劇場公開日 2023年6月2日

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怪物のレビュー・感想・評価

全1010件中、21~40件目を表示

4.0そこらへんのホラーより怖い

2025年9月8日
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いじめと嘘と毒親と学校の暗部と死ぬほど運が悪い先生と、この世の悪意と不幸と不運の結晶みたいな映画だった。
そんな中で一瞬小学生男子のきらめきを見せられても……美しいけれども……でも……その……っていう映画だった。
でも校長先生の台詞で、ふと泣かせに来たりする映画だった。
何にも解決してないけど……

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43

4.5流石是枝監督

2025年9月8日
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見終わった後に、解説のnoteを見てみたが、このシーンにはそんな意味があったのかと驚きの連続だった。全てのシーンに意味があり、対比の構造が綿密に作られており、流石としか言いようがなかった。是枝作品は一般の人には理解が難しいが、映画好きや考察好きにとってはたまらない作品だと思う。

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江戸川コメソ

4.5子供こえーーー

2025年9月5日
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鑑賞方法:VOD

ドキドキ

予備知識なしで鑑賞。
序盤の子供思いの母から始まりがなんとなく見方によって全員怪物という話しなんじゃないかと想定した。
湊くんが何考えているか分からない&何気ない母親の一言が
地雷になっていないかとザワザワ。
先生たちの棒読み不快感MAXなのにイライラ。

次の担任ターンの時に母親目線での「態度」だったんだなと把握。
担任も熱血まではいかないけどきちんとした子供思いの人だった。
にしても担任の先生は周りに恵まれてなさすぎて可哀想。

ここまで来て言葉足らずだったり1つの嘘で誰しも怪物扱いされるんだなーと。

そして途中から出てくる星川くんという存在。
仲の良い小学生同士ってこんなもんじゃないの?って思っていたら校長にはっきりと「好きな子」って伝えていた。
小学生って自認する勇気ないと思うけどそこはご愛嬌。星川くん可愛すぎる。

この話でのもっともな怪獣は星川父なんじゃないかと。

2人で仲良く走れて幸せだねーと思ってホカホカしてたら他の方のレビューで亡くなった説を見ていっきに切なくなる(´・_・`)

正直、やっぱ子供って怖いなーという思いが1番。

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cocoまる

5.0怪物に集約された形

2025年9月2日
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鑑賞方法:VOD

黒川想矢さんを応援しているため、怪物を観ました。
3回目の鑑賞です。

子供からみた大人は自分を押さえつけて理不尽に支配する怪物に見えるし、大人からみた子供は理解できない存在として怪物に見える。だとしたら、誰にでも怪物と思える存在がいて、でも誰かが怪物だと思ってるその人にとっては純粋な行動で。
怪物の最後のシーンは、誰かからしたら怪物的な行動(常識的でない行動)だけど、2人からしたら純粋で美しい自由な選択なんだと思います。「怪物だーれだ?」という言葉が何度も繰り返されるのも、自分にとっての怪物を問うきっかけを与えているのかな、と。
人によって怪物と捉える対象が違うから、あなたにとっての怪物の解釈について問いたくてこのタイトルにした。
また、そこから派生して、そうやって人のことを怪物と決めつけてしまうわたしたちこそが真の怪物なのではないかということ。
「自分にとっての怪物」を解釈していくと、そこに辿り着く。そのためのタイトル。
わたしにとって怪物のタイトルは、この二重構造だと思います。

いや、もしかしたら多重構造かもしれません!
例えば、言葉が怪物であること。
怪物の映画の中で大きな役割を果たしているのは、嘘や誤解だと思います。
誰かが口にした小さな誤解や嘘が、どんどん膨らんで人を傷つけていきます。
そう考えると「怪物」とは人間じゃなくて、言葉そのものが怪物化することを指しているのかもしれないな、と。
次は社会に潜む怪物です。
学校の規律、保護者の目線、地域社会の監視などみんな「正しいこと」を守ろうとするけど、それが子どもたちを縛って追い詰めていきます。つまり「怪物」とは個人じゃなく、子どもを押しつぶす社会の仕組みそのものなんじゃないかっていう解釈です。
その次は愛の形が怪物化すること。
親の愛、教師の責任感、子ども同士の友情や恋心など全部愛であるはずなのにすれ違いや歪みで相手を苦しめる存在になってしまう。
つまり、純粋な愛情がゆがむと怪物になるっていう見方です。
最後にそもそも怪物はいないという解釈です。
ラストシーンはとても幻想的で現実離れしていたと思います。
そこで示されてるのは「本当は怪物なんていなくて、ただ純粋な子どもたちの世界があるだけ」なのかもしれません。
だから「怪物」というタイトル自体が観客の先入観を揺さぶるトリックになってるのかもな〜と思いました。
高校生の稚拙な解釈かもしれませんが、まとめると世の中にはいろんな形があって、それが全て「怪物」という言葉に集約されている、ということなのかなと思いました。

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さみー

5.02人の子役が素晴らしい

2025年8月22日
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思った以上に良い映画でした。
最後まで重い、切ない、エロティック。
子役の2人は難しい役柄をよく見事に演じて素晴らしい!
これから凄い役者になるはずと思っていたら、1人の子が国宝に出ていて、怪物に出てた子だ!と、釘付け。
大人になった吉沢亮くんより凄かった。
これからが楽しみです。

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ゆう

4.5敷居高そうだったから見るの敬遠してたけど、結構シンプルな構成で面白かった。

2025年8月17日
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最初はいじめの訴えを学校側が無視して逃げる感じで物語が進められていくのかと思いましたが、中盤からキャラ視点が変わって物語通して様々な視点でストーリーが進む映画だったので、あのシーンこういう理由かみたいな感じで飽きなかったのとテーマが怪物だったので何が誰が怪物なのだろうかと見ながら探していてキャラの言動や行動の意味を理解しようとしたので個人的には物語に惹き込まれました。あと個人的にはテーマの怪物って意味は主人公たちが豚の脳と揶揄されるので、テーマを怪物にしたのかと思いましたが、どちらかというと片方の視点から見た相手の行動、言動を切り取って見て異物感を感じるいわゆる相手が怪物っぽく見えてしまう、見てしまうのが物語を通してあったと思うので、そういう意味でテーマが怪物になったんじゃないかと個人的に思っています。

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かんす

5.0フィクションと分かっていても嫌やわぁ〜🤢

2025年8月17日
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悲しい

怖い

ドキドキ

見ていて思ったエトセトラ

◯いろいろな視点から物事を捉えて
描いてゆきましょう。

そうしたら、いろいろな事情がだんだん
ぼんやり見えてきました。

なるほどねぇ〜

◯自分がもしあのような親の立場なら
やっぱり学校へ乗り込んで行くと思います。😤
短絡的ですみません。🙇
自分もある意味カイブツ?

◯小さい頃はノーマルじゃないことにも
もちろん悩み苦しむんだろうなぁ。

◯あんな密かな場所や秘密基地(遊び場)があるといいなぁ〜 うらやましぃ〜

◯それにしても、教室でクラスの子たちが
あんなことを特定の子に平気でしてたらたまりませんわ。😱

見終わってすぐ、子供に学校でおかしなこと変なことが起こっていないか聞いてみました。

フィクションと分かっていても、嫌やわぁ〜🤢

◯『誰も知らない』もきつかったけど、
本作もなかなかきつかったぁ〜〜😨

◯ちなみに、是枝監督の以下作品はスキです。
『歩いても 歩いても』
『そして父になる』
『海街diary』
『万引き家族』

※一部修正済 2025.8.17

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ゆっき

3.0世界はそれをLGBTとゆうんだぜて話

2025年8月10日
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難しい

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ハシーム

5.0切なくて美しい話でした

2025年8月8日
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泣ける

悲しい

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こたろう

3.5怪物=思い込み

2025年7月26日
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movie mamma

2.0作文のとこ

2025年7月14日
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単純

難しい

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Rito

4.0誰が怪物だったのか、誰にも決められないと思う

2025年7月5日
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shin

5.0片時も目を離せなかった

2025年7月3日
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前から観たい観たいと思っていたが、Netflixにないので観れていなかった「怪物」。
国宝の黒川くんが素晴らしかったので、単品レンタルでやっと鑑賞。

なんという脚本。
なんという演出。

片時も目を離す事が出来なかった。
三者三様の正義があり、守るものがあり、見えている光景が違う。
誰も正しくないし、間違ってない。
みな怪物であり、正義のヒーローであり、いじわるな詐欺師。

二人の脆く儚い絶妙な距離感の友情描写が刹那的で、「リリィシュシュのすべて」を思い出した。

黒川くんは素晴らしい役者さんです。
カメラワークがいいもんだから、彼の目に吸い込まれました。
これからもずっと映画に出ていて欲しい。

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naco

3.5惜しいなあという思う作品

2025年7月2日
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まず、自分は「視聴者のご想像にお任せします」的なエンドは嫌いです。
それがいいんだよと反論をくらうと思いますが。
それするんだったら、本編以外で何も語らないで欲しい。
理解できなかったところを後から、
監督やら出演者やらのインタビュー記事などで補完されて、
わかった気になってもね、と。

物事の見方は一つではないという事は当然なんですが
各人物の印象的な言動が、各エピソードを強調する為のもので、
人物像として一貫性がないというか描写が不十分ではないかと感じました。
時系列が前後する作品って、何度も見返して理解しようとしてしまいがちですが
逆にツッコミどころが増えてしまいそうなので止めておきます。
出演者の演技力や全体に流れる不穏な空気感は良かったので中盤までは楽しめたのですが
最後まで楽しめたかというと、この点数かなという印象です。

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うまぶち

3.5伝えたいことは。。。

2025年6月29日
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三者三様見方によっては全然見える景色が違う。
三通りの視点で描いていて。
結局最後は何が言いたかったのか、
考えさせれる。
ただ演技者たちの演技は素晴らしい。
それぞれが事実にように消えた。

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emp

4.0善悪は単純に判断することはできない

2025年6月29日
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時流を読んだ社会問題を映画にするのがうまい監督だと思う。
この「怪物」も、切り取られた情報だけで
善悪を判断すべきではない。
どの角度から見ているのかによって
解釈の幅は真逆に変わっていく。

恐ろしい世の中だと、生きにくい世の中だと本当に思う。
みんな幸せに生きていきたいだけなのに。

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totococoro

4.0良い脚本で、よくできた映画だと思う。でも、プロモーションが的外れじゃない?

2025年6月28日
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「怪物」とは、(映画の中の)悪者ということだろう。映画の前半では、保利先生が問題教師で、「こいつのせいで、子供がつらい想いをしている」と思わせる。そして、「ラスボスはこの校長か」と思わせる場面もある。でも、映画が進むと、その考えは修正を迫られる。

この映画で伝えたいのは、『「この人は悪い人」と簡単に決めつけてはいけない』ということかもしれないと、見終わってしばらくしてから思った。

映画だけじゃなくて、普段生活していても「あいつが悪い」と、人格を否定してしまうことがある。事件などのニュースを見ても、「犯人をきちんと罰してほしい」と思う。でも、その人に怒りをぶつける前に、ちょっと立ち止まって「実は誤解かも」「特別な事情があるかも」と考えてみた方が良いよ、ということなのでは。

映画の中に出てくる「怪物、だーれだ」という遊びは、限られた情報だけで本質をつかむのは難しいということを象徴しているように思った。映画「羅生門」とこの映画を比較する人もいるが、少し違うと思う。「羅生門」は、どの人が嘘をついているかがわからず真相は藪の中、という話だが、この映画は情報が断片的なだけで、嘘は入っていないと思う。その意味でよくできた脚本だと思う。ラストが明るく終わるのも良かった。

この映画のプロモーションには、『それは、よくある子供同士のケンカに見えた。・・・そしてある嵐の朝、子供たちは忽然と姿を消した―。』『怪物探しの果てに、私たちは何を見るのか―』などとある。これを読んで「観たい」と思った人は、期待外れと思うのではないか。
この映画は、「子供のケンカ」や「子供が姿を消す」ところは見どころではないし、「怪物探し」が行われる映画でもない。プロモーションが的外れで残念に思う。

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p.f.naga

3.5怪物はいなかった

2025年6月25日
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難しい

斬新

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あつ

3.0大風呂敷を広げたものの…

2025年6月23日
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知的

難しい

保護者目線、教師目線、子供目線で同じ内容を3回繰り返すので、必然長くなる。最後の子供目線で真実が明らかになるのは、子供礼讃のようで、微妙に感じた。シングルマザー、モンスターペアレント、学校でのいじめ、学校の隠蔽体質、虐待、LGBT、集中攻撃する世間、あらゆる問題を詰め込み過ぎて、結果どうなったのか。母親と担任の行動が、子供達にとって救いになるのか。
安藤サクラさんは、今まで苦手だったが、今回の映画で好きになった。

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hk

3.0うーん

2025年6月15日
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らいもこらいもこ
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