MEN 同じ顔の男たち

劇場公開日:2022年12月9日

MEN 同じ顔の男たち

解説・あらすじ

「エクス・マキナ」のアレックス・ガーランドが監督・脚本を手がけ、「ロスト・ドーター」のジェシー・バックリー主演で描くサスペンススリラー。

夫の死を目撃してしまったハーパーは、心の傷を癒すためイギリスの田舎町へやって来る。彼女は豪華なカントリーハウスの管理人ジェフリーと出会うが、街へ出かけると少年や牧師、警官に至るまで出会う男すべてがジェフリーと全く同じ顔だった。さらに廃トンネルから謎の影がついてきたり、木から大量の林檎が落下したり、夫の死がフラッシュバックするなど不穏な出来事が続発。ハーパーを襲う得体の知れない恐怖は、徐々にその正体を現し始める。

ダニエル・クレイグ主演の「007」シリーズでビル・タナー役を務めたロリー・キニアが、同じ顔をした不気味な男たちを怪演。

2022年製作/100分/R15+/イギリス
原題または英題:Men
配給:ハピネットファントム・スタジオ
劇場公開日:2022年12月9日

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映画レビュー

4.0 甘えてくる男どもに、一緒にうんざりしましょうという映画。たぶん。

2023年1月31日
PCから投稿
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村山章

3.0 ガーランドらしい美醜が混在した奇妙な世界

2022年12月29日
PCから投稿

何かを満たしたり癒したりするはずの空間を、たちまち居心地の悪い世界へ変貌させる奇才ガーランド。表向きは違う衣を羽織っているようでも、その芯の部分は今回もどこか似た形を踏襲しているように感じるのは僕だけか。ハートフォードの風景はどこも絵に描いたように美しく、舞台のカントリーハウスは設備は古くとも内装が豪華で広々としていて、何より自然の豊かさに勝るものはない。だがちょっとした散歩やトンネルの中での美しい声の反響ハーモニーに心奪われたかと思えば、次の瞬間、何気ない景色にふとおかしなものが映り込んでくるのだから困り物だ。奇妙な時間はひたすら続く。ジェシー・バックリーは無駄に悲鳴を上げることなく、多彩なリアクションでこの異常事態と対峙し続ける。本当にどこで何をするにしても蔦のように絡まりがんじがらめにする”男たち”の存在。彼女の恐怖というよりはほとほとウンザリした表情が本質を突いているように思えた。

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牛津厚信

4.0 女性は一度は経験ある男性への不快感

2025年8月14日
スマートフォンから投稿

男性の無意識の押しつけ・支配・軽視がじわじわと積み重なる不快感を極端に増幅して、現実では一言・一視線・一態度でモヤモヤする程度のことを、あの村では四六時中、しかも全員が同じ顔で繰り返す。逃げ場も、理解者も、例外もない。
女性なら男性の言葉や行動に一日中モヤモヤしたこと、一度はあると思います。
あれって、女性側が日常で感じる「言語化しづらい気持ち悪さ」を、男性視聴者にも体感させるような作りにもなってますよね。
不快だけど妙にリアルで、見終わったあとまでずっとまとわりつくような感じ…。
うまいこと表現してくれてありがとうございますと思いました。主人公の女性がそれに屈せず強くて気持ちよかったです!!

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こゆたん

4.5 男性の悲痛な叫びを表現してたが"知らんがな"でしかない

2025年7月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

難しい

斬新

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