ミンナのウタのレビュー・感想・評価
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きっと、あなたも口ずさむ
感想
ジャパニーズホラーの巨匠・清水崇監督 最新作
『リング』貞子/『呪怨』伽椰子に次ぐ、最狂ホラークイーン誕生
一度聴いたら伝染する呪いのメロディーを奏でる、少女・さなの怪異が迫り来る───
得体の知れない、“人間の情念”が一番怖い
ジャパニーズホラーの真髄がここに
このメロディー、口ずさんだら最期───
GENERATIONSのための映画でファンには嬉しい作品だと思います。
音源も色々使われています。
俳優業はやらないため数原龍友はライブ映像だけの出演でした。メンバーたちのセリフは聞き取りずらいところ多々ありました。
全体的にあんまり怖くなかったですが、さなの母親が不気味なのと廊下でメンディーに抱きついてくるところは怖かったです。
呪いのメロディもあんまり頭には残らないですね。
夢は私のウタを、
みんなに届けて、
みんなを私の世界に惹き込むことです。
※さな、いい加減自分の部屋掃除しなさーい
PVですなあ。
ファンの方なら面白く見れると思います。
ただし、ホラーとするにはやや物足りないというのが正直なところ。
設定もやや雑な面があり、探偵と今回事件の鍵となる人物がつながっているとかなんだかなあという感じもあり、ホラー要素がもうちょっと深堀できているとか、いい演出があればもう少しよくなったかなと。
ちょっとストーリー性が弱いなあという感じ。
最後の方とかのライブはお金かかってるなあという気がします。
それだけです。
30年後にも《祟る悪霊》・・・その怨念の強さに慄く‼️
GENERATHIONSのアイドル映画かと言うより、
ちゃんとした怖いホラー映画でした。
ラジオ局の倉庫の掃除を頼まれたADの明日香が発見した手紙は
封も切られず、開けてみるとカセットテープが。
そこから次々と怪奇現象が起きてメンバーたちが消えていきます。
捜査を頼まれた探偵(マキタスポーツ)が、仕事を頼まれただけなのに、
30年前の中学校の生徒・高谷さな(怨霊のぬし)の顔見知りとは?
そんな偶然、いくらなんも有りますか?
話しは30年前に遡り、封筒に書かれた高谷家を訪ねると・・・
高谷さなのお母さんがいたり、
30年前の中学校を訪ねると当時の担任が校長に出世していて、
話しを聞くことができる。
それは30年前の生徒の屋上からの転落死事件へと遡る。
「ミンナのウタ」
高谷さなが、世界に影響を与えるウタを作りたい。
それには《ミンナの魂の声》を集める事。
それが呪いのハミング・・・らしい。
聞いた人はみんな可笑しくなる。
再現フィルムみたいのが怖かったです。
2階の部屋から出ている電話線を、さなが、
「来ないで‼️引っ張ってて!!」
お父さんとお母さんが必死に引っ張ると、ガラス窓に、
さなの身体がズンズンせり上がっていく。
このシーンはゾゾゾっとしました。
無意識に娘の首吊りを手伝ってる両親・・・って!!
コレぞホラー!!
怖過ぎる。
メンバーも均等に出演して、特にスターはいない。
早見あかりの美しさが一番心に残りました。
個人的には白濱亜嵐をもう少し大きい役にして欲しかった!!
予告が怖そうだったので期待しすぎた
無駄にジェネレーションズが前に出過ぎてて怖さが萎む。急に音楽ぶっこんできて、おいおいってなるし。
掃除機のコードにしても、普通あそこまで引っ張る?おかしいと思おうよ。
最後も、これで終わるの?ってラストで肩透かしを食らった感じ。モヤモヤ。
期待値が高すぎたかなぁ。
あと、最後まで弟の存在がよく分からなかった。原作には書かれてるのかな?
呪怨+着信あり
この手のホラー映画にありがちな真相がわかるまでが怖い尻すぼみタイプ
マキタスポーツがかつて同級生だったというのはJKに辿り着く過程をすっ飛ばすご都合設定でマキタとJK自体には何の因果もなくマキタが最後を締めるわけでもなく霊感のある描写があったわけでもない早見あかりが突然時を超えてJKを救うというポカーンな結末
終わってみればそれなりに怖いシーンもあるが原因の女子学生が怨念化(?)してから誰も死なないという珍しいホラー映画
まだ終わってないというラストも想定内だった
アイドルもので終わらなかった一応ちゃんとしたホラー
GENERATIONSの映画って知らなかった!そもそもGENERATIONSを知らなかった!
関口メンディーをバラエティとかで知ってるくらいで他は・・・。
なので見始めたときは、「あ、そういう感じ?見るの失敗したか?」と身構えましたが、
(そういうのにありがちな)演技が変とか展開が無理やりとかもとくになく、
メンバーそれぞれのキャラも立ってて、むしろ良い味だしてました。
「見ないほうがいいっす」とかああいう霊感有りキャラはホラー的には良いですね。
肝心のホラーとしては、若干チープな演出もあったもののまぁまぁ怖い部分もあり
それなりに楽しめました。
ただ、さながただやばいやつだっただけってこと?ちょっとバックボーンが薄すぎ?それにしては力ありすぎない?
さな家でおかあさんの同じ行動繰り返しみさせられるのが一番怖かった。
ああいう、明らかにおかしなことがおきている、その違和感がどんどん強くなってくる演出はホラーでは大事ですよね~。
あとちょいちょい呪怨オマージュみたいなのありましたが、
地味でわかりにくいし余計な情報になるしで、
呪怨知らない人にはマイナスポイントになりそう。
全ホラー映画社会風刺に見える病気
呪音 シミズのホンキ
中田よ、清水よ、今度こそ信じていいんだな?
…と言い続けて何度裏切られてきた事か。
中田は“森”で迷子になり、清水は“村”は作品によりけりだったが、“島”で遭難。だって、古い因習が残る島ってのは良かったんだけど、VRって…。地雷臭しかしなかった。
で、本作。
GENERATIONSとやらが本人役で主演。PVかよ、MVかよ!
メルヘンチックなタイトルもこれまた不発だった『こどもつかい』を思わせ、嗚呼、今回もまた地雷臭しかしねぇや。
とりあえず見てみるか…そんな程度で見てみたら、
どうした、どうした!?
やっぱり不発…じゃない。久々に良くて、どうした、どうした!?
清水ホラーとしてもJホラーとしても、近年出色の出来だったのではなかろうか。
ゾクゾク怖さも充分。賛否はいつもながら分かれているようだが、個人的には話も『リング』みたいにシンプルで悪くなかった。
清水崇、久々に本領発揮。何だかんだ、あなたの恐怖劇場をお待ちしてましたぞ。
今大人気。7人組のダンス&ボーカルグループ“GENERATIONS from EXILE TRIBE”。
ラジオ番組の収録中、パーソナリティーを務めるメンバーの一人が謎の少女の鼻歌を聞いたと述べ、その後行方不明に。
謎のカセットテープ。それを機に、他のメンバー、マネージャー、調査を依頼された探偵も同じ謎の歌を聞き、奇怪な現象、人影が…。
調査を進めていく内に、30年前に不可解な死を遂げた女子中学生の事件が浮かび上がり…。
ホラーは見せない事、恐怖を想像させる事。
それから、もう一つ。音。本作、音が何と怖い事か!
本作のキーアイテムであるカセットテープ。
そのカセットテープから聞こえる雑音交じりの音。音だから見えないから想像させるから、これも想像させる恐怖。
不思議と日常音だけでも不穏。突然、耳をつんざく音、奇っ怪な音? 声?
怖さ倍増は逆再生。あの不気味さと言ったら…!
カセットテープというアナログアイテムが『リング』のビデオテープとも被った。
それから秀逸な恐怖シーンだったのは…
探偵がホテルで家族に電話をする。娘が電話口でうんざりな感じ。
女の人なんか連れ込んで。鼻歌まで歌って。
部屋には探偵一人。自分には見えない/聞こえないのに、他者には何かを通して見える/聞こえるってホラーの常套手段だが、怖い。
音だけじゃなく視覚的な恐怖描写も勿論。
調査の中で辿り着いた女子中学生宅。今はもう廃屋の筈が、一人の少年の姿が。連られるように中へ。中に入った時点で違和感。
母親らしき女性が対応。何かヘン。同じ言動を繰り返す。以前にも『呪怨』で似たようなシチュエーションあったような…。すると突然…!
そりゃあ勝手に家に上がり込んだのは悪いけどさ、その後楽屋にまで押し掛けて来る執念深さ…!
この母親はサブキャラ。恐怖と呪いの根元は、女子中学生。
清水ホラーはホラーキャラも出たがりさん。今回も。終盤姿を現した時の強烈インパクト!
さな。伽椰子さん、俊雄くんに続く清水ホラーキャラ誕生!
そういや、“としおくん”もカメオ出演していたね。
さながカセットテープに込めた願い…呪い。
恐怖と呪いの連鎖が拡がっていく。
呪いには発端あり。その多くは悲しき過去…。
本作も例外に漏れず。さなの死のシーン、何と衝撃で悲劇的な事…。
GENERATIONSの演技は未知数なので、マネージャー役の早見あかりと探偵役のマキタスポーツが引っ張る。マキタスポーツは最初はステレオタイプな中年男だなぁ…と思っていたが、そこは巧みに。
GENERATIONSも奮闘していたと思う。映画やドラマにも出ているしね。メンバーで顔と名前がはっきり分かるのはメンディーくらい。何かのドッキリバラエティーでビビりらしいけど、あれは素かね?
まあ勿論、手放しで絶賛という訳ではない。
難もあるし、賛否も分かる。最大の謎は、GENERATIONS本人役での出演の怪。別に本人役でなくとも良かった気がするけど、何故に…? 大人の事情…? 現実とシンクロのメタ的構造…?
しかしながら今回は、よくやった!…と素直に声を贈りたい。
カセットテープの呪いの恐怖もまだ続きそう…。
清水監督は新作を発表すると続けざまに次回作も発表するが、現時点ではまだ次回監督作の予定はナシ。
更なる呪いや恐怖を生み出そうとしているのかな…?
この調子で、次も期待してますぜ。
問題は中田だな…。
GENERATIONS頼みのPV+ホラー映画
この数年に公開された日本製ホラーでは雰囲気を醸し出している。
何せTVCMが恐いとクレーム入れられて、別バージョンに変えられると言った念の入れようである。
これがヤラセであれ、なんであれ上手い宣伝であることは間違いない。
『ミンナのウタ』が恐いホラー映画と多くの人に認識させたのだから…
新しいホラーコンテンツとして、高谷さなが流行るかと言えば、従来の呪い的な力で他者を縛り、死に導いていく様に目新しさはないのでまず流行らない。
演出的に驚くシーンはあっても、後々思い出して恐れを持つ程でもない。
でも見慣れてないライトユーザーにはそこそこ恐い程度の内容でないといけないからこの位が丁度良いと思う。
特にさなと両親の寸劇(電源コード引っ張るシーンは滑稽)は何で引っ張る選択肢になるん?と突っ込んでしまう
ここしばらく、アイドルとホラーのセットには大分食傷ぎみであった。
『クロユリ団地』『シライサン』『人形霊』『○○村シリーズ(笑)』の雰囲気だけ映画が横行していたから、これもそうか?と呆れていた。
ホラーに主演するアイドル達は新人か流行りのピークが過ぎ、演技力を売りに出来るほどの集客力も持ち合わせてない事が多い印象。
今作に出演したGENERATIONSの演技力がそれらと比べてどうか?と言われれば、酷すぎないが上手くもない。ダンスパフォーマーである彼らの演技に過剰な期待をする方が悪いので仕方ない。本人役で出ているからイメージを崩す事は出来ないので普段以上の事は出来ないし、彼らが死ぬ様な事はあり得ないから、手緩い終わり方にならざるを得ない。
後はマキタスポーツ(探偵)を介してわざわざGENERATIONSを紹介してくれる。「GENERATIONSってなんだよ?」と言わせてるシーンはEXILEに興味のないホラー映画ユーザー向けのジョークでしょ。
作中の端々でGENERATIONSのウタが流れ、歌詞も出たりするので、こういった部分は差し込まれた違和感を感じた。ラストもライブが始まりそうな雰囲気で…GENERATIONSのPVかいな?となる
しかしながら、EXILEと言う多量のファンを抱えた人気コンテンツとホラー映画の融合は作品の集客も計算出来るし、興行としても良い結果だったのではなかろうか?当然EXILEのファンがホラーファンって訳じゃ
ないから普段見ていないホラー映画を見てくれる機会になっているだろうし新たなホラー映画ファンの開拓になったと思う。
少数派のホラー映画ユーザーにEXILEがハマるのかは疑問なので、このコラボではこの作品自体が一番恩恵を受けたのではないだろうか?
おまけの恐怖演出
ジェネレーションズの恐怖演出つきPV?
さなが抱える異常さは勿論、母親も異質といえば異質。しかし、さなが抱える闇の伏線は回収できても、何で母親が出てくるのかさっぱり。
母親はさなに対する懺悔から生霊としてさなの霊につきまとっているのか。
呪怨の俊夫は必要だったのだろうか?
ますます恐怖演出を掻き立てるために用意した鉄板ネタのイメージしかない。
こんなにアイドルがいい方向に働いたホラー映画は初めて観た。
ジェネレーションズがジェネレーションズとしてつまりメンディーがメンディー役でお化けに怯えるこの映画、
エグザイルグループどちらかと言えば好きじゃないのに
見終わったらジェネレーションズのちょっとファンになってしまいそう。
興味が薄れる前に次の展開にテンポよく進んで見やすいし、
何より唐突な音や暗さの虚仮威しに頼っていない。
ジェネレーションズの演技がかなり自然でよかった。
上手い人もそうでない人もいるのかもしれないが、
自然だった。
特にリハーサル中のトラブルとか本当にこんな反応するんじゃないかな、というリアルさがあった。
リーダーだけ演技っぽさを出してキャラを自然体から演技寄りに少し立てていて、そこもよかった。
中務君が美味しい役だった。
マキタスポーツと早見あかりの配役配置も確実でよかった。
ジェネレーションズなんて知らない、という立ち位置でマキタスポーツが現れるのだが、
関口メンディーだけ「ああメンディーね!!メンディーは知ってる!」みたいな反応だとリアルだった気がする。(個人的な見解です。)
先生はちょっと、面白かった。
ジェネレーションズがカンフル剤になっている清水崇監督ホラー。
こんなにアイドルが、いい方向に働いたホラーは初めて観た。
まさかのオクス駅お化けより好きという結果に。
同時期に上映していた オクス駅お化け と 禁じられた遊び がやり尽くされたジャパホラって感じで期待外れだったのだけれども、
ジェネレーションズが足りなかったんだな、と思う。
怖いか、怖くないかで言えば、コワイ
さすが、清水監督、という感じ。問題の家の内部がやや「呪怨」の家に似てるのも、ご愛嬌。
あの流れなら後味の悪いラストでもよかったのに、それができなかったんだよね。ジェネレーションズ?彼らをフューチャリングしたから、なのかな?
ラスト前まではよかったし、怖かった。でもラストで話しを完結させるためにちょっと無理矢理感がしたよね。寄り添ってあげてメンバーは解放されたけど、ラストに
ちらっ
でしょ?これ、普通の役者がやってたらラスト解決しないで、ていうジャパニーズホラーの良い所出せたと思うんだよね。あのグループを悪くいうつもりはないけど、「この人たちでないと成立しない」って訳じゃないのがね、、、
マキタスポーツは好きな役者だけど、今回の役はマッチしてなかったかも。校長先生とマキタスポーツの年齢差もね。マキタスポーツの方が生徒って😅
有名人が本人役で出てるホラーって危険な香り満載だから避けてたけど、観るべき価値はあったと思う。そういう理由で見逃している人いたらもったいないなあ
魂の歌
前情報なしで観て楽しめた
アマプラで久しぶりにホラー(死霊館シリーズ)を観て、
何だか火がついて上映中のホラーを観てきました。
なかなかに楽しめました。
昨今のJpopシーンに疎くて、実在のアーティストグループと知らず鑑賞。
けれど何故か関口メンディーさんだけ知っていて本人役と気づきました。
前半、もっと怖くできそうなところを押さえた演出に見える時が多々あり、
なんでだ?と思ってました。
怖くなりそうなのにカメラワークとか演出で
すっと怖さが引くところがあり、
もっと怖くできたのになと思ってしまいました。
それで十代などの若者が対象で怖すぎNGなのかな?とも考えましたが
アイドルグループの出演で、そこのファン層も見るから
演出に少し都合がはいるのかな?と思いました。
けれど後半に入るにつれ、どんどん怖さが増してきました。
追い詰められていくメンバーの様子も良かったし
ダンスグループサイドから、さなサイドの方に話が深まったら
流石の役者さんの演技にゾクゾクきました。
特に前述の演出でちょっと油断していたら、
個人的に一番ビビったシーンで背筋がガチで凍り
思わず目を瞑ってしまいました。
(お母さんですw この女優さんに賞あげたいw)
ラスト、あっさりみんなが戻ってきて、
やっぱりアイドルだけにエグい終わりにはしないのかなと思ったり。
【無事帰ったと思ったら、メンバー全員であの歌を歌いだす】という
全員やばいエンドかもと思ったんですが、
客の中にさなが紛れてるのを見て
「取り憑きすぎてファンになってる!」と一人吹き出してしまいました。
けれどエンドロール後の展開が来て
やっぱりただでは終わらなかったと理解し、納得して帰りました。
けれど、なんだか綺麗な演出だったので怖さはなく、
やっぱりファン層を配慮してグループが関わるシーンは
エグさや気持ち悪さは押さえたのかなと思いました。
ホラーガチ勢むけより、程よくデートにも使える映画という印象。
それでも、それなりに怖く楽しめたので、気分転換のための映画として満足の時間をすごせました。
良作ジャパニーズホラー
GENERATIONSによるGENERATIONSの為の映画
久々に清水 怖かったぞ
這いつくばる先生を上から見下ろす薄笑いを浮かべたサナがじめっとした怖さで最高だった。
サナの生い立ちがもっと知りたくなるね。サナはどうやってあのサナになったのか、サナの家庭を軸にもっと深堀りしたくなる感じ。
お母さん役の人もとても良かった。
監督、続編作ってくれんかな。
見終わった後も、あれ?この話どうなったのかなとか、あのテープに繋がるサナのやってきた事を勝手に想像してジワジワくるよ。見終わってあの鼻歌とともに思考に侵食してく感じ!
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