劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ

劇場公開日:

劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ

解説

テレビアニメ化もされた平尾アウリの人気コミックを、元「乃木坂46」の松村沙友理主演で実写ドラマ化した「推しが武道館いってくれたら死ぬ」の劇場版。

フリーターのえりぴよは、3年前の七夕まつりで地元・岡山のローカル地下アイドル「ChamJam」の市井舞菜に人生初のトキメキを感じて以来、すべてを舞菜に捧げてきた。パン屋で働いた収入のほぼ全てを「推し」に注ぎ、自分が着る服は高校時代の赤いジャージのみ、24時間推しのことを思い、布教活動にも奔走するなど、推しの存在が生きる活力となっていた。舞菜を推し続けて4年目に突入したある日、「ChamJam」に東京進出の話が浮上する。えりぴよがますます応援に精を出す一方、舞菜は自身の人気が伸び悩んでいることに葛藤していた。

2022年放送のテレビドラマ版に続いて、えりぴよ役の松村主演ほかレギュラーキャストが再結集。「4月の君、スピカ。」の大谷健太郎監督がメガホンをとった。

2023年製作/101分/G/日本
配給:ポニーキャニオン
劇場公開日:2023年5月12日

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(C)平尾アウリ・徳間書店/「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」製作委員会

映画レビュー

3.5地下アイドルと“推し活”を青春ドラマのフォーマットで描く

2023年5月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

現在も連載中の平尾アウリによる漫画を原作とし、アニメ版、ドラマ版に続き、今回は実写劇場版。2022年10月クールに放送されたドラマ版と同じ配役で、ストーリー的にもドラマでの出来事から続く話なので、予備知識なしでいきなり劇場版を観ると、展開になかなかついていけないかも。

岡山の地下アイドルグループChamJamの中でも人気の出ない舞菜(伊礼姫奈)を全身全霊で推す、ジャージ姿でお洒落ゼロの主人公えりぴよを、トップアイドルグループの1つである乃木坂46を卒業した松村沙友理が演じるという、ひねったキャスティングが楽しい。現在たまたま再放送しているNHKの朝ドラ「あまちゃん」でも、80年代にトップアイドルの1人だった小泉今日子が「アイドルを夢見て挫折した女性」を演じているが、それに近い配役の妙だ。

地下アイドルが徐々に人気を獲得していく過程や、公演後の握手会の列でメンバー間の人気の差が如実に表れるつらさ、推し活にいそしむファンたちの日常など、推される側と推す側の両方の視点から青春ドラマのフォーマットで描かれ、アイドル界隈に詳しくない人でも興味深く鑑賞できるポイントは多い。

えりぴよがバイト先のパン屋で、舞菜を応援する「サーモンピンクパン」を開発して売り出すのだが、善意からとはいえ明らかに無許可で舞菜の写真を販促に利用したエピソードは、世知辛いことを言うようだが肖像権的に問題がある。件のパンはヒット商品になるので、事後的にでも売上の一部をライセンス料としてChamJamの所属事務所に支払うなどのエクスキューズがあればよかったのだが。地下アイドルに限らず、メジャーとアマチュアのはざまの芸能や表現の活動では、著作権や肖像権の扱いがあいまいになりがちなのは分かるが、商業映画の影響力の大きさや啓発効果を考慮するならきちんと言及すべきで、そのへんが少しもやもやした。

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共感した! 5件)
高森 郁哉

3.5なんかよくわからないけど

2024年8月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

あると思います。

説明はできないけれど良かった。

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共感した! 0件)
ボタもち

3.5【”何時か、武道館に行くまでずっと好きでいてくれますか。”挫けそうな地下アイドルを一生懸命応援する推しの女性の姿が素敵な映画。あと、少し映画選択について反省した映画でもある。】

2024年8月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

楽しい

幸せ

ー この映画は、近くの映画館で上映されていた。だが、私はフライヤーだけ持って帰ってきてはいたが、観賞しなかった。何となく。けれど、今、観たら面白かった。少し反省。-

◆感想

・年齢に関係なく、何かに頑張る人の姿を見るのが好きである。こちらが、励まされる気持ちになるし、何だか、前向きになれる気がするからである。

・故に、NHKの「プロフェッショナル」等は、録画しておいて帰宅後に観ていると酒を呑んでいる事もあるが、泣けるし、翌日からの仕事を頑張ろう!と言う気になるのである。

・アイドルのドキュメンタリー映画も好きで、仕事で悩んでいた時に何気なく観た日向坂46がブレイクするまでのプロセスを追った「3年目のデビュー」は、とても沁みたし、元気を貰ったものである。

・で、今作。
 岡山のローカル地下アイドル・ChamJamの舞菜(伊礼姫奈)に人生初のときめきを感じてしまったえりぴよさん(松村沙友理)が、頑張ってChamJamの舞菜を応援する姿が、コミカルに描かれているのであるが、面白かったし、後半の舞菜が挫折しそうになるところをえりぴよさんが励ますシーンは、良かったな。
 なにしろ、えりぴよさんを演じた松村沙友理の笑顔が素敵なのである。

<年齢や職業に関係なく、頑張る人の姿は輝いていると思う。
 それは今作で言えば、ChamJamの舞菜であるし、彼女を応援するえりぴよさんである。
 観なかった理由は”死ぬ”と言うタイトルに含まれている言葉が引っかかってしまったからであるが、ちょっと反省である。
 今作は、観ると元気になれる素敵な映画だと、私は思います。>

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共感した! 10件)
NOBU

4.5武道館

2024年2月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

アニメと実写版見て、映画見にいきたいなぁと思ってだけど時間が作れず映画館で見れなかった😭
やっと配信で視聴しました。

感想としては、最高でした!

そして7人を武道館に行かせてあげたいって気持ちと同時に、えりぴよさん達を武道館に行かせてあげたいという感情が芽生え、何故か号泣

人を応援する姿って、本当にすごいと思います!
その人達を、映画を観ながら心の中で応援してしまう!そんな映画でした☺️

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TenTenTen