レジェンド&バタフライのレビュー・感想・評価
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歴史上の人物と思わない方がよさそう
誰もが知る織田信長だけど、
織田信長と思わず木村拓哉と綾瀬はるかが演じる『恋愛もの時代劇』と割りきって観た方がよさそう
もしくは 別次元の織田信長と設定
綾瀬はるか はよかったと思う
木村拓哉も今回 頑張ってたと思う
今回 大河の岡田准一の織田信長 を知ってるとどうしても比べてしまう
し、木村拓哉には演技の深みが無さすぎる
それほど見ごたえのある戦闘シーンもなく、TVドラマでよかったかもしれない
小気味よい綾瀬はるかの濃姫
キムタクどうこうではなく、この作品は綾瀬はるかの濃姫の1人主演ならば☆1つ増えてたのかも。
つまり信長を脇役にする、という勇気(笑)
マイナス一点は歴史を覚えてない自分が悪いんです
私は好きでした。
色んな評価があるしあって良いと思うけど、歴史ものがこんな風に自由なのは、新時代だと感じました。
2人のラブストーリーなんだけど、素直になれなくて、とってももどかしいところが最高でした。
しかしあの7年間は勿体ない。
天下を取ろうが、時間は待ってくれないのです。
ちょうどタイタニックがまた劇場公開してますが、ジャックとローズのように甲板で踊る2人の姿、とっても良かったです。
あの置物のエピソードもロマンチックだったな。
血まみれのキスシーンも、エグい姿なのに美しくて不思議でした。
もどかしさが良かったとは言え、ずっと好きだったなら一度くらい言ってやれよ!!!ラストは叫びたくなりました。
それと映画の感想ではないけど、着信音を鳴らすバカが2人、バイブをヴーヴー鳴らし続けるバカが1人いたせいで、集中力をぶった切られました。
斬られてしまえ。
素晴らしい。信長と濃姫のぶつかり合いと心に秘めた相手への思い。つい涙ぐんでしまった。
監督大友啓史は、「るろうに剣心」の監督でどの作品にも目を見張る面白さがあり、私のベスト5にも入れている。さすがに期待を裏切らない、新しい視点での歴史エンターテイメントに仕上がっている。
中でも濃姫役の綾瀬はるかのスーパーウーマン振りがとてつもなく凄い。もともとNHK大河ドラマ「八重の桜」で時代ものを主演しており、薙刀、銃も操っていたが、今回の剣さばきの素早さやキレの良さには驚いた。しかも、信長を恐れず、とても意思が強く頭の回転が早い。一方の信長役の木村拓哉は乱暴であるが濃姫に圧倒されっぱなしでやり込められる。それを木村拓哉がいい感じで演じている。その後、いくさの連続で非情な信長となっていくのだが、二人の関係にもヒビが入っていく。
もちろん史実に沿った出来事が時系列に出てくる。私は昨年、清州城、犬山城、安土城郭資料館、そして岐阜城(山の頂上に建つ天守から見た岐阜の町が印象的)を訪れ、その前年には比叡山にも行った。現地を訪れたことで、信長の足取りを肌感覚で実感でき、一つ一つのシーンが心に残った。今では安土城は城跡のみ残るが、映画では壮大な城が建っており、それは見ごたえがあった。
また、映画には出て来ないが信長はポルトガル宣教師のルイス・フロイスとも交流があり、実際、南蛮人との交流の形跡が映画の中でも出てくる。
世は戦国時代、多くの人が戦い死んでくのが当たり前。互いに政略結婚で夫婦となった二人。いがみ合ってきたが実はそれぞれが必要となっていき、口には出さないがそばにいてほしいと思う。
それだけにエンディングに向かっていく信長の本能寺の変での死の描き方が重要で、これまでにはなかった全く新しい物語がそこに映し出された。
それはとても感動的で心に残り涙ぐんでしまった。
歴史上の人物ではあるが、二人がとても「いとおしい」。
このような映画を作り出した脚本家の古沢良太、監督の大友啓史の想像力とそれを現実に映像として見せる「力」。そして主演の木村拓哉と綾瀬はるかの二人の配役がとても適任だったと思わせる映画である。それにしても綾瀬はるかは凄い。
今の時代だからこその夫婦象
時代劇なんか殆ど観ないと言った方にも
かなり観やすい映画になってると思います。
現代語に近いセリフやテンポの早い展開で
それほど飽きる事なくついていけると思います。
またこの投稿のタイトル通り、
「令和」の今のジェンダー平等にマッチした夫婦象で
観ていて嫌な気分になることは殆どありません。
時代劇巧者にとっては至って斬新な作品であり
時代劇弱者にとってはかなりとっつき易い作品だと思います。
いわゆる合戦ものでは無いけど
全国各地でのロケシーンも多く、背景や小道具
エキストラの数など、制作費20億との触れ込みの通り
なかなか頑張ったな〜と想わせる画面の贅沢さ!
キムタクファン、綾瀬ファン、ならずとも
一種の異世界ファンタジーとして
時代劇が苦手な方もぜひ映画館で観て欲しいですね。
で、月に8回ほど映画館で映画を観る
中途半端な映画好きとしては
今更、なんで「信長」なんだろう?と思った訳ですが
歴史ある映画会社が何周年を記念して
世に送る映画と言ったら、10〜20年程度前ならば
その映画会社に長らく貢献した看板役者を多数起用し
オールスターキャストで御座い!!
みたいな、退屈なおじさん映画を作っていたかもしれませんが
今作は、東映で初主演の木村拓哉と
人気女優の綾瀬はるかを起用し
一昔前の親父どもには発想が追い付かない様な
ジェンダー平等映画を作り上げたことにまず、拍手!!
NHKの大河ドラマでさえCGを導入するほど
実際の合戦のシーンを実写化するのが難しい次代、
大きな規模の合戦は描かず、主人公達数人が
リアルな乗馬シーンを見せることで時代観を出し
比叡山焼き討ちの様な僧兵と武士の戦いと言った
これまでの映像作品ではあまり強調されなかった部分
(私が観ていないだけかもしれないけど)を
しっかり描くことで戦記ものとしての醍醐味を観せつつ、
なんとか今の時代の男女平等感を
一種のファンタジーとして描いた本作。
私は、時代劇の一つの方向として
それも有り!!的に楽しく観られました。
いつも時代劇映画を観るたびに思い出すのは
時代劇評論家の春日太一氏言葉
「誰も観た人がいないのだから、なんでも有りなんです。」
その通りだと思います。
映画的には、最初の方の弓矢による狩りのシーンなどは
まるで「バーフバリ王の凱旋」の狩りのシーンを彷彿とさせ
最後の本能寺から「タイタニック」的なシーンへの流れは
「ラ・ラ・ランド」の様なあったかもしれない結末〜〜
映画ファンをニヤリとさせてくれる仕掛けもあり。
最後に、木村拓哉はそれなりに空気感と自分の立ち位置が
きちんと読めてる芸能人だと思うのですが
彼が主演の時に、必要以上にライバル役を不細工に描く
演出や脚本の「キムタク忖度設定」については
どう思っているのだろうか?
今回も斎藤工の、いかにも不細工な家康の特殊メイク!
彼がこういうの容認しているのか?
それとも周りが忖度しているのか?
分かりませんけどね〜〜〜
兎に角、文化を守るため
時打劇にはお金を払うというポリシーは変わらないので
皆様もぜひ映画館で〜〜〜
レジェンド&バタフライ
大うつけと呼ばれていた若き信長からどんどん恐ろしい魔王になって行く様子、お互いに素直になれない信長と濃姫、壮絶な信長の最期、一瞬も目が離せず集中して観ました。
本当に今まで見たことのない信長と濃姫の物語でした。信長の遺体は発見されてなく、濃姫に関する資料はほとんど残っていないからこそ色々な妄想は有りだと思うし、出来ることならあの夢のように2人には幸せになってほしかった。2人の幸せな未来を見たかった。決して叶わないことだけど。
木村拓哉さん、綾瀬はるかさん、素晴らしかったです。森蘭丸を演じた市川染五郎さん、明智光秀を演じた宮沢氷魚さんもよかった。斎藤工さんにもビックリ。映像も美しく音楽もよかった。大満足です。
ダークな信長(魔王)とうつけの信長
信長の描かれ方もですが光秀の描かれ方も新しかったような気がしました。
帰蝶の強いのかっこいいなぁ。
綾瀬はるかは本当にふんわり笑うと可愛いんだけど、アクションとかキレキレでかっこいいよねえ。
最後の本能寺でのシーンはええ?!ってなったけどw
信長の死は日本史のミステリーとされるので、ああいうルートもあり得たのかなと、とんでも展開とも言い切れないところがあるよね。
浪漫あるなって感じでした。
あと家康すごかった。斉藤くんだって気づかなかったw小手伸也さんかと思ったよねw
どうするタイトル
タイトルその他諸々で最大級の駄作なんだろうなと勝手に思っていた本作。
映画で一人の歴史上の人物を描くということ自体かなり無謀+キムタク信長という容易に想像できる革命児信長像+そもそもタイトルにレジェンドって入ってる・・と地雷臭ぷんぷんだった。
そういうのを加味すると東映70周年記念作品というのも壮大なフリに思えてくる。
ところが実際に見て驚く。
これはかなり良いのではないかと。
まず、映画で一人の歴史上の人物の一生を描くという無謀さについてだが、濃姫との夫婦関係にのみ絞って描き、他の要素をバッサリ切り捨てた事によってこの映画独自の信長像を作り上げる事に成功していた。
もちろん、合戦シーンが少ない事に関する不満はある。
はっきり描かれたのは比叡山焼き討ちと本能寺の変くらい。
そのほかの桶狭間、美濃攻略戦、上洛戦、金ヶ崎等々は台詞で「よし、戦いにいくぞ!」という雰囲気になった後はいきなり「成功しました!」等々結果だけ提示されるので肩透かしを喰らう。
しかも、これが4連続でくるのでかなりキツかった。
美濃攻略戦、上洛戦が映画的に見応えのしない戦いであることはわかるのだが・・金ヶ崎ぐらいは描いても良かったのではないかと。
その他にも冒頭の弓が全然できない信長等々、非常に面白い信長だった。
そして光秀も面白い。
この映画の中では「第六天魔王信長教の信者」として描かれていて、本能寺の変の原因が教祖がただの人になった事によって裏切られたと感じた事というのも面白かった。
そのほかの武将ははっきり言ってモブキャラ扱いだったが、そこまで絞った事によって3時間の映画の中にうまいこと収めることが出来たのも事実。
そして、キムタクの演技。
キムタクは何をしてもキムタクと言われていていたが、本作では従来のイメージ通りの革命時信長的なキムタクっぽさも出しながら、その心の奥底にある臆病さや天下人に近づくにつれて増す寂しさを滲み出していて流石。
殊に本能寺の変での死を目前にした信長の表情は秀逸。
初めて本能寺の変で泣いた。
京の町で大勢の乞食たちを惨殺して、逃げ込んだ小屋で性行為する展開は引いたけど、そこが魔王信長へのスイッチだったと考えればまぁ無きにしもあらず?かも?
俗説の取り入れ方も成程という感じで、古沢さんの「シン・本能寺の変」は興味深く見れた。
(自分的に)事前の期待値が地の底ぐらい低かったのもあると思うが、思っていたよりは素晴らしい映画だった。
タイトルだけもうちょっとどうにかならなかったものか。
少女マンガ
いやぁ… 未知の体験をしました。
「つまらないわけじゃないけど、ナンダコレ⁉︎」という…
3時間もかかる映画なんですよ。
つまらなくはないので、眠くはならない。
最後まで観られましたよ。
でも、「はぁ? なにそれ⁉︎」って終わるのですよ。
まあ、史実との兼ね合いがどうとか、歴史考証がどうとか、そういうのはドウデモイイのですよ。
歴史から自由に膨らませたファンタジーなんですから、
そんなことを云々するのは野暮というものです。
キムタクが云々もドウデモイイのです。
いつも、キムタクはキムタクだけど、彼くらいになると客もそれを観に行ってるわけで、そういう存在価値を持っていることが偉大だと思うのです。
綾瀬はるかは、バラエティや紅白の司会で見せるような天然ぶりは微塵も見せずに、女優としては確かな技術と存在感を持っているし、今作でも見事な演技でしたよ。
周りを固める俳優陣も良い仕事してました。
贅沢な使い方してましたよ。
でもね…
前半を振り切った「見知らぬ信長像」を提示して、
結構ハードに運んできたのにさ…
最後の最後に、少女マンガみたいな展開を見せられて、どっちらけてる間に終わってしまった。
なんだよ、それ…
主演ふたりは、オーダー通りに演技したのでしょう。
きちんと、そういう世界観の演技してただけに、
観ているコッチが恥ずかしくなる感じ。
これ、本人達はどう思ってるんだろう?
3時間もかけて、何を描きたかったのかしら。
私には、よくわからなかった。
東映70周年の歴史に残る『超・駄作』
めちゃくちゃお金を掛けていることはすぐに分かりますし、
キムタク・綾瀬はるかという両スターを二枚看板に据えて、
しかも演ずるテーマは織田信長。
これで大ヒットしないはずがないだろ、というのが
映画屋たちの皮算用だったのでしょうね。
残念でした。
その原因は、一にも二にもシナリオの酷さ。
ほんと酷すぎるなんてレベルをはるかに超越した酷さでした。
まったく感動もせず、ワクワクもせず、見応えもカタルシスもありません。
一言で言えば、超・駄作。
ここが酷い、という部分をいちいち数え上げるのも面倒くさいです。
だって最初から最後まで、すべてが酷いからです。
たしかにキムタクも綾瀬はるかも、演技の力は光るんですよ。
そして大金を注ぎ込んだ美術のお蔭で、
どのシーンを切り取っても絵になるのです。
なにしろ、「スチール写真にはストーリーは映りません」からね。
だかしかし、これってスチール撮影の素材提供用の映画だったんでしたっけ?
きらめくスターをアサインし、大金を注ぎ込めば、
すばらしい「予告編」用の素材を作ることはできます。
それを適当に切ったり貼ったりすれば、見応えのある予告編が作れます。
しかし、ストーリーにもっともっともっともっと力を注がないと、
予告編倒れで、客が「お金を損した」と心底ガッカリさせるだけのシロモノに
なってしまう。
こんなパチモノ造りが東映70年の経験値の集大成なんでしょうか。
いや、そうは思いたくないのですが。
木村拓哉信長 綾瀬はるか濃姫最高❗️制作スタッフの情熱がビシビシ伝わる魂の一本❗️
時は戦国時代
先の事など誰にも分からない時代
なんだか今のコロナ時代とダブってくるが今とは比べ物にならない壮絶な時代であった事は間違いない。
その時代の中で
信長・濃姫は
観客にこう問いかけてくる。
「人生は一度きり、あんたはどう生きる?」
先の事は誰にも分からない。
自分の信じた道を突き進むのみ
そんな熱い想いがこみ上げてきた。
木村拓哉扮する信長は、
目に見えないしがらみ(過去の常識・しきたり・社会の評価・家督を継ぐ使命など)
と必死にもがき戦いながら
打ち破ろうとしていた。
純粋な思いを秘めながら
懸命に「魔王」に
成り切ろうとする姿を
見事に演じきった。
綾瀬はるか扮する濃姫も負けてはいない。
戦国時代を生き抜く為
心身ともに鍛えられ
優れた武芸を身に付け
信長を跳ね返すほどの強さを持つ濃姫
その強い言葉とは裏腹に
濃姫のやり方で
信長を懸命に支えようとする姿は
見ていて胸を打たれた。
お互いこんなに想いあっているのに
想えば想うほどすれ違っていく。
しかし心の深い部分で
より繋がっていく。
人は人を思いやり
愛する事でより強くなれる。
自分の信じた道を突き進み
自分の信じた人をどこまでも愛したい
そんな生き方をしてみたい!
そう思わせてくれる映画でした。
追伸
伊藤英明扮する福富平太郎定家の
引き締まった顔に情熱と魂を感じました。
月九でよかったんじゃ…
これ、東映の記念的大作じゃなくて、月九だったら毛色が変わったロマコメ時代劇…って感じで良かったかも。何せ前半がこれまでの信長映画のパロディみたいでコント調だったのが、後半いきなりシリアスに(笑)脚本家二人いたんだっけ?(^_^;)
海外輸出狙ってるから「レジェンドアンドバタフライ」にしたとか?信長像がわけわかんないことになるんで、これを海外の人に見せるのはぜひやめてくださいね 笑
信長の話だからなかなか難しいですよね
斬新な切り口でつくりたいんかなぁとも思ったけど、たまたまそんなにみんなが持ってるイメージを壊せなかったのが功奏して持ってる知識で補いつつ観れから上映時間の割には短く感じた。木村拓哉さんと綾瀬はるかさんにかなり助けられた物語でした。織田信長の物語とかこの映画のようによっぽどキャストが揃ったものじゃないと観れたもんじゃないと思った。
そんなに蝶でした?濃姫さん(^_^;)?
大友監督が凄いのは
「るろうに剣心」を観れば分かる通り
老若男女みんなが楽しめる時代劇を撮れる監督だという事。
細かいところで時代劇のルールを壊して
今の子達にわかりやすくしているから凄い観やすい。
素晴らしい演出である。
そこに 木村拓哉 × 綾瀬はるか という日本の2大俳優。
つまらないわけがない。
クセの強いふたりだが、上手い演技の上にクセが強いので
それはその役者を起用する意味だから良いと思う。
しっかりハマってた。
良い芝居を168分堪能出来た。
ただ時代の流れが早いので
ダイジェスト感は否めないし
立てたフラグも時代で流させるので
気持ちが入りにくいのは確か。
あとそんなにバタフライ感ないですよね(^_^;)
そんなに蝶でした?濃姫さん(^_^;)?
でも「超大作を観たー!」という満足感は良かったです!
前評判通りの"U15 凡作 時代風映画"。それでも2主役の好演技で、なんとか「東映マンガ祭り」のメイン級映画には留まれた。
100周年でなく、70周年とは、50年や60年よりも 軽いし、75周年でもなく。。。10年に1度! という意味なのか?
不思議なキリ数字である周年映画で、学園ものならともかく、戦国ものなのに20億円しか予算がない故に、
たいへん心配をしつつ 本作を観に行ったが
子供映画を得意とする東映が制作する映画なだけあって、鑑賞者のターゲットを中学生 のみ に絞った U15映画 に仕上げられ
おおかたの予想を裏切らないレベルの映画の中で、中学生でも 飽きずに 楽しめるように
だいぶ かみ砕いた稚拙な脚本と考証に仕上げられており、。。。大人の観客を無視したD級映画だった。
この映画の題名は何の意味があるのか? 映画の内容では何を伝えたかったのか?
特にテーマと言うものがなく、信長の30年間をひたすら、紙芝居のように 薄く延ばして、表現した内容でも
木村拓哉さん と 綾瀬はるかさん ふたりの主役の存在感と演技力は見事なもので、
この二人が 本作が U13子供映画 に成らない様に、なんとか支えていた。
制作費の半分は主演2名に6:4で配分すべきでしょう。
木村拓哉さんは主人公の20代から50代まで、見事に演じていた。
綾瀬はるかさんの今までの芸歴で磨かれたアクションと演技力は主役にふさわしいものだったが、
顎以下の顔が だいぶ 退化してしまったので、先に出演料を支払って、修正手術をしてもらってからの映画出演してもらった方が良かったでしょう。
脇役が粗末で、とても詰まらない役者に、詰まらない演出をしているので、とても観れたものではなかった。
せめて、滝藤賢一さんあたりが秀吉を演じて欲しかった。
茶髪な明智光秀にも幻滅した。
鎌倉時代位からは、武士のほぼ全員が月代をしており、
それが侍と百姓・野党との区別である 重要なファクター であったが、考証を無視した 髪型は
「信長の野望」あたりのゲームの影響か? おかしなものばかり
松竹にもNHKにも出てこない甲冑や衣装が多々登場し
特に信長が着た 多くの陣羽織は見事なものが多く、
衣装や武具を沢山新調した事は良い点だった。
沢山衣装を新調したので、今回調達した衣装・武具を使い、これから の映画製作に期待をする。
予算が行き届かず、足軽・手空きの半数以上が 鉢巻姿。
数少ない 足軽の陣笠 は観たことがない程の 超低レベル で、
上部から「紐とおし」が出ている 厚紙笠! 小学生の学芸会レベルの粗末さだったのは 非常に残念。
それでも良い点は幾つかあった。
「長篠の合戦後の戦場跡」「比叡山での小競り合いシーン」
そして、「本能寺の変」は真に迫るものがあった。
しかし本能寺で生き残った人が伝えた事柄やセリフ回しを、
あえてイジッて、オリジナリティを出そうとしたのだが、それは愚かな事
製作者は もう少し歴史を勉強してから、時代映画を手掛けて欲しかった。
この時代に、キス という概念はない。キスは明治以降 特に大東亜戦争後に成ってからです。
担当者名は違うが、楽器演奏の曲を音響効果として入れているが、
「永遠の0」と似せた使い方ではあるが、
永遠0 は、画面を盛り上げる為の効果に対して、
本作の音響は制作者側が鑑賞者に「このシーンに注目です!」という目印的に入れ込んであり、
音響はお粗末。
組み入れた音も音楽とは、ほど遠いい。
ひとりの半生を描くのに、50話(大河ドラマ)でも難しいのに、2時間(本作では168分)で表現するのだから、
重要な出来事のすべてを映像化できるわけではない。
それでも戦国時代モノを観る観客は 僕を含め、多くは 派手な合戦シーンを期待しているのだから、
CGでも良いから、合戦シーンを1~2つ入れてから、本能寺の変で纏めて欲しかった。
本来なら、きちんと原作があるものを映画化していれば、名著でなく、漫画であれば、 絵コンテ付き原作なので、凡監督・製作者にでも もう少しまともな映画をつくれたでしょう。
低予算映画な為に、無理せずに、恋愛ものにしておけば、よいものを
歴史ものにしてしまったので、もっと人間ドラマに主眼をおけば、良かったでしょう。
予算さえあれば、3部作くらいの構成で、幾つか合戦シーンを盛り込めたのだろうに。。。
人気俳優を2者も長期間拘束するのは、不可能なのだろうから、キャスティングをもう少し考えた方が良かったかもしれない。
今回のような低予算でつくるなら、信長等の首長級"大人物"でなく 塙団右衛門 とか 明智光秀 当たりの副将級を核に据えれば、
もっと、木村拓哉さんを生かした演出ができ、木村さんが得意とする「歯を食いしばる」演技"反骨精神"が観れたはずだ。
この映画を観たら、東宝の戦国時代映画には勝てるだろうと「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ! 戦国大合戦」を観てはいけない。
残念ながら、本作は。。。しんちゃん映画より、下位だ。
夫婦間を温めるには良いかも
レジェンド&バタフライ。3時間という映画でどう来るかと期待して見ましたが。時代劇という観点で見てはだめ。信長+帰蝶の夫婦間を見ると言う視点で見てください。特に冷え切っている夫婦間を温めるには最高の映画だと思います。相手を愛おしくなると思います(人にもよると思うけど)。やはり、3時間なので信長の合戦を全て示すには尺が足りない。なので再三言いますが時代劇解釈を求めてはだめだと思います(唯一最後の家康、光秀の解釈はためになりましたが)。また、綾瀬はるかさんの演技を初めて見ましたが、女優だったんだなと改めて身にしみる映画でした
ハードル上げ過ぎた〜。
自分で勝手に事前予習もなく、先入観でハードルを上げて見てしまったので、ちょっとなんか残念なところがちらほらあったので、3.5でした〜。
途中で何回か入るギャグやコメディーは要らないのでは…🤔
最後まで正統派の映画にした方が良かったと思ったのと、最終の南蛮船のところは要らなかったかな〜と思ったので、期待が高かった分ちょっと厳しめ評価です。
2人の愛の物語
信長と濃姫のみにフォーカスをあてて、他の登場人物は特に字幕やナレーションもないので、セリフで判断するしかない映画。徹底的に2人の物語にしていた印象でした。
時間の長さを感じさせない映画でした。
全460件中、161~180件目を表示