マッチングのレビュー・感想・評価
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内田監督オリジナルのサスペンススリラー
最近は原作ありきの映画が多い中、この作品は内田監督の完全オリジナルです。
犯行時の映像などグロテスクな部分はあまり映さず音で表現されているため、刑事物や医療系のドラマなど見慣れている方であればそれほど怖くないと思います。
ただ、その音がかなりリアルです。
音楽や小物、細部にまで拘りが詰め込まれており、伏線が張り巡らされているため考察好きな方は2回3回と観て楽しめる作品だと思います。
ところどころちょっと飛んだ?と思うような進み方をするのですが、内田監督が書かれた同小説を読んで納得しました。
ストーリーは分かりやすく答え合わせがされていき、ある程度先を読んで「あぁ、そっちね」「そうだよね」と思っていたら後半ゾッとするような展開でした。
俳優陣の演技がとにかく素晴らしく、主演の土屋太鳳さんが叫ぶシーンはどれも違った演じ方をされており、感情がダイレクトに伝わってきて胸を抉られるようでした。
また、佐久間大介さん演じるストーカーの青年は不気味ながらどこか放っておけない、段々と愛おしくさえ思えてくる不思議な存在で、物語の良いアクセントになっています。
ある程度のグロ耐性があればサスペンスあまり見たことがない、という方にも見やすい作品だと思います。
素晴らしい作品
最初は佐久間大介さんが出演しているから観に行きました。怖い映画は苦手で、正直、佐久間大介さんが出演していなかったら観ていなかったと思います。
ただ、中毒性があり、何回も何回も観たくなる作品でした。もう既に劇場に行きたい気持ちが抑えられず、小説を読んでは新たな気づきに悶えて、ネタバレしないためにスマホのメモに思うままの感想や考察を書き殴っています。
逆に、アイドルが出ているから、しかもあの事務所だから、と避けようとする人たちもいるかもしれません。昨年いろいろありましたし。
確かに、佐久間大介さんはアイドルです。ただ、なるべくネタバレなしで今、観ておかなかったら、絶対に後悔する作品だということは自信を持って言えます。
正直言ってここまでハマるとは私自身思っていなかったのですが、映画を観てからも自分なりに深掘りして、知れば知るほど、小さな伏線や気づきが映画の中にも外にも散りばめられているのです。ぜひ、アイドルに興味がなくても映画がお好きであれば、観ていただきたい作品です。
星を4.5にしているのは、映倫区分Gのわりには少しハードな描写があったかな…と思ったからです。私に子供がいたら、私が先に鑑賞し、シーンの詳細について本人に確認して、つらかったら目や耳を覆ったり途中で離席してもいいと声をかけてから鑑賞すると思います。そういう描写のある映画でした。
映画マッチング 感想
映画マッチングにマッチングしました!
マッチング
内田監督オリジナルの「サスペンスエンターテインメント」
原作の小説がありきの映画ではないので、多少、甘い部分があるのですが、とても面白い「サスペンスエンターテインメント」の映画でした。内田監督は、人の闇とか、時代背景とか、重苦しいものを映画の中に入れつつ、最後は気持ちよく終わらせるという手法の作品作りをする方という印象なのですが、まさにこの作品もそうでした。
色々と「え?なんで?」という部分はありますが、原作本で補填できます。今、Amazonで原作本が売れているので、そういう手なのか!?と思ったりしています。
ネタばれになるので、あまり内容は書けませんが、昨今、オリジナルの映画作品というのは少なくなっている中で戦っている内田監督の作品を、今後の映画界の発展のために、ぜひ鑑賞し、レビューして欲しいです。
内田監督曰く「愛の物語」とのこと。それぞれの愛のカタチ、その愛がどんな愛かわかると、歪すぎる愛に悲しくなります。ですが、最後は、なぜかスッキリする映画でした。
考察厨には心から楽しい映画!
どうやって が欠けている
二転三転、最後まで目が離せない
ウェディングプランナーとして働く輪花は父子家庭で育ち、恋愛に奥手だったため、親友の尚美に勧められてマッチングアプリに登録してみた。マッチングした相手・吐夢と会ってみたが、思いの外、暗い男でイマイチだった。しかし、それから吐夢は輪花のストーカーとなり、恐怖を感じた輪花はアプリ運営会社の影山に相談した。その頃、アプリ婚をした夫婦を狙った連続殺人事件が起き、輪花の顧客が次々と殺された。そして、母の失踪、父の不倫、などの原因が明らかになり、また、輪花の身にも危険が迫り・・・てな話。
父子家庭で母の失踪から始まり、父の不倫、仕事で関係した夫婦の殺害、などなど、いろんな事が絡み合い、二転三転して面白かった。
吐夢役の佐久間大介も気持ち悪さを発揮してて上手かった。
内田監督の剛腕×土屋太鳳!
マッチング・・・というタイトルは、本作の本質ではないので、このタイトルでいいのか!?とは思ってしまいました。
鑑賞後感の後味が悪いな〜というのが率直な感想ですが、
この手の作品にはありがちな終わり方なので、まあ納得ですね。
男性キャラの不穏な感じは、役者さんもよく演技されていて、鑑賞者に色々と考えさせる持っていき方は
なかなか良かったです。
すごく考えたものの、容易に想像がついてしまい、また、その想像の域を超えないところが
ちょっと残念ではありましたね。
ラストのオチは、「何故そうなのか?」という動機の掘り下げが全くなかったので、
そこはちゃんと描こうよ!と思いました。
ここも残念ポイントです。
さすが内田監督、自分はこうするんだ!という意思がきっとおありな監督だと思います。
細かいことはさておき、本作も『サイレントラブ』に引き続き、剛腕を発揮されていました。
斉藤由貴はさすがの存在感。作品が引き締まりました。
土屋太鳳は本作が復帰作だと思いますが、すごく頑張っていたと思います。
叫ぶ演技が多かったので、大変だったでしょうね。
次回は『帰ってきた あぶない刑事』に出演するので楽しみです。
ネタバレ必至でコメントが難
ちょうど良いエンタメ作品
予想以上でした。
ある意味、裏切られました…
素直に見れば万人受けする
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