そして光ありき
劇場公開日:2023年3月1日
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解説
旧ソ連のジョージア出身で、1979年以降はフランス・パリを拠点にさまざまな作品を発表した名匠オタール・イオセリアーニが、全編をアフリカのセネガルで撮影した長編劇映画第5作。
セネガルの森に住むディオラ族。男たちは川で洗濯をし、女たちは弓矢で鹿を狩って暮らしている。女祈祷師のバディニャ、狩人の女ゼズヴェ、そして、怠け者の夫ストゥラと別れ、3人の子どもを連れて再婚するオコノロなど、それぞれの日常が繰り広げられている。しかしその一方で、白人たちによる森林伐採が進み、彼らの暮らす村にも危機が迫っていた。
ディオラ族の牧歌的な生活と、産業により文化が侵食されていく様を寓話的に描いた。1989年・第46回ベネチア国際映画祭で審査員特別賞を受賞。日本では2023年2月、「オタール・イオセリアーニ映画祭 ジョージア、そしてパリ」にて劇場初公開。
1989年製作/106分/フランス・イタリア・西ドイツ合作
原題または英題:Et la lumiere fut
配給:ビターズ・エンド
劇場公開日:2023年3月1日
スタッフ・キャスト
- 監督
- オタール・イオセリアーニ
- 脚本
- オタール・イオセリアーニ
- 撮影
- ロベール・アラズラキ
- 音楽
- ニコラ・ズラビシュビリ
受賞歴
第46回 ベネチア国際映画祭(1989年)
受賞
審査員特別グランプリ | オタール・イオセリアーニ |
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