カンフースタントマン 龍虎武師

劇場公開日:

カンフースタントマン 龍虎武師

解説・あらすじ

香港映画界が生み出した数々のアクション作品を支えたスタントマンと、彼らが活躍した年代を振り返るドキュメンタリー。

1970年代から90年代にかけて、数多くのアクション映画を生み出し、世界中に大きな影響を与えた香港映画。膨大な作品群を支えたのは、危険なシーンにも命を顧みず、華麗かつ危険なアクションの代役を務めた武師(スタントマン)たちの存在があった。

サモ・ハン、ブルース・リャン、ユエン・ウーピン、ドニー・イェン、ツイ・ハーク、エリック・ツァン、アンドリュー・ラウら香港映画人や実際に活躍した武師たちの証言。さらに映画の本編シーンや貴重なメイキングなど膨大なアーカイブ映像を交えて、香港映画界のスタントやアクションの歴史をひも解き、世界最高峰のアクションを生み出すことができた香港映画の光と影に迫っていく。

2021年製作/92分/G/香港・中国合作
原題または英題:龍虎武師 Kung Fu Stuntmen
配給:アルバトロス・フィルム
劇場公開日:2023年1月6日

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(C)ACME Image (Beijing) Film Cultural Co., Ltd

映画レビュー

4.0アクション映画の原点がもたらす興奮や感動を思い起こさせてくれる

2023年1月10日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

 1970年代から90年代の香港のカンフー映画やアクション映画が、世界中の映画に多大な影響を与えた理由とその原点を知ることができる貴重なドキュメンタリー。

 建設中のビルから爆破による落下、急停止した2階建てバスから窓を突き破っての落下など、見ているだけで痛くて、命を落としてもおかしくないシーンの貴重なメイキングやアーカイブ映像が次から次へと登場。アナログ時代の撮影現場で理不尽にも命を懸けたスタントマンたちの姿には胸が熱くなる。

 なぜ世界中の映画に多大な影響を与え続けているのか。それは生身の身体によるアクションという、アクション映画の原点がもたらす興奮や感動を思い起こさせてくれるからだろう。

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和田隆

3.5A Lookback at the Golden Era of Hong Kong Cinema

2022年12月6日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

In the 1980's, Hong Kong action cinema was Asia's shining diamond that lended the world's attention to the East. This documentary is a series of anecdotes told by the misprized stunt performers in these films. The tales of danger are perplexing, and their dauntless will to risk their lives was, no surprise, a way of life. It does beg the question: how many body bags were coming off these sets?

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Dan Knighton

3.570,80年代香港カンフー映画を支えたスタントマンたち

2025年6月10日
PCから投稿

このころの映画はほとんど見てる
90年代以降の衰退は時代の流れだから
仕方ないが懐かしい顔ぶれを見られただけで
うれしくなった。
見終わった後悲しい気持ちになった
もうあの映画館に行くのが楽しみだった時代が
2度と来ないと思うと
危険なスタントで観客を楽しませてくれた
関係者すべてに感謝したい。

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joker4444

3.5ジャッキーのコメントも欲しかった

2024年7月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

香港映画を支えるスタントマン達の実像に迫るドキュメンタリー。

少年時代、香港3兄弟(サモ・ハン・キンポー、ジャッキー、ユン・ピョウ)に熱狂した私としては、とても興味深く鑑賞出来た作品でした。
資金力で大きく劣る香港映画界。にも関わらず隆盛を極めた当時の香港映画。それを支えたスタントマン達の実力と矜持。それらを、しっかりと感じることが出来ました。

そして、斜陽になった香港映画界とスタントマン達の暗い現状を映し、それでも復活を期して前を向く姿勢を薄日のような明るさで描くきます。

私自身の興味もありますが、それを抜きにしてもとても良い構成のドキュメンタリーだと思いました。

蛇足になりますが、真田広之が龍の忍者に出演した際に「そのスタントを完璧に出来るように目指すのが日本のスタントマン。香港のスタントマンは危険なスタントに挑戦する」という趣旨のコメントをしていました。このドキュメンタリーを観ると、今更ながら納得が出来るコメントですね。

私的評価は普通にしました。

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よし