岸辺露伴 ルーヴルへ行くのレビュー・感想・評価
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漫画の世界をリアル化したミステリーアート作品
岸辺露伴のドラマや漫画を見たり読んだりしていますが今回の話の原作は見ずに観に行ってきました。黒をテーマとしての奇妙なミステリーとしてルーブル美術館にまで足を運んで謎を解明しようとするところがやはり岸辺露伴だなと思わさせられてしまいます。映画をみているようで漫画を読んでいるような感覚。でも映像が暗い場面が多く展開がない場面は寝そうになりました。急に展開がくるのでそこから面白くて興味があり見入ってしまうのですが、最後のルーブル美術館への言葉もまた面白いなと思いました。芸術的ミステリーお洒落な怖い作品だと思います。ルーブル美術館が出てくる映画作品を見たことがなかったのでこの映画でちょっとした模写についてのルールとかそうなんだと思わさせてくれる話を入れてくれているので楽しかったです。まだ見ていない方はミステリーな漫画を読みに行こうかな〜と思いながら映画を見に行ってもらえるといいと思います。
後は高橋一生って…本物の岸辺露伴なのかなと高橋一生なのか岸辺露伴なのかよくわからなくなりました 笑
虫嫌いなので小さい蜘蛛が結構出演しててきもかった
だが断る
ジョジョ4部は読破。(読んでいない人は本レビューの題名は意味不明だろう。)
漫画「岸部露伴は動かない」は全部ではないが既読(当映画の原作は未読(^^♪)。
テレビ放送のドラマとアニメは必ず録画し全部見ている、はず。
つまりは、映画化にテンションMAX。
しかし、良くないレビューを多く見た為、かなりトーンが下がり鑑賞。
(レビューの影響を受け易い(笑))
トーンが下がった事が功を奏し、思っていたより良いじゃないか、と。
まあ、眠くなったという人の意見も分からなくはない。
でも、この感じが「岸部露伴は動かない」なのだよ。
「顔を擦れ」は凄くジョジョっぽいなと微笑。
最後の方はややホロリ。涙は出ないが。
蜘蛛がキショい。
原作も読んでみたいなあ。
ドラマ好きには物足りない
流石、映画にしただけの事はあるっ!リアリティがあった。グレートですよコイツはっ!!
これもまた奇妙な冒険
美術品というものに
雰囲気と映像にシビれる。
シリーズが好きな!
堪能した
怪談っぽい
原作は未読ながら、フルカラー読切だったらしいので、そりゃアニメではなくドラマ(しかも映画)で映像化が正解という内容。
話は、予告編からミステリー要素が強い、いつもの露伴の「駆け引き」中心なのかなという予想をしていましたが、どっちかというと怪談でした。
ルーブルに行くまでの序盤~中盤がやや長くかったるくも感じたが、全体として面白かった。
ただ、海外ロケで豪華さはあったものの、元がNHKドラマだけに(予算的に可能そうなので)「テレビスペシャルでもよかったんじゃ?」と思わなくもなかった。
というのも、ところどころセピア調でモノクロっぽい画面になったり、地下の真っ暗な倉庫内だったりと、美術館内の鮮やかな色彩とは対照的に諧調がカラーっぽくなく、黒も潰れてよく見えなかった。
これなら、テレビ放送の4Kモニターとの方がよかったんじゃなかったかなと。
もしくは映画でやるんだったら、黒が締まり、中間の色調がはっきり見えるDolbyCinema仕様が良かったなぁ。
とない物ねだり。
原作ファン向けホラサスムービー
原作の再現度と、物語の掘り下げ方のクオリティーが恐ろしく高い名作ホラーでした!
最も邪悪で黒い絵を捜し求めるホラーサスペンス。ルーヴル美術館でのシーンや黒い絵の怪異シーンなどの異国の雰囲気と、露伴の過去編で描かれる古き良き日本の雰囲気の両極端な切り替えが最高。
音も良かったなー、過去編の自然の音の表現とか好き。
ファンタジーでありながらも、怖いところはしっかり怖い。あと怪異に意味を持たせてくれる、それがとても良かった。
意味わからず雰囲気で誤魔化す最近のJホラーとは全然違います!
※物語の進みは遅いので、エンタメを求めると物足りないかも。自分が凄いなと思うのはレベルの高い恐怖表現と原作の再現度なので、賛否がわかれるかも!?
高橋一生の岸辺露伴もキャラがしっかり確立されており、原作とはまた違った独自感を出したのがすごいなと思う。人気キャラほど実写化大変なのに、そのハードルを超えてきた凄みに敬意を表する。
映画にしか存在しないものが入っていない。せっかくの素材を生かせられなかったという印象。
【良い】
*無駄な音楽を流さず臨場感を大切にした。
集中して物語に入ることができた。
*祖母役の白石加代子さんの存在感。
気がつく人は少ないと思うが凄い。
【残念】
*本当の漆黒では無く未知の恐怖表現も無い。
*構図・編集・照明が普通で驚きは無い。
*一歩下がった弱い印象を受けた役者達の演技。
お婆ちゃん以外のキャラクターが前に出ていない。
*今風のイラスト?例の絵から魂は感じられない。
*メリハリのない時代背景。
全体的に工夫の欠如が感じられたけど
興味の有る人は劇場へ行き、コミックも読んでほしい。
個人的には第二弾、映画としての岸辺露伴に期待したい。
因みに知っている人は知っていると思うが
ルーヴル美術館では9番目の芸術として
世界の「漫画」に興味を持ち始めている。
2016年の六本木。美術館の企画展に行ったが
そこには荒木飛呂彦先生の…
岸辺露伴とルーヴルが展示されていた。
19世紀、浮世絵を紙屑のように扱った日本だが
漫画が美術館に飾られる可能性のある22世紀前には
その存在とアート性を認め大切にすべきだと思う。
※
上等な料理にハチミツをぶちまけるがごとき思想
結論から言うと映画として面白くない。
ストーリーとか設定がとかではなく、映画として面白くない。
2時間がとても長く感じる作品。あまりにもテンポが悪く、途中何度も眠くなってしまった。
原作が面白くないためかと、思わず上映後に原作漫画を買って読んでしまったが、これは最高に面白い!
話の内容、よくわからないがなんとなく納得できる展開とスピード感、そしてジョジョらしいセリフ回し。
やはり荒木飛呂彦は天才である。
この天才の作品に、やれいらない女を付け足したり、いらないストーリーを増やしたりと、無駄なものを増やす割には、大事な説明が抜けており、納得いかないままダラダラと謎の展開に。大人の事情もあるかもしれないが、どれも映画をつまらなくするもので、まさに上等な料理にハチミツをぶちまけるがごとき思想。
勇次郎が見てたら監督と脚本をドレスにしてるだろう。
このシリーズは続けて欲しい
「ジョジョ」のスピンオフ「岸辺露伴は動かない」の実写映像課作品。
ドラマ化した時は驚きましたが、まさかの映画化でさらに驚きました。
さてこの実写版、ドラマの時から思っていましたが、正直いうと露伴が全然似ていません。
なのですが、作品はちゃんと「岸辺露伴は動かない」になっています。これがすごい。
まず脚本が良いです。アニメシリーズと同じ小林靖子を起用している為、“実によく分かっている”感があるんですね。
それと控えめなあの音楽も良いです。
そして何と言っても高橋一生でしょう。
先に挙げたように全然似てないのに、全くオリジナルの露伴として作品に落とし込んでいるいる事です。
ちゃんと荒木飛呂彦作品に出てきそうなキャラになっているのがすごいんですね。
結果、あの少し奇妙な世界観をちゃんと再現しています。
ただ原作が短編な為か、少し冗長を感じるところもありました。ここら辺はドラマの尺がぴったりだったのでしょうね。
それでもやっぱり面白かったといえました。
不定期でもこのシリーズは続けて欲しいものですね。
ルーブルへ行かない(動かない)でもよかったような
原作は一部既読、ドラマは未見。
高橋一生の露伴先生は素晴らしいです。ミステリアスでどこかお茶目、荒木ワールドの住民として完璧です。
ただ、それ以外のキャラがあまりに凡庸で、露伴先生1人がすごく浮いている印象が…
もちろん、露伴先生は原作においても「変わってる人」扱いではありますが、それにしても他のキャラクターとあまりに噛み合ってない感が。
話の展開も妙にまだるっこしく、その割に話の真相は大したことなくて拍子抜け…
ついでに言えばせっかくのルーブル美術館もあまり活きてません…まるでカメオ出演かのごとき存在意義の薄さ…
蜘蛛さんもやたら出てきたわりには「なんであんなにいたの?」と疑問ですし。
露伴先生で蜘蛛と言えば原作(ジョジョ4部)初登場時の「なるほど蜘蛛ってこんな味がするのか」の方が印象強すぎて、うっかりそれの関係かと思っちゃいましたよ。
とまぁ不満は多々ありますが、高橋一生の露伴先生は本当に素晴らしかったので、オマケ気味にこのスコアで。
ドラマと同じく、映画も安定の面白さ!
ロケ地が美しい
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