ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇りのレビュー・感想・評価
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いいパーティだ
パーティを組んで冒険に出よう。
エドガン(クリスパイン)のクラスはバード(吟遊詩人)。マンドリンのようなのをしょっている。武器にもなるが、演奏で仲間を鼓舞するのが本職。プランを決めるリーダーでもある。
ホルガ(ミシェルロドリゲス)はバーバリアン。戦闘フェイズの主役。前列に立って斧を振り回し敵をばったばったとなぎ倒す。
サイモン(ジャスティススミス)はハーフエルフのソーサラー。覚醒しておらず自信がないが追い込まれると強い。
ドリック(ソフィアリリス)はティーフリングのドルイド。ハエからアウルベアまでいろんな獣に変身できる。スリングショットの達人。
かれらが繰り広げる冒険と多様な登場人物。
高潔なパラディン、ゼンク。悪計をかかえたネクロマンサー、ソフィーナ。野心家の詐欺師フォージ。ハーフリングのマーミラン。など。
地はコメディ。笑いながら進む過程で“仲間”や“勇気”や“愛”や“喪失”などのテーマが自然に消化される。諦めないのが俺の魔法だと叫ぶようなキメ台詞停滞をせず、さらりと訓育してみせる大人のストーリーテリングだった。
俳優で目をひいたのはどこに出てもなにを演じても同じヒューグラントw。吸い込まれそうな目ぢからのソフィーナ役Daisy Head。スリングショットのモーションがやたらカッコいいソフィアリリス。そしてふたりのベテランが主役をつとめていること。とくにロドリゲス。
アバター(2009)のレビューに『私的にはタンクトップのミシェルロドリゲスが全部もっていった映画でした。』と書いた記憶がある。あれから14年経ってこのダンジョン&ドラゴンズも44歳のロドリゲスがもっていく。そのキャスティングセンスをふくめたプロダクトとしての全体像に感動をおぼえた。
またビジュアルエフェクト類がすごいのはもちろんだがダメージや汚れや経年変化の調製がリアリティに寄与しているのがよく解った。衣装や武器や小道具や傷跡や髪のほつれや肌質感や油染みや埃っぽさや生活気配などの本物らしさ。この映画に限ったことではないが改めて感心した。
魅力的な登場人物に加え脚本も演出も素晴らしく、映画は圧倒的に面白かった。
実写版ドラえもんみたいで、おもろい!
ハリウッドがCG満載で作る異世界ファンタジーなんて地雷臭しかしないと思ってたら、
見事に裏切ってくれた!
●読めない展開のストーリーが抜群に面白い。
ありきたりな冒険でなくて、予想を裏切るアイデアや伏線の回収が見事だ。
●キャラクターがいい。
一見、ベタな能力のキャラだが、どれも個性が枠にハマってなくていい。
●魔法の使い方がいい。
ベタな能力も見せ方や使い方が秀逸。
●生き物がいい。
ありきたりなトロールなんか出さないセンスがいい。デザインも面白かった。
●笑える。
笑いのセンスも良かった。現代的な会話のセンスをうまく使っている。
力技じゃない楽しさのある作品。
たのすぃー
いやぁおもしろかった。
やっぱりミシェル姉さんはかっこいい!
そしてヒューはこういう胡散臭い感じの役もバッチリですね。
ストーリーもだれなくてよかった。
太った龍というのもおもしろかった。
最後の全員で戦うとこの観せ方はちょっと鳥肌たった。
続編やってくんないかなぁ。
いろいろ解決してないことあるしね。
これぞファンタジーアクションエンタメ映画!
素晴らしいの一言。
全員キャラが立ってて、ストーリーも無駄がなく、ギャグも寒く無く小気味良い。
主人公が強くなく、参謀役というのも良い。
しかも天才とかではなく、その場しのぎだったり、思いつきレベルだったりで乗り切るのがまた面白い。
かと言ってご都合主義全開というわけではなく、キチンと考えて制作されているのが感じ取れます。
これぞエンタメ映画。
個人的には今のところ2023年ベスト級です。
ロドリゲス姐さん上等
元ネタのテーブルトークRPGなるものもD&Dのタイトルもまったく知らない。プレイしたことある日本人ってどれくらいいるのだろうか。ファンタジーにも興味がわかずスルーのつもりが、評判がよかったのでロードショー終了前に駆け込み鑑賞(もうかなり前だけど)。
要素が多い壮大な物語を駆け足で巡ってる感はあるものの、テンポがよく話も整理されてるため、飽きも混乱もせずの134分。チームワークを活かしたラストバトルは楽しめたし、最後の魔法はそう使うよねと思いつつ落涙。ただ、スーサイド・スクワッド(ジェームズ・ガンのほう)的なくだらない軽口や悪辣さを想像していたので、ソフトな仕上げにはやや肩透かし。まあ、G指定だしね。
ロドリゲス姉さんが最強なのは言うまでもないが、クリス・パインの「失敗し続けることを止めたら本当に失敗してしまう」というセリフには、ボンクラな自分にもグッときた。
原作へのリスペクトや愛を感じる。が、
なんだかよく分からなかったというのが、正直な感想。
アイテムひとつとっても壮大なバックストーリーが詰まっているのだと感じるような丁寧な世界観の作り込み、原作へのリスペクトや愛を感じる。が、映画としての面白さには繋がらない。
「パッとしない奴らが集まって、なんかすごい事を成し遂げた。」
ひと癖もふた癖もある奴らが集まって、それぞれ成長したり問題をのりこえるひとつの王道ストーリー。
全体の流れがぶつ切り、緊迫感が足りず盛りあがりきらなかった。
中盤まではお使いクエスト、終盤は長めのサイドストーリーといった感じ。
美術は文句なしに素晴らしい。
とても細かいこだわりを感じる。語らずともビジュアルだけで世界観が伝わってくる。原作は知らないが恐らく元ネタがいっぱい盛り込まれてるのではないか。
特にエンドロールの仕掛け絵本のような演出が素晴らしい。エンドロールだけでこの映画観る価値がある。
高級食材を使い、B級グルメの濃い味付けをしたらぼんやりとした薄味になった印象。
原作の魅力を伝えたいが為に、ひとつの伝説を語るのか、楽しい仲間と素晴らしい世界を旅するのか、どっちつかずになってしまったのではないか。
娯楽の王道的な作品
TOHOシネマズで試写会の機会をいただき吹替版を鑑賞。まいどありがとうございます。
古典的なボードゲームをテーマにした作品だったんですね。後から知りました。
良かった点
・無駄に声優が豪華。メインキャラは実力派揃いでしたが、エンドロール後に驚愕と失笑の声が劇場に溢れました。そこはお楽しみに。
・頭を使わずに気軽に観られる構成。フラグも分かりやすく、回収時点で、「あー、やっぱりw」「そこでそれなのか!」「だよね~w」の連続。なので、どっぷりと物語に入り込める感じ。
・RPG的な物語の進行が小気味よく進んでいくことでダレない。
・それぞれのキャラの位置づけが明確。自分の中で能力のパラメータがみえてくる感じ。しかしながら、、、
残念な点
・ドラゴンのキャラデザ、、、、もだけど、てっきりダンジョン進んでドラゴンと戦って何かをなすのか?と思いましたが、そうでもなくて、ドラゴンの存在感が弱いw
あえて言えば、ドラゴンよりゾンビの存在感の方がありました。
・ストーリーがチープといえばチープ。そこは否定できない。
・主人公、エドガンの能力、役割がよく分からない。主人公なのに、結局なんだったんだ?彼の過去はパラディンだったんだけど、あんま良くわからない。終わってからモヤモヤしだしました。
字幕版を大きめのスクリーンで音もいいところで鑑賞してみたいかな、そうすると印象、感想も変わってくるかもなあ、と思いました。
通り抜けフープより便利⁉
辛い過去を持つ4人が、それぞれの目的の為に裏切り者のペテン師、そしてその裏に潜む大きな陰謀に挑む物語。
ボードゲームが元ネタらしいが全く知らずに鑑賞。
ジャンルはアクションファンタジーですね。魔法でも何でもアリの世界で、個性的な仲間を一人ずつ集め冒険する展開は王道でありつつも面白い。
アクションも見応えがあるし、所々にコミカルな演出も。テンポは非常に良いし、ご都合主義の連続だけど、まぁファンタジー作品ですからねそこは。
杖を使った作戦からはいよいよ物語も動き出し、ワクワクの連続。まさかの巨大迷路⁉やっぱりどんな作品にもミミックはいるのねw
ラストバトルも迫力満点ですね。4人の連携プレーはアツい!!多少読めてしまう所もあるが、シンプルながらグッとくる場面も。
最近は大型SFを観なくなってきてしまったこともあり、本作も鑑賞が遅れましたが、これは早い段階でIMAX行っていれば良かったかも。
なんやかんやでファンタジー映画は面白い!!是非次回作も作って欲しいと思った作品だった。
それとどうでも良いけど、敵の魔法だったり洞窟のデブだったり、出てきたには出てきてたけど、タイトルに入れるほどドラゴンがフューチャーされていたかしら…??
面白かった
正直なところ予告編を観て、エドガンの服装が現代的な革ジャンに見えて、気になっていたがまるで問題なかった。
普通に映画として、楽しめた。細かくネタを仕込みながら、伏線を張り話の種をまき、終盤に逆転の策として効いてくる。どれも唐突ではないので納得感があり、話自体も逆転のカタルシスを楽しめた。
そして、原作であるところの
TRPG D&Dを知ってると、感慨は倍増する。
映像化されたアウルベアにディスプレイサー・ビースト、シールドの魔法。
そこここに散りばめられる馴染みのワード
バルダーズ・ゲート、ネバーウィンター、モルデンカイネン etc
原作ゲームをやったことがある人には是非観て欲しい。
字幕で観たので吹替版で見直したいものだ。
最っっっっっ高の映画!
いろんな不都合が重なって見に行けず、やっと本日見てきました。
クッッッッソよかった!
クッッッッッッッッソ良かった!!!!
ほんとにいい映画でした。
なんでこんなおもろいのに予告つまんなそうなの?
どうやって作ったの?
予告のせいで初動悪かったでしょ絶対。
円盤買います。
RRRに続き絶対に買うべき円盤リストに入りました。
富士見書房ってまだあるのかな?
ダンジョン&ドラゴンズ…。懐かし過ぎです。ドラゴンランスにどっぷりハマった世代なので、D&Dの映画と言うだけで観に行きました。種族の特性を生かした展開など、内容は期待通り。CGのクオリティも十分でした。ただもうちょい話が重い方が個人的には好みかな。それよりも他の方のレビューを拝見すると、D&Dを知らない世代にも概ね高評価なのが意外でした。王道ファンタジーの世界観って偉大ですね。
こんなファンタジーを待ってた
私は西洋ドラゴンが好きでファンタジーが好きな人間だった。ロード・オブ・ザ・リングやホビット、ロシア映画のDORAGONも好きで、本も昔はファンタジーばかり読んでた。トールキンにエラゴン、テメレア戦記など。
説明的すぎることもなく単純だけどしっかりキャラクターがつくられており、世界観もしっかりしていて非常に楽しかった。初見の人も置いて行かない作りが優しい。
登場人物1人1人が魅力的で、出てくる脳味噌🧠のいきものやドラゴン!太っちょのゴロゴロしてたドラゴンが大変可愛くて大好きになった。
主人公のクリス・パインは元々好きな俳優さんで、より一層キャラクターが光ってた。吟遊詩人で元々正義の味方だったのに色々あってそれを捨てて、でもやっぱり根っからの善で……戦いは役に立たないし失敗も多いのに頭の回転が早くて発想力に飛んでて絶対的リーダー!好きになるしかない。
最古のTRPGと呼ばれるD&Dだが、TRPGを知らない人でも充分楽しめる作りにしてくれていたことも良かった。
私もTRPGはクトゥルフしかしたことがないが十二分に楽しめたし、実際TRPGをした事がある人なら、「あっ今ここでファブったか?」とか「クリティカルやろうな」とか、考察する楽しみもある。
ダンジョン&ドラゴンズやってみたいなぁー!と思ってしまったのでまんまと策略にハマってるのである。
ファンタジーにありがちな続きを作る前提の終わり方でもなく、綺麗に完結している。
がしかし、続編も作れそうな雰囲気を出してるところもワクワクした。ぜひ続編作ってほしい。
評判良いから観てみたよ。
予告を観たときB級感あふれる感じ(B級映画はそれはそれですばらしいけど)でスルーしようかな~どうしようかな~と思いつつ評判良いから観てみました。
内容はありきたりなの?まあありきたり。
アメリカのボードゲームがもとで、全てのRPGのもととも言われてるゲームなんだって?
ホントに中身はありきたりなんだけど飽きさせることもなく終始テンポ良く進む。
でも★4ではないのはなんというかここぞ!という見せ場がない感じ?面白かったんだけど人に面白かった!是非観るべき!とは勧めない・・・感じというか。面白かったんだけどね。
ドリック役のソフィアリリスがかわいかったな。エルフ・・・って感じで。中性的だけど少女的っていうか。とても魅力的~。
続編出るのかな?よい終わり方だったから続いたらちょっとあれかな。しつこい感じかな。
エンドロールもかわいくて良かった。
なんかあんまり褒めてないかもだけど概ね満足!
TRPGらしい映画でした
それほどやりこんでる訳ではないですが、ログ本とかはそこそこ読んでるくらい。最近だとクトゥルフTRPGの動画とかありますね。
その程度の知識ですが、この作品はすごくその雰囲気が感じられました。特にパーティが全員強すぎないので割と負けたり失敗するし、個々人のスキルが振り切ってて役割がはっきりしてるので必然的に全員に見せ場があるってところがそれっぽい。
敵もだんだん強くなったりアイテムを駆使したりと戦闘以外でなんとかイベントを乗り越えていくところはほんとTRPGの醍醐味って感じがする。まあ、ここでルールの穴をついたり成功判定の異常とか出たら興醒めですがそれらもない真っ当なシナリオとプレイヤーで安心感すらあった。でもソコココの杖はちょっと都合良過ぎ。
あの絵画にポータル仕掛けるのって使い道次第ではとんでもないぶっ壊れアイテムだよな。海に投げ込むのは基本。
主人公が軽佻浮薄なキャラにしてだんだんと目覚めて行く展開は王道、なんだけどそもそもが正義の味方から無力と貧困で堕ちただけなのでそれほど意外さがない、というかむしろ序盤中盤のシニカルがむしろ違和感だった。
科学的根拠の無い商品のうたい文句を信じている人
ゲーム風の世界でアクション多め、
モンハン映画を少し人間寄りにして面白くしたバージョンか。
ギャグセンスは悪くない。
良い点
・墓場の男
・様々な攻略法。水中のはよくわからないが。
悪い点
・倒した感が弱い
・黒幕の行方
その他点
・主人公より強いやつ
友情と家族愛
いろんな種族やモンスターが生息する世界、フォーゴトン・レルムで、エドガンとホルガが冒険の旅に出た。サイモンとドリック、ゼンクを仲間に加え、手ごわい敵と対峙していく話。
友情と家族愛を感じる作品でそこそこ良かった。
このゲームの事は知らず、登場人物の名前は覚えきれなかったが、詳しければもっとハマったかも。
1級のエンターテイメント
ボードゲームを知らなくとも、ドラゴンクエストやファイナルファンタジーなど知っていればより楽しめる映画。
CG技術は文句なくというよりハリウッドなら当たり前の事でそこはもはや普通の事。シナリオも理にかなっているしRPGゲームをちゃんとなぞっているので楽しい。
泣かせるシーンもちゃんと泣かせるし、お約束のお涙頂戴もポップコーン片手にちゃんと面白がれる。
映画ってこうだよ、何も考えなくても面白く泣けて良いって素直に思える映画。
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