にキレたりする。
(これも、のちに謝罪)
* * *
「旅する教皇」と言われたのは、彼が初めてではない。
初めてそう呼ばれたのはおそらく、パウロ6世(イタリア出身、在位1963~78)。
教皇として初めて五大陸を巡り、教会改革も推進した。
つづくヨハネ・パウロ1世(イタリア出身、1978年8~9月)は在位が短かった(改革派だったが故の暗殺、とする説がある)が、
その後継のヨハネ・パウロ2世(ポーランド出身、在位1978~2005)は、パウロ6世をはるかにしのぐスケールで世界を訪問して「空飛ぶ教皇」と呼ばれ、
そもそもポーランド出身ということもあり、冷戦終結とその後の世界で重要な役割を果たした。
ただ、その次のベネディクト16世(ドイツ出身、在位2005~13)が保守派だったことが、
フランシスコの「旅」を際立たせているのかもしれない。
* * *
教皇フランシスコが一貫して訴えたのは、
人間の尊厳、共存、寛容、平和。
「すべての戦争は正しくない。正しい戦争はない」
――まさしくその通りだと思う。
彼に権威はあっても、権力はなかったかもしれない。
しかし、理想を語り続けた。
語り続けることは、重要。
ただ、
語るだけ、という空疎なものに終わらせないためには何が必要か、
カトリック(なかんずくイエズス会)の過去の所業を振り返ると、さらなる省察が必要だろう。
* * *
ともあれ、
教皇フランシスコの冥福を祈ります。
そして新教皇として、
変な人が選ばれませんように。
文字データも、冒頭で概略が示される以外は、訪れた地名のみ。
BGMも最小限。基本、現地の音と声。
「一緒に旅にでましょう」っていうポスターのコピーは、軽薄至極で鳥肌が立つ。
教皇フランシスコ(アルゼンチン出身、初のイエズス会出身、在位2013~25)の旅は、そんな軽薄なものではない。
イスラムとの対話、正教との対話、そして虐待への謝罪、等々。
タフな旅である。
ときには、マスコミの取材にキレたりする。
(これも、のちに謝罪)
* * *
「旅する教皇」と言われたのは、彼が初めてではない。
初めてそう呼ばれたのはおそらく、パウロ6世(イタリア出身、在位1963~78)。
教皇として初めて五大陸を巡り、教会改革も推進した。
つづくヨハネ・パウロ1世(イタリア出身、1978年8~9月)は在位が短かった(改革派だったが故の暗殺、とする説がある)が、
その後継のヨハネ・パウロ2世(ポーランド出身、在位1978~2005)は、パウロ6世をはるかにしのぐスケールで世界を訪問して「空飛ぶ教皇」と呼ばれ、
そもそもポーランド出身ということもあり、冷戦終結とその後の世界で重要な役割を果たした。
ただ、その次のベネディクト16世(ドイツ出身、在位2005~13)が保守派だったことが、
フランシスコの「旅」を際立たせているのかもしれない。
* * *
教皇フランシスコが一貫して訴えたのは、
人間の尊厳、共存、寛容、平和。
「すべての戦争は正しくない。正しい戦争はない」
――まさしくその通りだと思う。
彼に権威はあっても、権力はなかったかもしれない。
しかし、理想を語り続けた。
語り続けることは、重要。
ただ、
語るだけ、という空疎なものに終わらせないためには何が必要か、
カトリック(なかんずくイエズス会)の過去の所業を振り返ると、さらなる省察が必要だろう。
* * *
ともあれ、
教皇フランシスコの冥福を祈ります。
そして新教皇として、
変な人が選ばれませんように。
鑑賞日:2025年5月5日 VODで鑑賞
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