劇場公開日 2023年6月2日

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怪物のレビュー・感想・評価

全917件中、401~420件目を表示

4.5「怪物」は誰の心にも潜む

2023年6月18日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

知的

母親の目線、担任の目線、子供達の目線。
同じ時系列を3方向から見ている。
物語の余白が絶妙なバランスで、私の頭の中の点と点が線(糸)になり、最後には見事にひとつの錦絵になってゆく感覚。
真綿でじわじわ、心を締め付けられていく息苦しさと、人物描写の繊細さ。
エンドロール前の、一瞬の黒い画面に坂本龍一さんのピアノの音が1音なった瞬間、涙が溢れました。
この映画は、諏訪湖が何回か映し出されるのですが、夜景の灯りのない真っ暗な部分の諏訪湖は、誰の心の奥にもある闇、それはブラックホールのようで、美しくもあり、怖くもある。
生きている人間が一番怖いと、昔誰かが言っていた。
「怪物」とは、誰もが心の中に作り上げてしまうかもしれない、虚像なのだ。

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寺田美智恵

5.0怪物は自分

Jさん
2023年6月18日
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怪物だと思っていた人物達が実は怪物ではなく、
そう思ってしまった自分が怪物だった。
それぞれの人物の視点で見るとガラリと印象が変わる。
ミステリー映画を観ているようだったが、
真実は自分で決めてという
問題を投げられているようなそんな作品。

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J

4.5愕然

2023年6月17日
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鑑賞方法:映画館

見終わって息を呑んだ。
仕掛けの細かさに圧倒された。

すごい。でも、おぉ。でもない、はあああ。というただただ圧倒されました。

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yougo!!!

4.0純粋と偏見

2023年6月17日
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泣ける

萌える

ある日常が火事と台風を境に3つの視点で描かれる。麦野くんのお母さんと保利先生と麦野くんたちだ。どれもその人達にとっては真実である。4つ目の視点から言わせてもらえば、麦野くんと星川くんの純粋さが偏見に押し潰されそうになっていた。イケメン少年とカワユイ少年で腐女子は萌えるであろう。二人が心を通わせる描写、かわいいなぁ…偏見の塊である思春期あるあるクソ男子3人組の横っ面揃えて張っ倒して やりたいわ~最後に二人が生き延びていて本当に良かった

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印刷局員

4.0難易度が高すぎる令和版「羅生門」

2023年6月17日
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「真実は藪の中」という言葉は日本映画屈指の名作「羅生門」の原作になった芥川龍之介先生の「藪の中」という小説のタイトルから来ている。羅生門のストーリーは多くの人もご存じだと思うのであえて語らないが、ある小学校で起きた些細な喧嘩の真相を「親」「先生」「子供たち」それぞれの視線で描いていくこの映画の手法は、まさに「令和版羅生門」であると言えるだろう。

この映画の中頃で、ある人物が話している「穿った見方」についてのシーンに注目した人は多くはないと思うが、私はそれこそがこの映画の隠されたテーマ「穿った見方(物事の本質)を見ることの大切さ」ではないかと思う。わずか数行のツイートや発言で人生が破滅することが当たり前になってしまった今の時代、ひとつの行動の裏に隠された本当の意味を見つけるのは非常に困難である。インターネット社会の今、正義と思った発言が別の誰かを傷つけ、傷ついた誰かを守るための発言がまた別の誰かを傷つけている。まさに現在人は、ある意味では全員が「怪物」であると同時に、全員が「怪物の被害者」になってしまっているのも事実である。
そして、そんな世界における唯一の未来はいまだ「何者」にもなっていない子供達である。そんな「何者」にもなっていない子供たちを「怪物」に育ててしまうかどうかは我々の手にかかっているのも明確の事実である。

長々と述べたが、本作に関してはとりあえず一回観てほしい。群盲象を評すの例えの如く、この映画は「藪の中」に隠された答えを手探りで探していくような映画なのだ。藪の中から鬼が出てくるか蛇が出るかは本人の人生観が大きく影響されるだろう。とにかく観終わった後は考察を語り合うのが楽しみな映画である。ただ一つだけはっきりしているのは主役の子役ふたりの演技はまさに「怪物」レベルだということだ。

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0UTSIDER109

3.0虚言が誤解を広げてしまったのではないか

2023年6月17日
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 初めのうちは、不適格教師と事なかれ主義の学校の対応ではあるが、自分が中学校の初任で問題を起こしたときにも、学校からあのように庇ってもらっていたのではないかと感じた。「問題児」扱いされるようになる子どもの描き方が部分的で偏っていたので、その辺りから真実の予想はできた。自分自身も虐めを受けたり、からかわれたりするのが嫌だったし、教師として担任したクラスのなかで虐めを庇って被害者になる子がいたりした。本作では、女の子は庇っても虐めを受けていなかったのが不思議で、虐めを受けた子が女の子扱いをされてもおかしくないくらいの可愛さであったし、同性愛と捉える必要は感じなかった。永山瑛太氏や田中裕子氏それぞれの二面性のある演技は見事である。題名の予告編からの疑心暗鬼を招くような思わせ振りの割りには肩透かしを食った思いが残り、虚言が誤解を広げてしまったという表現で言い表せるのではないかという気がする。似たような設定の作品で、『きみはいい子』の方が、悩める教師が現実的な課題への前向きな踏み出しを感じたものだった。

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てつ

4.5パズルのような映画

2023年6月17日
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同じ話を視点を変えて見せる映画はいくつかありますが、本作では単に奇をてらっているのでは無く、作品テーマに通じるものがあります。主観的映像(バイアスのかかった見え方)で、母からは教師が、教師からは子供が、登場人物は皆、怪物に見える瞬間があります。怪物だーれだの答えですが、私は、それは全ての人の中に眠っているものと捉えました。他でも無い、この自分自身もある人からは怪物に見える瞬間があり、その事に無自覚であると。エピソードを時系列に並べていくと、実にパズルのように全ての回路が繋がって行くようで驚きました。ミステリーとして見ても面白いと思います。(あるシーンだけが、AパートとCパートで位置が違うようでしたが・・・気のせいかな。)語り足りないですが、このように素晴らしい作品を作った、監督、脚本、役者(特に子役)の皆さん、それに美しい音楽を提供された坂本龍一さんに拍手です。

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はて1984

3.5ものごとは多面的に捉えると本質に近づく。

2023年6月17日
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モンペのシングルマザーが子どものいじめをテーマにしているのか!と思ったら、全然ちがう。

ちょっとしたどんでん返しが積み重なり、全然違うストーリーになり、今までそう思っていたものと違う光景になってくる。それぞれの目線でストーリーが進むので1つの出来事が全く違う描き方になってきて頭の中で整理しながら見ないといけない。

脚本が素晴らしいとはこのことか。

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キッスィ

4.0面白かった

2023年6月17日
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hal

4.0坂元裕二、恐るべし

2023年6月17日
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楽しい

怖い

知的

是枝裕和と坂元裕二の組み合わせで平凡な作品ができるわけないのだけれど、こちらの予想を上回る傑作だった。
是枝さんは、本当に子役の演出が上手い。
演技だと分かっていても、子供たちのセリフのひとつひとつにドキッとさせられる。
なぜこうなったのか?この先、どうなるのか?
タイトルの「怪物」が示すものとは?
先がまったく読めない展開にドキドキさせられた。

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とみしゅう

3.5多重な世界観をみた

2023年6月17日
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是枝裕和監督の作品、ということで観てみた。TOHO梅田で観ましたが、私の見たコマは満員でした。
抽象的な感じの映画でした。子どもの世界って大人にはうかがい知れない世界だし、大人になった自分たちも、子どものころに親に人間関係の悩みとか相談しなかった。それはひとつに、相談するにしてもその言葉がみつからなかったからだったと思う。あのとき、親に相談していたらどんなアドバイスもらえたかなって考えること自体、大人になっている証拠。
シングルマザーの母親の視点、教師の視点、子どもの視点、とそれぞれの世界観を描いていて、多面的な世界観が重複していく。一見、ありそうな日常であっても、それは片面でみる世界に過ぎないと思わされる。男の子ふたりの遊び、基地を探して、そこに二人だけの世界をつくる。子ども、特に男の子はこうした傾向がある。
映画としては、そのときの野原や廃バスの風景がしっとりとして映像としてエモかった。ストーリーはあるようでないし、ストーリーやミステリー性は期待していなかった。
是枝裕和監督の過去作「幻の光」が衝撃的だったけど、そのときもストーリというよりは映像、映像のエモさ、映像とセリフの間に感情を移入できたし、この映画もそれは引き継がれていると思えた。

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菜野 灯

4.0小さな恋のメロディ…?

2023年6月17日
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カンヌで賞を獲っただけのことはあって、たいへん凝った脚本だと思う。ちょっと戸惑うけど、すぐに理解できる。回収される伏線と、回収されないそれ。
最初の安藤サクラのターンでは「むむむ社会派バリバリか?」と思わせておいて、永山瑛太のターンで「視点を変えれば見方も変わるのだな」と観客を解った気にさせてからの、最後のターンで全部ぶっ壊す…という。

是枝監督独特の深い感動という面では、『万引き家族』や『海街diary』には及ばないと思う。けど、見終わったあとのモヤッとする感じは『ベイビー・ブローカー』に似ている。

多くの映画評も言っているように、子役の演技は素晴らしかった。逆に、ここまで入り込んだ演技だと、後のメンタルケアもちゃんとしてあげてほしい。
星川依里役の柊木陽太(ひいらぎ・ひなた)くんは、1982年のTVドラマ『君は海を見たか』に出演していた六浦誠くんによく似ているなと思った。

最後のシーン(というか全体を通してだけど)は、1971年の『小さな恋のメロディー』を彷彿とさせるものがあった。なんとなくではあるのだけれど。

映画のCMで「怪物だーれだ」という台詞がよく流れていた。見終わった後、「この題名ってどうなの?」と違和感を持ったのだが、時間が経つにつれて「怪物だーれだ」という台詞の持つ意味がじわじわと解ってきたような気がする。

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ROKUx

4.5そこまで分かってるなら救ってくれよ!

2023年6月17日
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おもち

4.5傑作

2023年6月17日
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いくつか回収されない点や納得いかない点もありましたが。。。
それを超える脚本、子役の演技に圧倒されました。

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サニーインティライミ

3.5怪物探しはフェイク

2023年6月17日
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怪物どーこだ
なんて、どれが怪物かって探してしまいます
そういう意味ではミステリーじみて退屈しない
でも、結局は怪物なんていない

何をもって怪物と表現したかったのか
差別する社会?
差別する人?
これって怪物という言葉がそぐわないと思う

信じられない行動をおこす少年ですか?
陰湿な校長ですか?

ここからはネタバレが入ります

じゃあトランスジェンダーが怪物だっていっているのかとかんぐってしまう
もちろん、そんなバカな映画ではないですが・・・・

だいたい主人公の少年の成長期の性的な心の迷いなんて誰でもあって、歳とともに変わっていくものです
今回は相手も可憐なルックスだったからなおさらです

まだ小学生の子供の話ではインパクトが薄いと思う
その上、二人ともあの世にやっちゃってはなんの解決にもなんないじゃないか
て思いません?

安藤サクラはさすがですね
観たくなる女優です
しかし
高畑充希はなんでなん?
あれは出演じゃなくて友情出演みたいなものです
彼女はちゃんとインパクトを残せる女優です
誰でもいい役で出るのはやめてほしいな
まあ、喜ぶ人もいるだろうけど
個人的な感想です

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nakaji

4.5怪物探しをしに観に行ってはいけない。

2023年6月17日
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泣ける

怪物の雄叫び(に、僕は聞こえた)を聞いた時、涙が止まらなかった。
現代版羅生門とか、それぞれの視点が…とか、色々聞いてはいたけれど、僕にとってみたらこれは、1人の少年が周りの人たちに愛されている実感を得て、自分を認めていく過程の物語だと思う。
そして、これはスタートの物語だ。
テンポよく展開される前半と、物語が展開する中盤以降とのバランスが絶妙。
静かにさりげない音楽が絶品。
そして何より、登場人物達の演技力。
是枝監督が、怪物なんだってことがよくわかった。

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ミツモ

4.5全ての面で完璧な作品

2023年6月17日
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音楽 脚本 構成 子供エピソードのロケーション 役者の演技 完璧でしたね!
例えばこれが韓国映画だったら(韓国映画は大好きなので韓国批判では無いです)もっとドロドロするような内容なのに綺麗に描いていて感動ポルノで今から泣けるシーンが来ますからさあさあ泣いて下さいーって感じでも無くラストは自然と涙がでるような綺麗な終わり方!
しかもハッピーエンドじゃなくてある意味ハッピーエンドっつうフランダースの犬状態のオチですし(とはいえあんな綺麗な明るい草原なので絶対に天国だろうと思えるのでそこは安心)それにこの構成ややこしくてわかりづらくなりがちなのにそんなに難しくなく案外サッパリしているのには驚きでしたよ(考察地獄の超難解な作品はターとアフターサン)見た人なら分かると思いますが母親エピソード 先生エピソード 校長エピソード 子供エピソードがあるけど 順番がもし違っていたら かなり作品の印象かわると思いますし エピソードの順番を色々自分で変えてみて もし順番違ってたらこんなに面白かったか?って考えてもらうと分かるんですが すなわち順番が完璧だという結論に辿り着き構成と編集が神だという事にきづかされました。
あと予告のイメージと本編の展開が全く違うのは怪獣のあとしまつと一緒なんですが予告詐欺とはいえそこがプラスに働いてますよね(怪獣のあとしまつはそれもダメだけどそれ以前の◯◯)
サクラさんてもっとガンガン行ける人なのに
あえて抑えた演技での学校でのやり取りとか相当凄いです、存在感を出せる人って逆に存在感を消す事も出来ますからこの人も演技の化け物で怪物だと思います。
子供パートを後に持って来てるおかげでそれまでの謎が綺麗に全て回収されるのはカメラを止めるなレベルで見事でした。
息子が車から落ちて頭の心配をやたらしてる理由も
後半になればその理由に気づくんだけど最後まで見て あー!だからあの時頭を凄く心配して母親に聞いてたんだとなりずらいしそこを理解するのには2回目の鑑賞じゃないと辿りつきづらいですね!
だから2回目に見た時はまた違う観点で前半部分を見れますし一回目で見逃してるポイントもあるので2度見て再確認してより深く内容を楽しめる本当に良くできた作品だとおもいます。
無駄の無さと文句の無さがトップレベルの作品て中々無いですからね。
それとパートが変わると怪物に見える人が変わる手口が巧妙で実に面白い。
例えば最初のエピソードが母親だから先生の態度悪いしこいつ絶対やってるだろ!クズだなって思いますが 映画の始まりが先生エピソードで次が母親エピソードなら最初の時点で母親が単なるモンスターペアレントでイかれた母親が学校にクレーム言いに来てるわ最悪だなあって印象で先生がクズって思う状態が一切ありませんから これは相当優れた脚本だなあって思いました!
あとこれだけ演技の出来る超実力者だらけの作品なのに 子供二人が抜群に良い自然な演技で普通に遊んでると思わせるくらい自然でそれが凄かったです!
カンヌで脚本賞取ったのはカンヌの全作品を見たわけじゃないけど納得ですし脚本の凄さでいうと
ターとカンヌで賞を取ってる英雄の証明と怪物は相当凄いと思います(アフターサンも71の賞を取ったの納得のとんでも無い作品だった!)
校長と息子が一緒に楽器を吹きながらの心の叫びを表すシーンは良かったなあ。
しかしかなりハードル上がった状態での鑑賞でこれだけ満足するとか相当衝撃でした
日本映画でこのレベルの作品を見れるとか本当に嬉しいし日本人として誇らしい気分にすらなれますね。
今年はターと対峙に勝てる作品無いと思ってたけど
これを見たら自分ランキングアッサリ変わりましたよ! 流石にター 怪物 対峙の三強に食い込む作品は今年は無いと思えるくらいこの3本完成度が異常に高い作品だなあって思ってます(アフターサンを6月25日に見ましたがアッサリ上位に食い込むくらいの超名作でした)
あと主役の子役の子が平手友梨奈ちゃんそっくりなのね、
中性的な感じで適材適所だと本当に思いました。

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お主ナトゥはご存じか2.1ver.

4.0少年を苦しめているもの

2023年6月17日
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SP_Hitoshi

2.5正直よく分からなかった…

2023年6月17日
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この映画の情報が出た時、絶対観る!と思った。

面白いんだと思う、本当は。
でも個人的にだけど、心とか時間とか、色んなものに余裕のある時じゃないと理解出来ない部類の映画だと思った。

何度か見ればきっと刺さるはず、噛めば噛むほど的なものがあるのかも。
それか文字で見てからの方が楽しめる作品なのかも。

自分の余裕のなさを自覚できたので、また改めて観ると決めました!

安藤サクラさんは何やっても自然だなぁって言うのと、子役2人が上手い…鳥肌立つ感覚とかはあった。

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まあこ

4.0アスペクト

2023年6月16日
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物事の側面は、それを見る断面によって違って見える。
「真実はいつもひとつ」と、同時に他のスクリーンで上映していた作品の主人公は言うけど、ひとつなのは「事実」であって「真実」は見る角度によって違うのだよ…お子様にはわからないか…。
というのを坂元さんは脚本にした。この脚本は周り回って是枝監督の元に届いた。教授が印象的なスコアを付けた。
観客席の感情は、最初安藤サクラ演じる母親に、次に瑛太演じる先生に移入していっただろう。だけど最後のパート、子供(達)に気持ちを持って行けた?物語を俯瞰する、客観的な鳥瞰的な視点を得て、気持ちの遣り場に困らなかった?母親は悪くない、先生は悪くない。無論、子供(等)も。「怪物だ~れだ?」…なるほど。

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あらP★