「ライター「・・・」」ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE MARさんの映画レビュー(感想・評価)
ライター「・・・」
自我を持つという特殊AIを思いのままにしようとする国家やテロから平和を守るため闘うスパイの物語。
お馴染みシリーズの最新作ですね。題材こそAI、デジタル戦といった現代的なものとなりつつ、カーチェイスや激しいアクションはいつも通り。それでありながら何度観ても飽きないのは流石スターの腕ですね♪
それに加え前半はちょくちょくコミカルな演出を挟んでいるのがグッド。手錠の下りやミニカーの場面は何度もクスリと来させられる(笑)。とはいえまぁ、あの場面では小回りが利く方が良いと思うので最適確なような気もするがw
後半はしっかりシリアス&スリリングな展開。前半からも言えることですが、ただの激しいアクションにとどまらず、凄腕スパイらしく心理戦もまたアツい。マジック要素(?)すら感じるスリもカッコ良いですね。ライターは自身の扱いに解せないでしょうがw
印象に残ったのはルーサーとの会話シーン。やっぱりIMFはいつだってチームプレイですからね。彼らがいてこそ。彼の勝ち負けに関する話を通してイーサンを諭す姿に深みと長年の絆を感じましたね。
そしてそして今回の目玉、ダイナミック乗車‼
ワタクシもオリエント急行、一度は乗ってみたいですが、一庶民のワタクシが気軽に乗れるほどお安くはないでしょうから、是非参考にしたいものです。でもバイクの免許もってねぇや…。
できるかッ!!本当に、美しくも背筋が凍るような景色。プロ根性って言葉じゃとても足りないですね!
アクション映画としてもスパイ映画としても、特に奇をてらった演出があるわけでないのに、やっぱりそれでもとても面白いから凄いですよね。上映時間は長めだし、しかも2部作ということで鑑賞を少し躊躇っていたのですが、テンポも良く長さを感じないし、本作だけの鑑賞でも充分楽しめたのでよかった。
それでもやはり次回作は気になりますね‼早く次の活躍を見せて欲しいと思わされた作品だった。
…強いて言えば、あの鍵のデザイン。旅行先の売店や高速のSAで売ってそうなキーホルダーの剣のような…小学生時代のワタクシが歓喜しそうなデザインだったのがちょっと気になったかも(笑)