映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)のレビュー・感想・評価
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映画ドラえもん最高傑作
映画ドラえもんでは(誇張抜きで)世界を救いがちですが、本作も例に漏れず世界を救っちゃってます笑
しかし決して善悪二元論や単純明快な解決には収まらず、むしろタブーとされていた概念にもズカズカ切り込んでいきます。
テーマが難しく、ドラえもんにしては珍しく少し大人向けなシナリオではありますが、だからこそ物凄く心に響きましたし、後半はずっと泣いてしまいました。
これぞ最高傑作だと声を大にして言いましょう!!!
結構よかった
かなりよかった。思いがけずジーンと来ました
テーマがとてもよいですね。
予備知識が無いまま子供と観に行きましたが
感動しました。
泣いている人もちらほらでしたよ。
争いも競争もない皆がパーフェクトで幸せ(?)な世界とは
つまり「心を無くさないと成し得ない世界」とも言えるのかもしれませんね。
エンディング曲Nijiuのparadiseも映画のテーマ
そのままでとてもよかったのですが、
曲の入り方が無理やり切り替えた感じで、もう少し世界観をつなげてスムーズに入って行けたら
更に良かったと思いました。
古沢ドラ
初ドラえもん映画
大人もドラえもんに感動
微妙〜…
面白かった
取り扱うネタをどう決めているのか
取り扱うネタをどう決めているのか、気になります。
大抵、公開したエンディングで次作の予告をやるので、1年以上前から製作しているはずですよね。
前回の小宇宙戦争に今作と時事ネタとしてはタイムリーですね。
本当にどう決めているのでしょうか。
内容的に自分らしくとか、友達はずっと友達で助け合うとか、子供達の心に響いて欲しい内容で、大人もちょっと泣けます。
ちょっと気になったのは、のび太が洗脳にかかりにくい理由が有ったのに、ジャイアン、スネ夫、しずかちゃんがあっけなく洗脳解けた理由が薄いかな~。
後、のび太が射撃の名手という描写は有ったけど、コメントがなかったような気がします。
そんな細かいところ気になるのは大人だけだと思いますが(笑)
伝えたいメッセージははっきりしているが
パーフェクトとは何か。
取り急ぎ見たい作品はWで始まるほうだったんですが、せっかく見に行くなら他にも何かないかな?と思い、ひっっっさしぶりに映画館でドラえもん見てみました。
個人的に泣ける好きな話は台風のフー子の話なんですが、最近のドラえもんはどうかな?と思い鑑賞。
大山のぶ代さんの声じゃなくてもそれほど違和感無く。
脚本は子ども向けにまぁそこまできっちりガチガチにはしてないものの、あーこれが噂の伏線回収か!と思い、噂の優しいジャイアン、いやこれこのほうがマジで怖いわーーそりゃ違和感しかないぞよくぞ気づいたのび太君!!と、なかなか良き。
マイペースや鈍感っていう特性は、一見新しい流れに対応出来ない悪いほうのイメージもありますが、そう簡単には流れに流されない、悪い影響も受けづらい、自分のアイデンティティを守れるという意味でけっこう非常時には有利なので(ポケモンもやってるであろう子ども達には瞬時に理解出来る特性だろうな、とも思い)、いいぞのび太君の「低い適応力」が今は役に立ってる〜!と嬉しかったです。
そうですね、何をもってパーフェクトと感じるのか、争いの無い平和な世界って、何にも疑問を持たず自分で考えない自分で問題点を見つけないから争いにすらならないので争いの無い世界。。
洗脳的な話は手塚治虫先生の火の鳥で、オオカミのマスクを被って洗脳させられるとか、教祖様に従ってたら平和に暮らせる〜みたいな話がありましたが、あのテイストもやや彷彿とさせながら、分かりやすく生活感の無い居住空間を見せる演出で、それなりに良かったです。
もしやこの中古飛行船のバイヤーが実は黒幕だったりするのか?と端っから穿った見方をした私はすっかり子どもの頃のピュアな気持ちが無くなっており(笑)、この理想郷では染まれないっぽいな~と実感。
ありのままの自分を受け入れてくれる人が本当に大切な人だよっていう趣旨は、「ホタルノヒカリ」の部長と蛍のやりとりを思い出しました。
「何かを隠そうとしても結局元ある場所に戻る」
とか
「ありのままを僕を愛してよ」
とか、
シンプルなメッセージを込めていたし、
子ども用なので多少細かい設定にツッコミどころはあるものの、
タケコプターには空中での破損時のセーフティー装置としてパラシュートを搭載している仕様だったと初めて知ることも出来て(これけっこう驚愕でした!)、良かったです◎
かなりデキの良いオリジナル作品
大人程震え上がるディストピア社会の中で自分らしくあること
久しぶりに子供向けの映画をガッツリ見たが、ドラえもんながらに訴えかける内容がかなり攻めてた。
小学生から見る「理想郷」とは、親に怒られず友達とも楽しく、テストも満点で完璧たること…。
大人になってわかるが、目の前のことが解決すればいいのではなく、常に何手先も見通さなければならない。
ドラえもんの映画はそういったことを改めて学ばせながら、日常を日常らしく過ごす大切さを教えてくれる。
さて今回の映画だが、伏線回収がお得意の脚本家さんのストーリー。
そこまで酷く過去に影響するほどでも無かったが、普通に展開はドラえもんらしくてよかった。
のび太くんはダメダメではあるものの、それは勉強面であり、誰よりも友達想いの少年であることは間違いない。
パラダピアは平和ではなく「洗脳された世界」。
誰もが幸せに暮らせる世界の違和感を、のび太くんだからこそ気付けるようにした展開は良かった。
そりゃ当然計画の要になれるわけよ。
子供のうちから褒められることで、「その先、もっと先」と興味が湧いて楽しさが生まれてくる。
こういう楽しさが洗脳を早めていくと考えれば、この島に来ても上手く行かないのび太くんはある意味で幸せなのかもしれないな、と。
序盤はパラダピアを見つけるまでの展開な為、バトルも無いし大きな見所があるわけでもない。
大人目線からすると、そこまでワクワクする演出ではないから退屈ではあった。
中盤からの展開はトントン進んでいくが、寧ろ子供たちはつまらなく感じるかもしれない。ディストピアの恐怖や計画の一端は大人の方が期待値が高まるのではないだろうか(実際僕がそうだったので)。
終盤は絆・友達という点がゴリ押しで、ホントはソーニャとの思い出シーンがあればよかったかなーと。
そうすれば終盤の読める別れの展開もより泣けたと思う。
「(完璧な)学園生活を送る小学生」という、比較的各週やってるような内容だったので描かれていないのかもしれないが、欲を言えば段々と洗脳されていく三人視点も欲しかったなー。
そうすればのび太くんが訴えかけるシーンにより深みが出たと思う。
まぁ子供向けで1時間40分もやれば子供は退屈してくるだろうから、案外このくらいでも良かったのかもしれない…。
んー、如何なんだろうなぁ…。
只安定の「ドラえもんらしさ」というのは感じることができたので良かった
号泣の空のユートピア
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