Rodeo ロデオ

劇場公開日:

Rodeo ロデオ

解説

バイクを愛する女性が男性中心主義のコミュニティの中で自身の居場所を見いだしていく姿を鮮烈に描いたフランス映画。

短気で独立心にあふれたバイカーの女性ジュリアは、ある夏の日、ヘルメットを装着せずにアクロバティックな技を繰り出しながら公道を爆走する反社会的バイカー集団「クロスビトゥーム」に出会う。ある事件をきっかけに彼らが組織する秘密結社に加わることになった彼女は、男性中心主義の集団の中で自身の存在を証明するべく奮闘する。しかし男たちの要求は次第にエスカレートしていき、ジュリアは集団内での自分の居場所に疑問を抱くようになる。

監督は、これが長編デビュー作となる新星ローラ・キボロン。2022年・第75回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で審査員たちから絶賛され、本作のために特別に設けられたクー・ド・クール・デュ・ジュリー賞を受賞した。

2022年製作/105分/G/フランス
原題または英題:Rodeo
配給:リアリーライクフィルムズ
劇場公開日:2023年6月2日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第75回 カンヌ国際映画祭(2022年)

受賞

ある視点部門
クープ・ド・クール ローラ・キボロン

出品

ある視点部門
出品作品 ローラ・キボロン
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映画レビュー

3.5今後大化けしそうな才能だと感じた

2023年6月27日
PCから投稿

初長編作品にして、これほどアクロバティックに走行するバイクやカルチャーそのものをカメラに余すところなくおさめられる手腕は、端的に言って凄いと思う。きっと長期にわたり現場に足を運び、リサーチを重ね、企画を温め、演技未経験のライダーたちとも親交を温めながら、アクションやキャラを練り上げていったに違いない。とりわけ、マッチョな男性社会で才能を認められていくヒロインの存在感が素晴らしい。冒頭では荒れ狂って手のつけられない状態だったジュリアが、いざバイクに跨って走り出した時に浮かべる、まるで羽根を得た鳥のように活き活きしたあの表情。こうして解き放たれた彼女が、いつしか別の誰かを解き放とうとする心情にも納得がいく。これだけ豊かで躍動感に満ちた素材を擁しながら、ストーリーの織り成し方が少し荒っぽく感じられるのが惜しいところだが、でもこのタイプの才能はやはり稀有だ。これから大化けするのでは、と期待が募る。

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牛津厚信

2.5脚本が単調

2024年8月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

単純

CSで録画視聴。
昨年、公開時に気になっていた作品。
予告編を観て気になっていた。
ようやくCSで観る事ができた。
凄い作品で、ストーリーは斬新。
ただ、作品全般的に単調な感じがした。

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ナベウーロンティー

1.5バイクのウイリーが観れる

2023年8月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

寝られる

短気で暴力的なバイク乗りの女性ジュリアは、自分のバイクを盗まれ、今度は人のバイクを盗み自分のものとして乗っていた。ある日、ヘルメットを装着せずにアクロバティックな技を繰り出しながら公道を爆走するバイク乗りの集団と出会った。人気あるオフロードバイクの窃盗をきっかけに、彼らの組織に加わることになったジュリアは、紅一点ながら、ボスの要求をこなしたが、要求は次第にエスカレートしていき、次第に自分の集団内での居場所について考えるようになり・・・てな話。

ストーリーがなんじゃい、というのもあるが、何でこんな女優を主人公に抜擢したのだろう?というのが最初の疑問。
バイクの技術が特別高くもなく、美人でもなく、可愛くもなく、すきっ歯で老け顔(調べても年齢不明)の素人を主役にした意図がわからない、
役柄も、短気で自己中で、感謝もせず、全く魅力なし。
窃盗して心は傷まないのか?
ガソリンや食事を貰ったら感謝しろよ。
とにかく、主役がこんなだから他に魅力的な出演者がいるはずもなく、見どころは男たちのバイクによるウイリーだけ。
時間の無駄だった。

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りあの

1.5R.I.P.

2023年6月22日
iPhoneアプリから投稿
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ブレミン