宮松と山下

劇場公開日:2022年11月18日

宮松と山下

解説・あらすじ

教育番組「ピタゴラスイッチ」などで知られるクリエイティブディレクターの佐藤雅彦、NHKでドラマ演出に携わってきた関友太郎、「百花」の共同脚本を務めた平瀬謙太朗の3人からなる監督集団「5月」の長編デビュー作。

エキストラ俳優の宮松は、時代劇で弓に射られたり、大勢のヤクザの1人として路上で撃たれたり、ヒットマンの凶弾に倒れたりと、名もなき殺され役を演じてばかりいる。慎ましく静かな日々を送る宮松だったが、実は彼は過去の記憶をすべて失っていた。自分について何も思い出せないまま、毎日数ページだけ渡される「主人公ではない人生」を演じ続ける彼のもとに、ある日男が訪ねてきて……。

主人公・宮松を香川照之が演じ、津田寛治、尾美としのり、中越典子らが共演。

2022年製作/87分/G/日本
配給:ビターズ・エンド
劇場公開日:2022年11月18日

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(C)2022「宮松と山下」製作委員会

映画レビュー

3.5 虚と実

2025年12月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

知的

斬新

最初から最後まで不穏な空気の漂う映画で、あえて全てを説明せず、かといって説明が無さすぎてわからないほどでもないという絶妙なさじ加減の作品。直接的な説明を避け、ほのめかすような描写が多いのが特徴の非常に静謐な映画で、何気ない情景やふとしたしぐさや表情などに何らかの比喩や含意を含めてある。劇中劇と現実の境界をあえて曖昧に描いており、一応の区別はついているものの、時々、ん?これはどっちだ?となったり、えっ?これ、そうだったの?となったりもする。ネタバレしないためにあまり多くは書かないが。

主演の香川照之はドラマ『半沢直樹』あたりから過剰にオーバーなコテコテ演技が多くなったが、本作では抑えた静謐な演技に徹し、宮松=山下の多面性をわずかな表情の変化やしぐさで見せてくれる。いろいろあったが、やっぱりこの人は怪物です。脇を固める中越典子、津田寛治、尾美としのりも同様に抑えた静謐な演技で好演。個人的にお目当てだった野波麻帆は前半だけの登場だったが、相変わらず色気駄々漏れ状態でやはり好演でした。いい女優です。

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バラージ

3.5 じわじわくる名作

2025年10月14日
PCから投稿

しっかりとした答えを視聴者に提供してくれないので1度見ただけではボヤっとした感想になると思います。
ですが、登場人物たちの動きや表情に答えは用意されているので、2度3度見返すとじわじわとその答えが伝わってくるでしょう。

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みる

3.5 3.6 どういう感情なんだと思わずにはいられない

2025年2月28日
PCから投稿
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asa89

3.5 地味な展開でも存在感ある香川照之

2025年2月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

香川照之扮するエキストラの宮松は、斬られ役の次の撮影では撃たれ役をこなしていた。12年前はタクシー乗務員であったがトラブルでロッカーに頭をぶつけ記憶喪失になっていた。

香川照之主演作にしては物静かな展開だね。記憶無くしたまま良く勤められるよね。テレビ見て昔の同僚山下だと分かって駆けつけてくれるタクシー乗務員なんているかな。なるほど外傷からの記憶喪失じゃなくて心の問題で記憶喪失になることもありえるのか。記憶無くして12年はしんどそうだな。それにしても香川照之はこんな地味な展開でもやっぱり存在感あるね。

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重