ウィッシュのレビュー・感想・評価
全234件中、201~220件目を表示
記念碑的作品
映像・演出・演技(20)
吹き替え版・字幕版で2回視聴。
映像・演出ともに非常に美麗で圧巻の作品だった。特に序盤の王とアーシャのミュージカルシーンや、星空は必見の出来。また所々に散りばめられた過去作品のオマージュも探してみると面白いかもしれない。個人的には終盤のシンデレラのオマージュシーンが、原作とは異なる新たなメッセージをわかりやすく表現していて刺さった。楽曲は垂涎の出来。
文句なしの
20点
世界観(20)
『マジカルな管理国家』という『PSYCHO-PASSの社会のような科学的なディストピア』ではない新しいタイプの世界観が斬新で面白い。リベラルを志向するディズニーの思想を表現に最適な形であろう。しかしながら、絵本の話が元になっているため全体的にお話がこじんまりとしているところが残念。
15点
脚本(20)
一応緩急がつけられているし、退屈をしないように多くのミュージカルシーンがある。しかし、予測可能な展開か、展開が裏切られてもそのキャラクターの自体の存在感や意外性が欠けていたりと平凡で非常に残念。後述するがマグニフィコ王の処遇も違和感あり。
素点のみ
10点
キャラクター造形もしくは心理描写(20)
この作品の致命的な欠点の一つ。『キャラが立たせ切れていない』。王様はきっちりキャラが立っているし見てみて愛着が湧いてくるのでオッケー。でもヴィランはそれが当たり前である。問題はスターと脇役のキャラが分散してしまっていることだ。友達役のキャラの数が多すぎる。数を裏切り者と協力者の2人にして一人一人の掘り下げを徹底すればもっと愛着が湧くだろうし、スターも喋れるようにすればキャラとして立っていたはずだ。そして主人公のアーシャもスターというジョーカーを使用して革命を成就させているが故にマグニフィコ王に対する革命の動機、大義が足りない。故にキャラ造形が歪に見えてしまう。
心理描写、造形共にイマイチ
8点
メッセージ性(20)
この映画の核となるメッセージは『夢を持つことの尊さと叶えるための主体性』だ。非常に素朴で分かりやすいので、引っかかることなく飲み込める。100年この理念で作品を作り続けてたディズニーがこれを伝えるからこそ重みが違う。普通にうるっときた場面も何回かあった。しかし、上記のメッセージを伝えるためにはかつて類い稀なる才で豊かな国を作ったマグニフィコ王を地下牢行きにするのは許されるのだろうか?もしディズニーが本当に夢を叶える主体性を重要視しているのなら、王に回心の機会を与え本当の夢を思い出させるのが筋というものだろう。本来ならマグニフィコ王の思想はそこまで糾弾させるべきものではないのだから。主人公が努力せずに革命達成をして、努力で国を作った王が幽閉という結末が本来ディズニーが伝えたいであろうメッセージと真逆の結末になってしまっていることが皮肉。
玉に瑕あり
15点
総評
近年ディズニーは表現の足枷がはめられている(あるいはみずからはめているのか。)と思われる作品が良くも悪くも目立っている。当然のこの作品もその片鱗が見られる。しかし、この作品はディズニーの根源的な理念が強く垣間見れた気がした。ディズニーの夢に対する純粋な思いがあれば、いつか作品における表現と思想の軋轢を乗り換え、人々に感動を与えることができる作品を作り出していけるかもしれない。
今回の作品は決して手放しで賞賛できるものではないのかもしれないが、そのメッセージはしっかりと受け取ることができた。
ディズニーの今後の益々の活躍に大いに期待する。
67点
一応、見たいものは見せてくれる
予告から受けた印象は可もなく不可もなくといったこところですが、ディズニー創立100周年記念と銘打った本作ですから、きっと期待以上に楽しませてくれるだろうと、公開初日に鑑賞してきました。
ストーリーは、人々から差し出された夢を、魔法を使って叶えるマグニフィコ王の治めるロサス王国で、祖父の夢を叶えてもらおうと王の従者に志願したアーシャが、王の本心を聞き、多くの夢が叶えてもらえないことを知り、人々の願いを救いたいと夜空に祈った彼女の元に舞い降りた、不思議な力をもつスターとともに、マグニフィコ王から人々の夢を取り戻す姿を描くというもの。
わかりやすい王道展開のストーリーなので、小さな子どもでも楽しめる作品に仕上がっています。お得意のミュージカル要素も随所にあり、テーマ曲を歌い上げるアーシャはとても魅力的に映ります。ラストで、人々の胸に希望や夢が宿り、王の呪縛に負けずに一人一人が立ち上がるシーンは、心が熱くなります。また、表情豊かにいきいきと動き回るキャラクターには、ディズニーらしさを感じます。一応、見たいものを見せてもらえたという満足感はそれなりにあります。
でも、何か物足りなく感じます。あまりにも予定調和な展開で、子どもなら楽しめますが、大人にはやや退屈というか、もう少し内面を掘り下げてほしかったと感じます。本作では、アーシャvs王という構図に周辺人物が絡むのですが、この中心となる二人のキャラがなんだか薄いのです。特にアーシャはヒロインであるにもかかわらず、ストーリーを通してなんら変容も成長もしていないように感じます。他力本願だった彼女が、仲間との絆を感じ、自身の内面を見つめ直して、自らの力で願いを実現させる決意をするというような変容や成長を、映像からもっと感じさせてほしかったです。
またマグニフィコ王も、もともとは国民に慕われる良き王だったのに、権威や欲望に溺れ、葛藤の中で闇堕ちしてしまったが、アーシャとの対決を経て改心するとか、もう少し人間らしい変容を見せてほしかったです。この二人に周囲の人物も含めて、総じてキャラの掘り下げが足らず、内面に魅力を感じないのが残念です。そのため、共感も感情移入もしづらかったです。唯一、共感できたのは、王に願いを託す国民の姿が年末ジャンボを買う自分に重なり、もっと他にやるべきことがあるだろと思わされたことぐらいです。
「ディズニーにハズレなし」とはよく聞きます。確かに本作もハズレだとは思いません。でも、本作も含めて最近はアタリも少ないような気がします。赤点を恐れてポリコレに配慮しまくり、過去作のいいとこ取りをして、良くも悪くも80点の及第点を狙ったような印象の作品ばかりです。仮にも100周年記念と銘打った本作ならば、ディズニーのこれからの100年を占うようなチャレンジングな姿勢を観せてほしかったです。これまでの100年を振り返るのは、最初の短編「ワンス・アポン・ア・スタジオ」(このレビューはそちらのページに上げています)だけで十分です。
みんなディズニーが大好きで、常に新たな夢を見せてほしいと願っています。そんなファンの掲げる高いハードルをいつも超えてくることを、これからもディズニーには期待したいです。
キャストは、アリアナ・デボーズ、クリス・パイン、アラン・テュディックら。英語に疎いので演技の良し悪しはわかりませんが、歌声はどれも素敵でした。
願いは自分で叶えるもの
ディズニー創立100周年を記念して制作されたファンタジーミュージカルで「願い」を題材にしたストーリー。願いは人に託すものではなく自分で叶えるものというメッセージを感じました。
同時上映の短編映画『ワンス・アポン・ア・スタジオ -100年の思い出-』は、本編以上に面白くて大変満足出来る貴重な一本です。
2023-203
何を伝えたかったのか?!
「アナ雪」のスタッフ陣が作成したという事で
期待していたのですが、「残念・落胆」の出来上がりでした。
「アナ雪」の様な「強いメッセージ性」がない。
確かに、私達の周りには、「勝手に決める奴」は存在するけど、
何を訴えたかったのか解らなかった。散漫だった。
・keep wishingを伝えたかったのか?
・願いは自分で叶えるものと伝えたかったのか?
・独裁国家を否定したかったのか?
・見て見ぬふりを戒めたかったのか?
コンテンツ配信事業の失敗に加え、相次ぐ幹部の退社で
混迷しているDisneyを反映した作品になってしまった。
すでに公開されている米国では「ゴジラ-1.0」に負け
ランキング・5位と低迷している理由が解った気がした。
Michi
1つでも好きなディズニー映画があるなら劇場で必見の作品
まぁちょうどイイですよお子様には、主題歌は真面目な大人の歌詞 アニメ最適の普通作
本作はディズニー100周年とのこと
随分前に映画館で観た ミラベルと魔法だらけの家 がレビューでは酷評されてたにもかかわらず自分には良かった
ので 本作も クリスマス🎄前競合 屋根裏のラジャー 振り切っても観た
ウイッシュ ミュージカルファンタジー 🆚 屋根裏のラジャー アドベンチャーファンタジー
俺の大嫌いな ファンタジー同士なら 記念作 時間も108→95 と短いので迷いはなかった
前日 願い星サイトに 映画作品が面白い作品でありますように 登録して臨んだ
問題ないよねぇ 明日17時一瞬降臨【表現が生々しくてダメかも】
結果は まあまあ ストーリー自体わかりやすいし
昔のディズニーの悪さ【誰も指摘しない不思議ガキの頃から思ってた:とにかく単位あたりの原画が少なく端折って
て、不自然にトロイ漫画 明らかに日本のアニメの細かさにすでに昭和40年代に追い抜かれてる】
は最新のCG というか立体感【アナ雪から❓】で 当然改善されてた。
上映前に併映で ディスニーのキャラ大集合、ただそれだけ が流されるが
昔の ミッキー とか 白雪姫 動きが粗くて粗くて鑑賞に耐えられない。
俺は アメリカ🇺🇸万歳人間だけど アニメだけは 圧倒的に後進国で不気味な不思議な動きのアニメ量産
でも、他の ツウの人の評価 は知らないけど そこそこ良かったよ
絵も立体感あるし ぎこちなさ若干あるけど まあ合格
ストーリーも深みは無いが単純 山寺さんのバレンティノの子ヤギの声は大人すぎて違和感だけど・・
生田絵梨花の主人公の声も素晴らしい
何よりも歌詞が
【無料事前配布小冊子 シネコンウォーカーに全文掲載なので著作権はクリアのはず】
どうして真実が私を苦しめるの 本当のことを全て みんなに知らせなくちゃ どうか目を覚まして
誰も信じてくれない でも知らないフリはもうできない こんなの誰も 望んでないわ きっと私 間違っていない
【中略】どんなことが待っていようと 立ち上がる勇気を持って
この願い〜【サビに続く】
誰とは言わないけど 政治的経済的 言論的芸能的スポーツ的の 今 にピッタリの歌詞でビックリ‼️
有料パンフは まさにアメリカ🇺🇸 で 大きい割には@990と安く 構成もわかりやすいアニメ舞台裏中心だから
ピックアップして読める好作品 ディスニーファンの方は是非どうぞ【イイ加減気づいて来たけど
有料パンフというのは 基本ホームページと全く被ってません❗️そんな作品は昔も今も殆ど無い❗️】
あっ、俺、3Dで観たのね イオンで、最後の🌟星だけ飛び出て来たけど
正直、前半部分は眠った😴😪から メリットはよくわからない
眠ったの加えての星、全編見てたら星🌟🌟🌟🌟4でしたヨ。
あっ❗️今週大人作品公開 ポトフ くらいしか無くて 遠くのイオンに遠征
勿論、吹き替え
泣けた。苦しいほど刺さった
字幕を視聴してきました。まず一言、とても良かったです!100周年に相応しい出来でした。
夢を願うのは苦しいけど無ければ死んでいるのと変わらない。そしてある日、星に願う。
このテーマがとても好きです。ロサス王とアーシャのデュエットは2人とも同じ考えである事が表現されていて…王様絶対いいやつじゃん。歌めっちゃ優しくて泣けるし。そこから善悪に別れたんだな。
曲も今回良かったですよね。サントラで既に聴き込んで行くくらいお気に入りです。アリアナさん歌うますぎ。
依然としてポリコレや制作費の影響を抱えてはいますが、そこも含めて感慨深いストーリーテリングでした。理想を築くことは簡単じゃない、それでもここまで物語を紡いできた…。
監督、脚本の底力を感じます。新しい映像表現にチャレンジしてある事も高評価です。
本当に素敵な時間を過ごせました。
ディズニーの願いとファンの願い
ディズニー100周年記念の本作、せっかくなので初日に映画館へ見に行きました。
この映画のテーマである「願い」これはディズニー社が100年をかけ世界に届けてきた思いであり、同時にそれらを支えてきたファンの思いでもあります。
だからこそ賛否両論があり、だからこそ私はウォルトディズニー社100周年記念作品として100点の出来だと感じました。
これまで多くの方がディズニーの映画を見て感動を覚え、直接的ではないにせよ夢や希望を受け取っていたと思います。
その大きな期待を胸に、私たちはこの100周年超大作を、こうあって欲しい自身の夢、このような作品が見たいという欲、こんな感動を与えて欲しいという利己的な「願い」が結果として様々な賛否に繋がったとも感じます。
ディズニーが本当に伝えたかった願いとは、
願いそのものを考えることではないでしょうか。
だからこそ、本作ではあえてキャラクターの心情描写を重視しなかったとも感じます。
もし自分がアーシャであったらどのように行動するのか、、もしマグニフィコであったら、、もしスターであったら、、改めて観覧者ではなく当事者として、自分自身に問いかけ、胸の内にある本当の願いに気づいて欲しい、そして人生の豊かさを考えることこそが映画の醍醐味であるとディズニーは伝えたかったのかも知れません。。
現代において、度重なる戦争や、人間の利己心から始まる諸問題のように、時に願いが人を傷つけてしまっている時もあると思います。
しかし自分のための願いではなく、困っている人や目の前の人のため、世の中を豊かにするための願いの力を、私たちはディズニーマジックとして1番近いところで見てきました。
100周年という節目の時に、ディズニーの今までの思い、そして願いを信じる我々にとって、この映画はその原点に触れる良い機会となったのではないでしょうか。映画を見た後の皆さん一人一人の思いこそが、大切な願いの一つ一つだと改めて感じました。私も色んな方の意見を見てこの記念すべき作品の真髄を感じていきたいです。
自称映画評論家にはウケないね
ディズニー本気か?
そうか❗️これは星の王子様なんだ‼️
まさに、ディズニー版『星の王子様』‼️
私にはそうとしか思えませんでした。
言わずと知れたサン=テグジュペリのあの名作のことですが、この映画には、王子様へのオマージュとリスペクトがこれでもかとばかり溢れているのです(私にとっては)。
王子様は質問好きで、人によってはちょっと辟易しそうなほどなのですが(だけど静かだと寂しい)、そのちょっとうるさい感じの役割は動物たちが担ってました。
『王子様』に出てくる大人たちは、風刺たっぷりに描かれています。
威張りんぼうの王様、称賛されたがりの大物気取り、5億の星を数える実業家…などなど。
中でも、実業家の男は、星のことを〝あれこれ夢を見させる金色のちっちゃなもの〟と言ってみたり、私がその星の持ち主で、管理している、などと言うのです。
願い=夢と置き換えれば、そのまま魔法使いのキャラと被りませんか?
砂漠に不時着した僕と王子様が探し当てた井戸には滑車が使われています。この本は作者自らが描いた挿絵が絵本のように多く出てくるのですが、この滑車は一目で分かるほどはっきりと描かれています。ピンチから救われる場面での象徴という意味でもこの映画と重なります。
王子様のラスト、悲しい風景として、砂漠の丘の稜線を二本の曲線だけで表し、その上にはひとつの星があるだけ、というとてもシンプルな挿絵で締め括られるのですが、これもまた、この映画の星⭐️の位置と見事に重なります。
『星の王子様』といえば、〝本当に大切なものは目には見えない〟というすごくシンプルで、後の色々な作品でも繰り返されるキツネの言葉が有名ですが、魔法使いが100歳のおじいさんの夢を、見た目で曲解したふうに描いたのも(かなりわざとらしい?)そのテーマを逆から表したようにも取れました。
『星の王子様』に出てくる星は、地球以外はみんな小さいのです。それこそ大人一人しか住んでいないような。
一人ひとりが星である。
ひとつひとつの星に誰が住んでいるのか、どんな花が咲いているのか、そんなふうに思いを馳せながら夜空を眺める。
そんな世界観もこの映画には受け継がれていました。
(余談)
『星の王子様』は世界で二番目に多く読まれている本として紹介されることが多いのですが、じゃぁ、一番って何?
と振ったうえで、『それはね❗️聖書‼️』とドヤ顔で言う先生や先輩に出会ったことがある人。
けっこうな割合でいらっしゃいませんか?
素晴らしい出来栄え
大きな傷跡を見せてしまったか
本作を含むポリコレで振り回された近年の作品群は、ディズニーブランドの評価減ひいては根幹を支える人材や情熱を失った感を今作品からも半端なく感じました。
希望を持って集った人々が、その希望を預けたディズニー自身の迷走により希望が叶わず離れる、または違った形で成就させられ今に至る…皮肉にも本編のストーリーに酷似しているとのではないかと邪推までしてしまいました。
シーンシーンの演出や歌唱で上部だけ取り繕っても、あまりの脚本の杜撰さと歪曲された跡を感じざるを得ないキャラ達が織りなす物語に最後まで一片の共感も生まれることはなく、ただただ美しい歌唱が虚しく響くだけでした…
見終わった後のなんとも後味の悪さ、むしろ王様の方が可哀想なんじゃないかと思わせる話にGOを出した感性を疑います。
星ひとつではないのは100周年祝いと、ラプンツェルやアナ雪の時に感じた心意気を取り戻してほしいという期待を込めてです。
奇しくも現CEOがポリコレ傾倒からエンターテイメントへの回帰と報道された直後に公開された本作品は、その後悔と傷跡を生々しく見せてしまった残念記念作品と記憶することとなりました😭
大袈裟な100周年ということで硬くなった普通のアニメ
アーシャの顔の動きや所作が不自然で違和感を感じてディズニーアニメの質の悪さが見えた。
同じ歌ばかり何度もフレーズを変えて執拗過ぎないか?
それにしても、何という古い価値観なのか?
ちっちゃい世界観なのか?
呆れてしまう。
ストーリーもラストに粘りがなくディズニー以下の作品となってしまった。
余りにも100周年を意識し過ぎて硬くなり過ぎた作品かな?
こちらの期待が大きかったのかな?
(o^^o)
ウォルト・ディズニー・カンパニーの創立100周年を記念して製作された、ディズニーの長編アニメーション。
新たなディズニー・ヒロインのアーシャを主人公に、魔法の王国の真実を知ってしまった彼女が起こす奇跡を描いたファンタジーミュージカル。
どんな願いもかなうと言われているロサス王国。
魔法を操り国を治めるマグニフィコ王は、国民から慕われているが、お城で働く17歳のアーシャは、ある秘密を知ってしまう。
それは、人々の願いがかなうかどうかを王が決めていること、
王は国のためになる願いだけをかなえており、国民が王を信じてささげた願いのほとんどはかなえられることがないということだった。
王国の秘密を知ってしまったアーシャは、王を信じて託した人々の願いを救いたいと、夜空の星に祈る。
すると、空から魔法の力をもった願い星のスターが舞い降りてくる。
スターの魔法によって話すことができるようになった子ヤギのバレンティノやスターとともに、アーシャはみんなの願いのために奮闘する。
監督は「アナと雪の女王」シリーズのクリス・バックと、「アナと雪の女王」や「ズートピア」などでストーリーアーティストを担当したファウン・ビーラスンソーン。
脚本はクリス・バックとともに「アナと雪の女王」を手がけた、ディズニー・アニメーション・スタジオのクリエイティブ・オフィサーでもあるジェニファー・リー。
音楽は、ジャスティン・ビーバーやエド・シーランにも楽曲を提供しているソングライター兼アーティストのジュリア・マイケルズ。
「ウエスト・サイド・ストーリー」でアカデミー助演女優賞を受賞したアリアナ・デボーズがアーシャ役の声優を務めた。
日本語吹き替え版では、映画やドラマはもちろんミュージカル舞台でも活躍する生田絵梨花がアーシャ役を担当。
( ^ω^ )
ディズニーの底力が恐ろしい
あちこちに過去作のオマージュが溢れていて楽しい。
『ピノキオ』劇中歌「星に願いを」の歌詞をベースに新しい…Disneyらしい物語を構築してました。
ただ、王道展開ママで意外性はなく、つぎはぎ感が強くて(山崎貴監督の『リターナー』っぽい)お話しとしての深みはあまり感じなかった。
純粋に絵の動きと、歌を楽しめばいいかなぁと、『アナ雪2』と大差ない印象ではありました。
それで十分面白いディズニーの底力が恐ろしい。
良曲ばかり。
全234件中、201~220件目を表示