劇場公開日 2022年11月18日

ザリガニの鳴くところのレビュー・感想・評価

全271件中、61~80件目を表示

3.5デイジー・エドガー=ジョーンズ、美しい💕

2023年7月1日
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鑑賞方法:VOD

萌える

デイジー・エドガー=ジョーンズ、美しい💕😍

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タモン

5.0この数年で観た映画で最高傑作!

2023年6月29日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

怖い

展開はありきたりのようで、そうでもなし。
主人公のカイヤ(デイジー・エドガー=ジョーンズ)の
シュッとした演技力が全体の場と時間を引っ張っていく。

サスペンス・法廷劇・ラブロマンスと王道ごった煮に加えてフォレスト・ガンプフォーマットを使った鬼の4層構造。

スティーブン・キングばりの最後まで気の抜けない怖さと
人間のしたたかさ、たくましさが根を張っている映画だった。

チェイス役のハリス・ディキンソンは本当はいい人だと思うけどがっぷり見入ってしまうクソ野郎さ。こういう俳優がいるから映画は没入できるんだぜぇ。

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西の海へさらり

4.0湿地の娘

2023年6月27日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

興奮

主人公(デイジー・エドガー=ジョーンズ)はノースカロライナの湿地帯で暮らしていたが、母、兄、姉、そしてDVの父にも見捨てられ、6歳から一人で暮らし始める。
街の人は気味悪がり近寄らなかったが、雑貨屋の夫婦だけは親切にしてくれた。
絵が得意で、自然を絵日記のように書いていた。
大きくなり、親切な若者が読み書きを教えてくれ、恋におちるが・・・。
美しいアメリカ南部を堪能させてくれ、この娘に幸せを、と祈りながら観ることに。

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いやよセブン

3.5群集心理

2023年6月25日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

難しい

萌える

高評価と聞いたので映画館で観るつもりだった。
しかし、地方では上映館や時間が限られて短期間で終わってしまった。
期待に胸を膨らませてBD観賞。

悪くはなかったが、サスペンス的要素は薄くストーリー展開は意外に平凡。
ラストも何ら驚きはない。
それよりも本来は救済すべき娘を町ぐるみで卑下し蔑む、
人間の奥底に蠢く汚さ、醜さがベースに流れていて終始陰鬱だった。
そんな中、ヒロインの証言拒否の言は痛快で胸に刺さった。
支える弁護士、店の夫婦の存在にも心温まった。

やっぱり自分が人間嫌いであることを再認識し、
少数のいい人とだけ生きていける幸せをかみしめた。

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みみず

3.5湿地の自然が美しい

2023年6月24日
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少女の成長物語+ラブロマンスを美しい湿地の自然と共に紡ぐ。
全体的に暗く物悲しさに包まれている時間が長い。
時代的にもノスタルジーを感じる映像。

ジャンピンは貝を買い叩いているのか?
税金払えるのか!
給食食べないのか!
グループホーム入った方がいいんじゃ?
母の手紙には何が書いてあった?
土地取られる?

変人扱いされてなければ、あの家で一人暮らしは危ない。

予告をまだ見ていない人は本編から観ましょう。

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かーな

4.0ザリガニは鳴かないそうです

2023年6月22日
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鑑賞方法:映画館

けど、ワタシが泣けるわー
一人でも立派に生きていってくれー
けど風呂入ってんのか?女のコやしな。
心配や。

ええ彼氏できたやん。
次の彼氏は顔つきからしてクズ男やけど
それでええのかー?

前の彼氏とヨリ戻ってよかったやん
あーずっと寄り添って行くんやね
あー最期は幸せ満載で逝くんやね
完全に感情移入して
涙腺爆発のエンディング

で、真相はコレ?!
ミステリーならではの快感です。
80点
4
TOHOシネマズ日比谷 20221130
パンフ購入
やったー月間10本 新記録

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NWFchamp1973

4.0湿地が美しい

2023年6月20日
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予告編を観て結構なサスペンスかなーと思っていたら、
これはラブロマンスですね!

冒頭の家族が全員出ていって一人ポツンと湿地で取り残された少女の姿に、胸が苦しくなりました。

でも、あの雑貨屋さんのご夫婦やテイトに支えられながら、ささやかで幸せな生活を送っていたカイヤ。

だからテイトの行動には、オイ!!でしたね。
確かにわかるよ!!!
ここで帰ってきたら物語終わっちゃうからさ!!
でも、そりゃないよ!!!テイト!!

湿地はくすんだ色合いの緑や薄紫、薄い茶色で
彩られており、とても心が穏やかになる風景でした。

カイヤの本も読んでみたいですね!

終わり方も好きで、とても面白かったです。

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ジジ

3.5真実はいつもひとつ

2023年6月19日
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鑑賞方法:VOD

知的

小説を読んだ感覚

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いのしし

3.0まあまあ

2023年6月19日
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まあまあ面白かった。けど、こんな美人が辺鄙なところにのけ者にされて住んでるのが意味分からん。彼女が好んであそこに住んでいるのはいいけど街の住民全員がのけ者扱いしているのがしらける。あと、真っ暗な中あんな高いところに登っていかないだろ、愛しの彼女が待っていたとしても。その辺しらける。

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イブラちゃん

4.0自然の残酷さ

2023年6月16日
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鑑賞方法:VOD

映画全体の雰囲気がとても美しい。

「善悪などなく懸命に生きているだけ」
彼女自身もこの言葉のように身を守って生きていただけなのだなと思いました。

終盤、蛍の絵を飾りながらテイトを待つカイアの姿に野生味溢れるしたたかさを感じゾクっとしました。
そういうさりげない描写も素敵です。

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ぞの

4.0何通りも考えられるラスト

2023年4月25日
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鑑賞方法:VOD

まず6歳の子どもを置いて自分だけ逃げた母親が許せない。カイアの幼少期のシーンが可哀想で😢...。テイトとジャンピンさんご夫妻だけが救いだ。チェイスに関しては最低の男という感想しかない。カイアに対してだけではなく、友達にも横柄な態度だったのでは?容疑者になり得る人は他にもいたかもね。ラストのあの表情は?そうだったのか!という驚きなのか、知っていたのか!かもしれないですね。

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サラ

4.0カイヤが湿地を離れなかったのは、母親が迎えに来てくれるのを待っていたからなのだろうか?

2023年4月20日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

終幕近くまで真相がわからなかったので、それで、事件なの、事故なのどっち〜と思いながら観ていた。カイヤはすごい。学校にも通わず、一人でがんばって生きていた。チェイスの助けがあったとはいえ、字を覚えて、図書館の本を読破し、果ては観察眼を生かして自分で本まで出版しちゃうなんて… カイヤは母親のようにはならないと固く決心していたのかなぁと思った。暴力から逃げるだけの人生を送りたくはないと… 彼女は村のほんの一部の人たちからは協力されていたが、ほとんどの人からは差別されていた。それでもなお一人で生き続けていた。強いなぁ。彼女の人生を思うと、頭が下がる。それでよかったのだろうか? 私にはわからない。

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瑞

5.0井の中の蛙でも大海は知っとこう

2023年4月12日
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鑑賞方法:VOD

親、姉妹に恵まれなかったが捨てる神あれば拾う神あり♪
見てくれてる人はいる。

人と関わり始めると孤独を感じてしまう。だけど悪いことばかりではない。
今、人と関わることが当たり前だけどこの映画を通じて関わる人を自分で選ばなければいけないことを考えさせられた。

本当に愛した人と人生を共に生きられたことで彼女は幸せだったのか…

最後【君に読む物語】思い出したくらい泣きました!

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yuu

4.5事件の真相は初恋のなかにある!!

2023年3月26日
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鑑賞方法:映画館

1969年のノースカロライナ州
静けさの中で川から飛び立つ鳥の羽ばたき
湿地帯を覆う木々の自然界。
ある日、少年2人が見つけた沼に横たわる
男性の死体。
死体はチェイスでした。
カイアにチェイス殺害の容疑がかかります。
ストーリーは、孤独と初恋を主軸に描かれています。
父親に暴力を振るわれて、家を去る母親
それに続いて次々と家を出ていくきょうだいたち。
学校に通うことが出来なかったカイア。
何かあったらザリガニの鳴くところまで
逃げろと助言を受けていたカイア。
6歳の少女が孤独を抱えながら必死で
生きていく強い生命力を感じました。
湿地帯の地面に根付いた森林。
朝霧の靄がかかる中で水面に浮かぶボートを漕ぐカイア。
羽ばたいていく雁を見て、カイアがどんな人生
だったかを考えさせられるストーリーでした。

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美紅

2.5世捨て人

2023年3月13日
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鑑賞方法:VOD

世間と距離を置き、男を通じて社会での身の置き所のなさにもがく女性が描かれている。どこで生きるか、どこで死ぬかってのにとらわれると人生はぎゅっと難しくなる。ただしこの人の場合は自分が1番生きる場所を最初から知っていたので、苦しさも増すし、木と木の間の「世間」の風穴から、火の粉もふりまくってくる。

しかし、作品は引き込まれない。サスペンス風だが話を動かしているのは愚かな男のようで、サスペンスの必然性がない。女性も男も幼稚に見える。マジカルニグロもまだやっている。

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filmpelonpa

5.0映画という総合芸術の高みを堪能できる名作

2023年3月9日
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鑑賞方法:映画館

封切り当時、チラシ&ポスターのビジュアルやちらほら見ていたレビュー、コメントからなんとなくホラー色を感じてしまい、迷っている間に終わってしまいました。
それでも、映画仲間の人たちにも評判がよく、中には2022ベストムービーと言う人もいたので、ようやく下北沢トリウッドで。
2/11〜すでに上映していたのに気が付かず、3/10(金)で終わるところ、週末駆け込みで。

これは、観れてよかった!
ミステリー要素も映像美の要素も、普遍的な偏見や差別への警鐘も、自然(そのものも、それを体現する主人公という存在)への畏敬も全部入っていてあの完成度は凄い!

ストーリーや映像から芸術への昇華のさせ方などいろんな意味で実に「ビックリ」なクオリティ。
あまりの余韻にパンフレットを求め、映画館のスタッフさんに話しかけ、帰宅途中でじっくりと読んで映画を噛みしめました。
これはもう一度、もう二度見てもまだまだ映画の深みにハマる気がしました。
また、2014年に公開された『MUD』という、、マシュー・マコノヒー主演の少し設定の似た映画を思い出しました。(当時この映画にもいたく感動しました)

ちょっとエキセントリックなタイトルからは全く想像できない、こんなに美しく深層のあるドラマが描かれていたとは(墓場まで持って行く秘密はともかく)、原作にもそれを映像化したプロデューサーのR・ウィーザースプーンと制作チームにも、ただただ脱帽です。

ラストは、流れから「もしかして」と思ったらその通りでした。だからこそ、自然(とそれを体現した主人公)への畏敬がもう一つのテーマになっていると感じました。
主人公のmarsh girlは、荒ぶる自然そのものだった…ということが、映画の最後でわかるのです。

良い映画でした。語りたいです。

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mayuoct14

3.0自然とともに生きた少女の残酷で幸福な物語

2023年3月6日
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鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

原作小説は読んでない上でのコメントです。

この作品はカイアという沼地で育った女性の半生を描いた作品でした。

カイアは幼い頃に家族が離散し、生家である沼地に残されたことで社会性がないまま育ってしまった。前半は幼い少女が一人で苦労して生計を立てる姿に心打たれました。しかし、成長するにつれ、初恋や本を出版するなど心地いい場面もありましたが、目を覆いたくなるシーンも増えました。ただ、思春期の感情に振り回されるシーンを生々しく描写したことで、頼る人がいない孤独感や信じてしまう一途な純真さも伝わってきました。こういった境遇や事情が伝わったからこそ、ただの殺人事件という薄っぺらいものにならなかったような気がします。

本作は受け取り手によって見方が大きく変わる作品だと思います。見終わった直後、カイアの軽率な行動や身勝手さが招いたことに納得がいきませんでした。でも、思い返せば、カイアにとって生きるために恐怖を消し、生きるために嘘をつき、生きていくために生涯隠し通しただけで、全ては生きていくための行動だったと思います。そこに後悔はないし、その後も必死に行きたカイアは強い女性だと感じました。

やはり、善悪で片付けられない作品は難しいです。

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sumichiyo

5.0原作を読んでとても素敵で美しい作品だと思ったので映画も見た。 映画...

2023年3月3日
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原作を読んでとても素敵で美しい作品だと思ったので映画も見た。
映画のロケ地はノースカロライナではなくルイジアナ州だそうだけど、小説を読みながら想像していた、カイアが生まれ育った湿地帯の美しい姿を映像で見られてとてもよかった。
この小説には様々な要素があって、素晴らしいミステリとしても有名だけど、貧困や差別を描いた社会派文学性もあり、親に捨てられた少女カイアが美しく聡明に成長する姿を描く成長譚でもある。
映画ではその要素が広く浅く取り入れられていて、カイアと恋人たちの恋愛シーンとミステリ要素を主軸にしている。あの濃厚な小説を2時間の映画にするために、やはりいろいろな要素が細切れにされていて、目まぐるしくいろいろな事が起こる。拘置所のサンディ・ジャスティスを映像に詰め込んでくれたのは良かった。
この小説で一番心に残ったのはカイアの成長譚としての要素で、一人の少女が差別や貧困に苦しみながらも賢明に生き、よい人達に出会いながら美しく育ち、そして秘密を残しながら去ってゆくところまでを丁寧に描いていて、それが最後に余韻となって響いていたと思う。
なのでその過程を丁寧に描いている小説のほうが最後の余韻も深く感じた。
あと自然は映像化してもその美しさは変わらないが、人物については映像化するとイメージが固定化してしまうので、文章で読んでいる方が想像力が良い方に働いて自由に読むことができ楽しく感じると思った。

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えいみん

4.5原作を読みたくなる

2023年2月19日
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面白かった。自然の美しさの中で育つも、人間の醜い部分の対比を見せられ、気持ちが入っていく。
小さい頃から孤立する環境に置かれ、それでも支援してくれる人がいる中で大人になり、恋や失恋を重ねていく。彼女の淡々とした演技がいい。
演出が上手いのか。

ディキンソンの存在感大きかったな。若手有望格らしく堂々とした中に繊細さが垣間見える。

ラストは原作どうなるのかな、是非読みたい。

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ken

4.5美しい湿地帯

2023年2月5日
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そこが隠すものは、生きるすべてのことだった。

寓話のような童話のような雰囲気を湛える作品でした。

テイトの部分をどう見るか。ということは、ミステリーをどう捉えるかによって少し評価は分かれるのかも知れないけど、法廷部分は厚めに表現してるので、この作品にミステリーをそこまで求めてない私にはこれで十分だった。

欲を言うなら、幼少期の描き方がもう少し欲しかったところです。それでも、とても好きな作品となりました。是非デレクターズカットを観てカイアの世界にまた浸りたい。

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大粒 まろん