クレオパトラ in Cinema
劇場公開日:2023年3月3日
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解説
熊川哲也主宰のKバレエカンパニーの公演を映画館上映するKバレエ映像シリーズ第18弾。数々の古典バレエを自身のプロダクションとして生まれ変わらせてきた熊川が、全幕オリジナルの作品として2017年に発表した「クレオパトラ」。2022年に4年ぶりに再演された同演目を映像収録し、上映する(2022年10月29日Bunkamuraオーチャードホールの昼公演を収録)。
紀元前1世紀、エジプトの首都アレクサンドリア。絶世の美女とうたわれるクレオパトラは、父王亡きあとの実権を握っており、姉の政治介入を嫌う弟プトレマイオスとその一派は、彼女を排除しようとしていた。そんな折、ローマでジュリアス・シーザーとポンペイウスの間に戦争が起こり、敗れたポンペイウスはエジプトに逃げ込んでくる。クレオパトラに魅了されたポンペイウスは、弟一派に暗殺され、クレオパトラもまた自分を殺そうとする弟たちの手からから逃れる。そして、自らの美貌が武器になることを知っていた彼女は、シーザーに王位奪還の協力を願い出る。
絶世の美女の代名詞として誰もが知りながらも、その生涯については謎が多いクレオパトラについて、熊川が独自のストーリーとしてつむぎ、全2幕にわたるグランドバレエに仕立て上げた。
2023年製作/123分/G/日本
劇場公開日:2023年3月3日