水いらずの星

劇場公開日:

  • 予告編を見る
水いらずの星

解説

劇作家・演出家の松田正隆が2000年に手がけた名作戯曲を、「アレノ」「海辺の生と死」の越川道夫監督のメガホンで映画化。瀬戸内海に面した香川県・坂出の美しくもはかない景色の中で、傷だらけの女と男の再会を、心と身体の対話を通して描き出す。

かつて栄えた造船業が急速に廃れた日本。坂出の寂れたアパートに暮らす女は、身体を売って孤独に生きていた。彼女はかつて長崎・佐世保で夫と一緒に暮らしていたが、6年前に別の男と駆け落ちした過去があった。ある雨の晩、彼女のもとに夫が突然訪ねてくる。2人はこれまでの空白を埋めるかのように語りあって身体を重ねるが、次第に時空が歪みはじめ……。

「ザ・ミソジニー」の河野知美と「由宇子の天秤」の梅田誠弘が主人公の女と男を演じ、「夕陽のあと」の滝沢涼子が共演。

2023年製作/164分/R15+/日本
配給:フルモテルモ、Ihr HERz
劇場公開日:2023年11月24日

スタッフ・キャスト

監督
原作
松田正隆
脚本
越川道夫
企画
古山知美
プロデューサー
古山知美
撮影
高野大樹
美術
平井淳郎
装飾
平井淳郎
衣装
藤崎コウイチ
ヘアメイク
薩日内麻由
特殊造形
百武朋
音響
川口陽一
編集
菊井貴繁
音楽
宇波拓
助監督
二宮崇
スチール
上澤友香
スチールヘアメイク
西村桜子
制作担当
藤原恵美子
全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10
  • 画像11
  • 画像12

(C)2023松田正隆/屋号 河野知美 映画製作団体

映画レビュー

3.0ツッコミ役がいないボケだけのコントのよう

2023年12月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

メジャーな映画にはない理屈が成立していないところ、会話が成立していないところがお互いボケ倒している友近とロバート秋山の長い長いコントみたいな感じ。 ストライクゾーンの狭さに面白さがあるのだと思う。 観る側の寛容さ、遊び心への理解が必要な映画。 面白い映画ではなかったが、寝なかった。

コメントする 1件)
共感した! 1件)
チャーリー

2.5アラカブの味噌汁は旨いよね

2023年12月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
カールⅢ世

5.0濃厚で濃密な関係

2023年12月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

濃厚で濃密な時間が流れます。 じっくりと2人の心理の変化に寄り添う演出に「これは舞台だ」と感じました。 それもそのはず。もともとが戯曲なのですが、舞台上で流れる生の時間をそのまま映像にしたような。 次のセリフが出る心理になるのをきちんと待つ時間は、観ている側の想像力を掻き立ててきます。 私の映画仲間が「映画はサマリーだ」と言ってましたが、カットで時間と空間を割愛できるのが映画らしさだとしたら、本作は非常に映画らしくない。笑 “舞台を映画にした映画”だと感じました。 ところが!後半の展開に「いや、これは紛れもない映画だ!」「映画の為に作られた映画だ!」と興奮しました。 時間と空間を超える圧倒的な愛!この感覚は映画ならでは。 嫌い嫌いも好きのうち…いや、違うな。 可愛さ余って憎さ百倍?これもちょっと違うけど。 “愛”の対義語が“無関心”だとすると、男と女はきっと、お互いのことを忘れたことは無かった。 一番辛い時に辛いと言える相手。心配をかけても良い相手だったのだ。 まさに水いらず。他人が入ることの出来ない間柄。 河野知美さんのギリギリな演技と、梅田誠弘さんの柔らかな声が沁みました。 たまたま映画館でプロデューサーでもある河野知美さんからチラシを貰って上映を知りました。 当初、帰省する予定だったところが、思いもかけない展開でキャンセルになり、 諦めていた初日に観に行くことができました! 観るべき映画には呼ばれるものですね。 偶然が重なって出会えた奇跡に感謝して。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
shiron

2.0岸田戯曲賞作演の戯曲を映画化

2023年11月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

寝られる

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 3件)
ろくさん