ザリガニの鳴くところのレビュー・感想・評価
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誰が部屋を片付けたのだろう?
まったく事前情報ゼロで鑑賞。ベストセラーのミステリー小説が原作だそうだ。そのとおり、殺人があり、犯人と目される女性が捕まり、後半は法廷ドラマとなって、犯行の真相が、彼女の生い立ちや恋愛遍歴を再現するかたちで、明らかにされていく。とまあ、無数にある事件物ではあるが、舞台がノースカロライナの湿地帯という魅力的な場所。ヒロインは親に棄てられた妖精のような美少女。というビジュアルの強みで、観客にアピールしているようだ。
事件の真相は、ほぼ予想通りだし、動機も共感はできる。そこは、事件物映画の文脈の教科書通り。といっても、まあ原作がそうなのだろうから。
邦題は原作の原題通り。これはタイトルマッチで悩んだろうなあ。意味不明だもの、一見したら。逆に『謎めいた』タイトルで客を呼んでいるかも。
深読みすれば「Where the Crawdads Sing」というオリジナルタイトルは、Crawdadsをcrawとdadsの間に補助線を引かせているのかもしれない。
よかったです。
ムール貝
いちばんびっくりしたのはムール貝🤣
最初、球根でも収穫してるのかと思った!!!
ムール貝食べるたびこの映画を思い出す
あと別れてからもずっとあの手作りの貝のネックレスしてるって結構引きずってるよねえ🤣
ボンボンゆえ、自然で逞しく生きる彼女に惹かれたのかなあ🤔そう思うとなんか可哀想な男だな
足跡消したりアリバイつくるくらい頭回るのにネックレス回収したのも意味不明🥹
自らを裁いてるの!
いい映画だった
いきなりですが、いい映画を見たな・・・
この手の映画を久しぶりに見たような気がするな・・・
有名な小説の映画化らしいですが、私はあまり小説を読まないので、先入観なく見れました。
小説の映画化って小説に想い入れがある人は、自身のイメージがあるだろうから、賛否両論になるとは思いますが、私自身、小説を読んでいないので、初めから最後まで楽しんで見る事が出来ました。
主演のデイジー・エドガー・ジョーンズも細かい演技が上手だと思います。
親に育てられず、自分自身の力だけで生きてきた少女の少女らしくない表情、怒った時の態度など、何か普通じゃないと言う細かい表情や態度をしっかり出し切っていました。
本作品も撮り上げたオリビア・ニューマン監督って新人でしょ?これだけのモノが撮れるのなら、本当に今後期待出来そうな監督ですね。
この映画のお話って小説であり、実話ではないですが、本作品の内容、色々と考えさせられます。
親がいなくても子供は育つ、しかし、結局、人は独りでは生きていけない、全ては繋がりで生きている事など、本作品を通して人の生き方や差別など色々と考えさせられたかな・・・
また、本作品、お話のテーマになる裁判の行方ですが、ラストにちょっとだけ、見ているこちらに投げかけるシーンがあります。
原作者が、本作品の真相は見ているこちらで想像すればいいと言う感じでこうしたのかなと思っています。
しかし、邦題はこれでいいのかな・・・
くどいようですが、久しぶりに見応えのあるいい映画を見ました。
色々な人に見て貰いたい1本です。
ミステリーではなくて恋愛映画
タイトルを聞いて「え!?ザリガニって鳴くの?」って疑問を持つ人もいるでしょうがそもそも話にザリガニは深く関わってきません…なぜこのようなタイトルにしたのか?ストーリーのはじめに殺人事件なのか、事故なのか分からない事件が起こりそれの容疑者に主人公が…という流れなので基本的にはミステリーなんですけど、その大半が家族に見捨てられ自然と共に過ごす女性の半生と、彼女のラブストーリー中心で話が進んでいくちょっと変わった感じの映画。なので、ミステリーを期待して観ると肩透かしを食らうかも?というかミステリーの部分がかなり作りが甘い(法廷劇として迫力やリアリティがなさすぎる)ので正直ミステリーの部分いらないのでは…?純粋に主人公の女性の回想メインでストーリーを進めて行った方が彼女の魅力ももっと分かってよかったと思うんだけどなぁ。そもそもなぜチェイスは死んだのかという肝心な部分は全然描かれていないし、ラストの描写も「だとしたらアリバイは何だったの…?」となるし、ミステリー部分は期待しない方がいいです。というかミステリーではなく恋愛映画です!自然の美しい描写もよかったので美しい自然と美しい女性を映画館で観たい方にはオススメ(つまりストーリーはイマイチ!)
ザリガニは出てきません
示された“事実”からでなく、“伏線”から真相を予想させる作りであり、つまりミステリではなかった。
強いて言うなら恋愛サスペンス、もしくは人間ドラマかな。
とはいえそれは宣伝が間違っているというだけで、作品自体はとても良かった。
演者はみな達者で、映し出される自然もとても美しく、メリハリのある構図と相まって飽きがこない。
家族に捨てられ、嘲笑されたトラウマから学校はおろか社会からも距離を置いたカイア。
青年期のテイトと再会したときは、(初対面ではないのに)完全に警戒する獣の対応だった。笑
それが、チェイスとの出会いからはややスムーズになり、本を出し、出版社の人間とも交流した。
もともとお洒落したり“女の子”としての感覚はあったが、人間性社会性を高めていく描写は非常に丁寧。
しかし、やはり彼女の家は最後まであの湿地帯にあった。
そういうことなんだと思う。
ところで、『ザリガニの鳴くところ』って何だったんだろう。
そこに「逃げろ」と言っていたから、『誰にも見つからないところ』ってことかな。
ザリガニは出てきません
「Oh Calorina knows カロライナは知っている」
エンドタイトルで流れるテイラースウィフトの歌が心に染みる。
この映画はミステリーとされているがちょっと毛色が違うね。
1960年代という時代背景。
美しいカロライナの湿地の風景。
湿地の娘と揶揄される少女の裁判の中で語られる成長譚。
酷いやつら(DVオヤジと死んだ元恋人、街の奴ら)と裁判。
ところで、最後まで冒頭の殺人事件の犯人の描写は無い。
貝殻のペンダントで薄く提示されるのみで、果たして何があったのかは分からないままだ。でも、語らないことで余白が生まれ、「カロライナは知っている」に繋がる。実に巧みで美しい結末だった。映画を見て3日経つがしみじみと思いにふけっている。
全然タイプが違うが、イーストウッドの名作「マディソン郡の橋」を思い出したよ。かつてフリンをした妻の想いに死んでから気づく夫と家族。
それこそ、「マディソン郡の橋は知っている~」うーん下手すぎる。
見てそんのない映画だが、同時期に「すずめの戸締り」をやっているので観客は少ないのが残念だ。映画の正統は廃れゆくのみなのかなあ?若い人にこそ見てほしいと思うけどねえ。
デイジーエドガージョーンズは、この役を自身のことのように演じている。実に印象的な演技だった。推し⸜❤︎⸝
視聴者が有罪か無罪を問う映画
思っていたより、
思っていたより重くなかった。(映像がきれいだったからか)
思っていたより爽快感もなかった(法廷ものなのに)
思っていた(思わされていた)より驚愕しなかった。
思っていたより感動しなかった。
(最後の、あっと言わせてやろう、というのに引っ張られていたみたいでちょっといや)
思っていたまんま白人の男はクズ。(偏見です)
思っていたより主役のデイジー・エドガー=ジョーンズがきれいで魅力的だった。(少女時代の子役からつながらない)
米国の文芸ミステリーという好きなジャンル、期待しすぎたのか、多分原作ではしっかり描かれているんだろうけど、引っかかるところが多くて思ったほど感動できなかった。
・なぜ一番幼い子を置いてみんな出て行ったのか。
・どうやってひとりで暮らしていけたのか(貝だけじゃ無理でしょ)
・そんなに簡単に本を出してくれる出版社があるのか
・絵は上手く描けるようになったとしても学術的とも言える知識をどうやって身につけたのか
・電気もない生活でどうしてあんなに身奇麗にしていられるのか、、、等々。
最後にあっそうだったのか、じーんと胸が熱くなって感動できるのがいいな。気分悪くなるより。
(差別、初恋、殺人、美しい自然、とよく似た題材を扱った米国文芸ミステリー、工藤夕貴とイーサン・ホークが主演した「ヒマラヤ杉に降る雪」が好きでした。)
帰ってからティラー・スウィフトの「キャロライナ」を聴き返したらもう一度観たくなった。
とにかくきれいな作品
言うことなし。とても丁寧できれいな作品でした。
主人公の語りの内容。
沼地の自然の写し方。
ストーリーの進行。
原作を知らないのですが、きっと原作の雰囲気をそのまま表現しているのではないでしょうか?
ストーリーもラブストーリーであり、サスペンスであり、自伝であり、とてつもなく密度が高かったです。
自分の元から人は去っていき、社会からは侮蔑され、それでも誰かとは繋がっていたい。
孤独になることの恐怖と社会の恐怖。その二つについて考えさせられました。
また、広告のポスターを見た人は、主人公の女性を怖いと感じたと思いますが、そこもまた本作のポイントである偏見を表してるようで良いですよね。
原作が買いたくなる作品でした。
ラストはちょっと鳥肌
予告編にまんまと騙された、良い意味で。本編とは若干違っていて、ミスリードが上手。
もう終わりかぁ、面白かったけど予想していたラストとは違ったなぁ、と思っていたら続きが。
ごめんなさい、面白かったです。
はじまりは1950年代、差別なんて日常茶飯事な時代だろうから、そういう背景を考えると、いろいろ理不尽とも思える事がちょいちょい出てくる。
雑貨屋の黒人夫婦も、金持ち白人相手だと、あまり強く咎めることも難しそうだし。
周りから差別され、白い目で見られながらも、カイアは強く生き抜いた。
そして、しれっと天寿を全うした。
それはある意味、父親と町の人たちのおかげだろう。
それにしても検事は、もう少し物的証拠を集められなかったものか?憶測だけで裁判に臨んでいたから、カイアの弁護人にことごとく覆されてたじゃないか。
チェイス嫌いだわぁ、あの感じ。『キングスマン』では良い息子だったのに。
救いがある
世界中に湿地の少女と同じ苦しみを抱えている子供達が沢山存在していると思いながら、鑑賞しました。彼女は、湿地に生きる生物を観察し自らも湿地に生きる生物をお手本にして生きていたから、あの正しい選択ができたのだと思います。
貧困や暴力の描写がある反面、湿地を映すカメラはとても美しく圧巻でした。やはり、アメリカは広いですね。暴力に苦しんでいる人に届いて欲しい救われる作品でした。原作面白そうですね。
ミステリーと思いきやメッチャ素敵なラブストーリーだった洋画。 本年度ベスト!
予告編で面白そうなミステリー映画と思って鑑賞。
ちょっと都合が良い感じだったけど素敵なラブストーリーだった。
湿地帯に住むカイヤ。
事情により子供の頃から一人で暮らし、殺人事件の被告人として裁判にかけられる展開。
裁判とカイヤの幼少期からのストーリーが同時進行。
出だしの風景に引き込まれる。
とにかく湿地帯の風景が美しい。
学校にも行けず絵を書くことが趣味のカイヤ。
知り合った男性から文字の書き方などを教わりながら良い感じに。
殺人犯と疑われる法廷のシーンとラブストーリーが同時進行する展開が新鮮で引き込まれる。
雑貨屋の夫婦が優しい反面、殺された男がクソ過ぎる。
カイヤの生涯を表現したストーリーで壮絶な人生だった感じ。
ザリガニがどの様に鳴くのか?
気にしながら鑑賞してました( ´∀`)
原作もお薦めだが映画もよかった(^o^)
面白い、4.3ぐらい。
ホラー?ミステリー?サスペンス?とか思ったら違った。一つ間違えれば寝そうなのに、全然眠くならないというか、あっという間でした。
大自然の美しさとCGの上手さ。CGですって使い方ではなく、効果的な補助的な使い方が大自然の美しさを引き立てる。
ラストは衝撃的とまではいかなかったけど、そうなのか!って感じでしたが…後から考えると色々な捉え方があるなぁと感じ、犯人は誰とは言えないと思いました。
ちょっと疑問だったのは彼女の家族。いくらなんでも、そりゃなくないか?聖書の件までは血がつながってないのか?とさえ思ったわ。
可愛い人は..
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