映画 イチケイのカラスのレビュー・感想・評価
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性格がわるい
テレビスペシャルの出来が良かったので劇場版に来てみれば、、
お泊りの問答で嫌な予感がしましたが、まあその通りに。。彼のメッセージそのものは、観客に問うわけです。シャッター商店街をあえて写したり、大臣との真実との問答をしたり、安易な落としどころを用意しない。
入間みちおは大岡越前ではないのだよ。と、私達が感じたモヤモヤこそが彼らが感じているそのものです。だからこそ、法の番人である彼らの横に立てるわけです。彼らが背負うあの天秤の重さが際立つわけですがが
テレビスペシャルが意図的に大岡越前だったので劇場版は明らかに狙ってやってるのでしょう。性格がわるい。さらに、権力打倒モノに見せかけて民衆のソレや、翼の思想などのそれやで、あえて対比してますよね。明らかに意図的でしょう性格がわるい。
でも、脚本は劇場版用なんですよーという雑なとこが多いわけです。こういう性格が悪いのにそういうとこで甘えるのーと軽く見えちゃって微妙に飲み込み悪い作品です。
役者は良かったが…
ドラマは見ていませんが、時間合わせの為に期待せずに見ました。
竹野内豊、黒木華、斎藤工どなたもいい感じでした。
最初別々だった事件が後で繋がってくるところとか、よく考えていて面白かったのですが…
クライマックスの法廷のシーンの演出に不満あり。
証人が告白する間、ずっとバックに流れる「誰かの」すすり泣き。何ですかこれ?誰が、どうして泣いてるのか示さない。いつその人を映すのか気になって、証言内容が入って来ません。そして最後まで映さない。
他にも、演者が泣くシーンがたくさんありました。誰かが泣いてる姿を見ると、皆さん感動するのですか?もらい泣きするのですか?私は泣けません。
泣かず、投げ出さず、頑張る姿に感動するのではないでしょうか?
泣いて(る姿を)見せるのではなく、観客を泣かせてほしいものです。
海難審判は? ストーリーが途中で変わった?
船舶事故の場合には、裁判所の裁判に相当する海難審判が行われます。それが一切言及されていない。
イージス艦は船を止め、救難活動を行ったのか?
衝突相手が沈没しても、要救助者が海面を漂流していることは十分考えられる。
見捨てて行ったのなら、イージス艦の艦長の責が問われなければならない。
その辺りの雑な脚本。
イージス艦の船体に欠陥があったための事故であるとか、そう言うのを期待したのに。
誰かに忖度したのか?
ストーリーのカラミ具合がいい
色々なストーリーがうまく絡み合っていて、気持ちいいですね。
いい役者が揃ってるせいもあると思いますが、面白いです。向井理は悪さを強調するうえでも、
もう少し出てきて欲しかったです。
斎藤工も久々にいい役でした。
切り口が斬新…
ずっとドラマも見てきてファンでした。
法治国家である以上、法律を守ることは社会のルールなのは理解してます。なので真実に基づき法律に基づき裁かれるべきだと思います。
しかし、事実の真実とその事実の必然性を見極める裁判官は人間であり、感情もあるので大変だと思います。やはり真実から裁きを導きだすことが大事なのですね。
考えさせられました。
よく纏まってました。
カット割が、漫画に近い感じで、音楽はイマイチでしたが、画力がよかったです。
思った通りの進み具合で、内容も、イチケイ感がきちんとあって楽しめました。が、既視感は強め。
ちょっとだけ、沈黙のパレードがよぎったのは、吉田羊さんだからか、設定のせいか、んー、フジだからなぁ笑
あー、あと印象に残ったのが緑、、、あれは、なんだろ?笑
真実を知ることが必ずしも有益であるとは限らない。
はじめから終わりまで、ほぼ想定内の展開。竹野内豊と黒木華を鑑賞する目的ならば善し、としましょう。ストーリーは結局、地方都市にありがちな、企業と地方自治体と住民の三すくみの馴れ合いの社会。例えば、福島の原発のように。利害が絡み合っているから、自浄作用は働かないんだよね。「毒を喰らわば皿まで」が、いつしか正義になっていく。違和感を持ったとしても、まるでムラ社会を支配する因習のように、周りからの同調圧力に屈してしまう。だからこの映画のように、外部からの劇薬(今回は坂間千鶴と月本真吾)で目覚めさせてもらうしかない。いろいろな立場の人間が、それぞれが信じる正義や守るもののために、わが身の犠牲も厭ない、そんな姿がクライマックス。
しかし、フジテレビは、ドラマの劇場版となると、どうやら毎回決まって大仰なイベント会場とかが舞台(先日のガリレオしかり)になることが多いなあ。音楽隊とかを登場させて、その派手さで、お金を払う映画館での鑑賞動機につなげようとしているのだろうか。先日のスペシャル版がTVだからタダで見れたことを考慮すると、あまりクオリティの変わらぬ本作を映画館で見る価値はどこにあるのだろうか。
前日のスペシャル版の方が良かった…⁉︎
ドラマシリーズは見てました。が本作の映画版はわざわざお金を払ってまでは、どうかな?と思ってましたが、公開前日にテレビ放映されたスペシャル版が面白かったので、見ることになりました。
スペシャル版は、小日向文世と中村梅雀で笑わせてくれましたが、こちらは、当然、本家黒木華がメインということで、みちおとの掛け合いを楽しむ作品でした。
2つの事件の接点があらわになり、真相が暴かれ動機が明らかになった時は、確かに少しではあるが、感慨深いものになりましたわな。
まあ、劇場でわざわざ見る作品ではないかもしれませんが…。
でも嫌いじゃないです。
悪くはないんですが……
街へ思い入れを抱かせる必要がある前半が、「映画でやる意味あるの?」という感じで残念。
それでも最後の法廷からのシーンは圧巻。
テレビドラマのスペシャルでやったなら納得できる程度には面白いと思いますよ。
胸に響き渡る映画
真実はいつも一つ。でも訳は無限大に。法の下で時に手厚く、時には非情。何が最良なのか。法律を犯すことは悪だけど…。ヒューマンがすぎる胸熱ストーリー。SuperflyのFarewellが流れるタイミングはベスト中のベストで。法の偉大さ、無力さをこれでもかと魅せられて。
華さん、素晴らしい
ドラマ未見で鑑賞なので少し心配しましたが、とても楽しめました。
竹野内豊さんの味はややCMも含め食傷気味ではありますが、イケメンがやると絵になりますね。
斎藤工さんの人権派的弁護士も、これまたイケメンがやると素晴らしい。
そんな男性陣のキラキラの中で、地味目なお顔の華さんの恋する演技や、最後の号泣に心打たれちゃいました。
脚本としては、詰め込みすぎだし、最後は長すぎるかもと思いますが、それは俳優陣の熱演で消えていきます。
最後に庵野さん、いい味でした。
秀逸な脚本
昔はドラマ映画化で無理やり過ぎてつまらなくなりがちだったが、脚本秀逸でかなり面白かった。ほぼ同じ転属先ってのがちょっと偶然過ぎだが、弁護士にしたのが良かった。
キャラもドラマ同様立ってて良い形の映画化でした。
う~ん・・・・
TVドラマシリーズはずっと楽しく観ていたし、先日の前振りスペシャルも観た。
竹野内豊と黒木華のコンビは絶妙で最強だと思う。
フジなので過大な期待はしていなかったつもりだが、やっぱりしてたのかな。
ちょっと?かなり?がっかりした。
SPドラマで黒木華が弁護士にというところで懸念はあった。
そこから派生してありきたりな展開は黒木華の魅力を損ねているように感じた。
加えて、予告編から想定された展開をあえて外してどや顔されているような観もあった。
巨悪に立ち向かう爽快感もなく、市民の思いが心に染みることもなかった。
展開がどこか空回りしてかみ合っていない。
単純にTVドラマの延長線で良かったのに映画だからって構えすぎたよくあるパターン。
竹野内豊のひょうひょうとした感じは変わらす良かったけどねぇ・・・・。
懸念を裏切らないフジ。
誰も悪く無いけどメッチャ大事件だった作品。 本年度ベスト!
昨日観た作品が重めだったので軽く観られる作品を選定したつもりだったけど、本作もかなり重たかった(笑)
貨物船とイージス艦との接触事故から始まり車両事故、傷害事件、放火、転落事故など色んな事件が満載。
国の為、町の為、働き先の為など、それぞれの立場による行動に引き込まれた。
これに加え裁判官、弁護士、被告人それぞれの立場の発言や行動にも引き込まれる。
もう引き込まれっぱなし(笑)
竹野内豊さんや黒木華さんの安定した演技は相変わらず良い。
西野七瀬さん。
彼女目当てもあったけど出番やセリフが少な目で少し残念。
斎藤工さん演じる弁護士の月本。
お金に目がくらんだと思いきやからの隠された行動に泣ける。
向井理演じる防衛大臣の潔い決断にあっぱれ。
町の住人の子供の頃の写真がなかなか奥が深くナルほどって感じ。
入間みちおの投げるボールがメッチャ曲がって笑え( ´∀`)
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