光復

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光復

解説

「神様のカルテ」「白夜行」の深川栄洋監督が俳優で妻の宮澤美保を主演に迎え、自主制作映画として撮りあげた人間ドラマ。

両親の介護をするため、15年前に東京から長野の実家に帰ってきた42歳の大島圭子。生活保護を受けながら父を看取り、認知症で意思の疎通が取れなくなった母を世話しながら慎ましい生活を送っている。ある日、圭子は高校の同級生だった横山賢治と再会する。母の介護に彼の助けを借りることで、先の見えなかった圭子の日常に少しだけ光が差し込んでくる。そんな矢先、圭子の母が急死。検死の結果、病死ではなくインシュリンの過剰投与による殺人事件と断定され、圭子の人生はどん底へと向かう。

深川監督が2つの異なる自主制作映画を「sideA」「sideB」と称して連続公開する「return to mYselF プロジェクト」の「side B」にあたる作品。

2021年製作/129分/R18+/日本
配給:スタンダードフィルム
劇場公開日:2022年12月9日

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(C)2022 スタンダードフィルム

映画レビュー

3.0確変

2023年3月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

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いぱねま

4.0誰もが人生を諦めそうな凄絶な無間地獄の先には何があるのか、そもそも何ゆえその地獄に落ちたのか...  それでも"生きてこそ"と言えるかを問う映画

2023年1月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 若い頃にUターンした中年に差し掛かったとある女性が、生活保護を受けながら認知症の進む母親の介護をして一目を避けてひっそりと暮らす。先の見えない日々に静かに追い詰められていく主人公に幼馴染みの学生時代のボーイフレンドが甲斐甲斐しくサポートしてくれるが果たして・・・というお話。
 物語の滑り出しは地方で其処彼処で発生して働く世代を底辺へ追い詰める"介護カプセル"の厳しい現実を切り取った社会派作品かと思いましたが、そこからは"眼を背けたくなる"という言葉も陳腐に思えるほどの現世のあらゆる地獄が展開され、主人公が世間のあらゆる悪意に食い物にされていきます。
 それでも生きることを止めなかった先に何があるのか、何故そのような受難に見舞われるに到ったのか…否応無しに観る者に人間存在の根源を問うような、自主映画の極北を往く激烈な一本です。
 普段、ビジネスの分野に於いては自分の側の利益しか考えないクライアントに辟易することが間々有りますが、こと私生活の分野に於いては特に、周囲と対立してでも自分の身の安全と直感を最優先にする本能的防衛本能を忘れてはいけないのかもしれません。
 "自分にとって真に何が害で何が善か"を自分自身がわかっていなければ善意の他人からも手を差し伸べられず、況や悪人からは・・・。

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O次郎(平日はサラリーマン、休日はアマチュア劇団員)

5.0良い意味で史上最悪

2022年12月28日
Androidアプリから投稿

この作品はベルリンとか海外では相当評価されると思います。大賞クラスです。宮澤美保が上手い!兎に角遠慮無しで自主じゃ無いと駄目ですか。邦画だって凄いのできるんですね、変な軛がないと。
一つだけですが最後あれで良いですか?悩みどこですねー
因みに前の過去最悪はキムギドクでした。ラースフォントリアーも捨てがたい最低さ。

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michi

4.0ケアラー・イン・ザ・ダーク/要注意

2022年12月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

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カールⅢ世