銀河英雄伝説 Die Neue These 策謀 第一章

劇場公開日:

解説

田中芳樹の大長編SF小説「銀河英雄伝説」を、Production I.G制作により新たにアニメ化した「銀河英雄伝説 Die Neue These(ディ・ノイエ・テーゼ)」のフォースシーズン「策謀」。2018年のファーストシーズン「邂逅」(第1~12話)、19年のセカンドシーズン「星乱」(13~24話)、22年のサードシーズン「激突」(第25~36話)に続く物語で、フォースシーズン全12話(第37~48話)を3章に分けて上映するうちの第1章。

最高権力者となったラインハルト・フォン・ローエングラムの善政による改革が進み、国民からの支持を集める銀河帝国。一方の自由惑星同盟は、“不敗の魔術師”と称されるヤン・ウェンリーらの活躍も空しく、政府の腐敗による国力の低下が著しかった。両国間の勢力バランスに変化が生じる中、第3の勢力であるフェザーンの自治領主ルビンスキーは、自由惑星同盟を見限り、大きな陰謀をめぐらせていた。ラインハルトは、その企みを知りながらも自身の野望のため利用しようと考え、ヤンも同盟に最大の危機が迫りつつあることを予感していた。

2022年製作/102分/G/日本
配給:松竹ODS事業室
劇場公開日:2022年9月30日

スタッフ・キャスト

原作
田中芳樹
監督
シリーズ構成
高木登
助監督
森山悠二郎
キャラクターデザイン
菊地洋子
寺岡巌
津島桂
総作画監督
後藤隆幸
菊地洋子
特技監督
竹内敦志
メカデザイン
竹内敦志
臼井伸二
常木志伸
オリジナルメカデザイン
加藤直之
プロップデザイン
太田恵子
プロップデザイン・紋章デザイン
秋篠Denforword日和
3D
ランドック・スタジオ
I.G3D
3D監督
磯部兼士
美術
Bamboo
美術監督
竹田悠介
美術設定
塩澤良憲
曽野由大
金平和茂
美術デザイン
渡部隆
色彩設計
竹田由香
撮影監督
荒井栄児
小澤沙樹子
音響監督
三間雅文
編集
黒澤雅之
音楽
橋本しん
井上泰久
主題歌
SennaRin
テーマソング
SennaRin
制作
Production I.G
監修
らいとすたっふ
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フォトギャラリー

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(C)田中芳樹/銀河英雄伝説 Die Neue These 製作委員会

映画レビュー

3.0どこかが足りていない

2023年6月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

興奮

知的

3rdでは良くなってきたなあ、石黒版と比べても遜色ないくらい仕上げてきたなあと感じ始めたのですが、
・艦隊戦の映像迫力、鮮明さ、丁寧さはGoodです。ただ、音響がまるでダメ。やっぱりダメ。迫力と緊張感がない。そのせいで半ば「作業」になっている。
・そういうところからも、要塞vs要塞、ガイエスブルグ要塞の特攻が活きてない。詳しいことは省きますが、「作業」vs「苦闘」と割り切って見えるんですよねえ。それから、イゼルローン要塞vs艦隊もそうだけど、要塞の大きさを感じ取れないんですよねえ・・・。やっぱ、難しいのかなあ。なお、ケンプの責任感、愚直さはしっかりと描かれていたと感じました。うん、ここは小説で感じたケンプそのものでした。
・帝国側、特に、ラインハルト、ヒルダ、アンネローゼ、そしてロイエンタールの心情描写は丁寧で良かった。声優の力量も当然ですが、そこを引き出した演出、画の作りは見事でした。けど、シューマッハとボルテックスとのやり取りなど誘拐側、仕掛ける側が相対的に落ちているというか雑というかリアリティが足りないとかモヤモヤしたものを感じました。
・多田版も銀河声優伝説ですね。

なんだかんだ言っても、結局、全部観ちゃうんだろうなw

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zem_movie_review

2.0私のように石黒版、原作が好きでお布施の意味合いでお付き合いしている...

2023年3月1日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

私のように石黒版、原作が好きでお布施の意味合いでお付き合いしている人も少なくないであろう本作。
そのような層を一定数見込んで製作しているだろうから比較されるのは必然である。

作画、特にメインキャラがひどいのは取り返しがつかないとして(脇役と違ってメインキャラは勝負を避けたおそろしく無難な作画で最もひどい失敗をしている)、演出面で重厚さ、わかりやすさを出すことはできないだろうか

本作のラインハルトとボルテックのやり取りのシーンを石黒版と並べて再生してみたところ、
セリフを読むスピードが圧倒的に遅かった。石黒版の方がセリフ量が多いシーンだったにもかかわらず、何回か一時停止で本作のセリフが追い付くのを待ったほどだ。
現代はyoutubeなどの流行で早めのテンポに慣れているのに、これは重厚さでなくただの間延び感にしかなっていない。
セリフ自体は早めにし、セリフとセリフの間をもっと大事にしたらどうだろうか。

またラインハルトの「フェザーン回廊の自由航行権だ」の部分もさらっとなるべく当然のことのように話す堀川氏と、ここが大事なとこ!と言わんばかり声を張る宮野氏で差も出ていましたね。
石黒版は原作とは相違する点もあったが、それはまず原作への深い理解があってのことだったのだなと改めて痛感した次第。

あとはナレーションが入るタイミングとその抑揚の違いですかね、
石黒版のナレーションが理解を深めさせてくれ、作品に没頭させてくれ、次回への期待、盛り上がりを演出していただけに本シリーズの棒読み、抑揚の無さもただ淡々と物語が進んでしまっている要因ではないか。

他者のコメントでもあったが、ただ現代の軽いCGで原作の表面だけダイジェストでなぞっただけの作品にしか見えず至極残念である。

製作陣には耳が痛い声が多いと思うが、これからの期待も含めて劇場なり配信なりで応援しているファンも多いことをご理解頂きたい。

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ponta

3.0長かった要塞戦に決着

2022年12月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

やっとガイエスブルグ要塞戦の決着が着きましたね。
ケンプさんはこの作戦で、イゼルローン要塞を落とせると、真剣に考えていたのかな?
武人として責務を真っ当する姿には涙しますが、残された家族が可哀想でした。

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はるっち

4.5こちらの心理描写の方が好み

2022年10月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

80年代のOVA版との比較で、なかなか酷評が多いようですが、私はこのシリーズを愉しんでいます。
今回は、特にヒルダ、アンネローゼ、ロイエンタールの台詞からの心理描写はなかなかの説得力があったと思います。
特にこれらの台詞、心理描写は後々のストーリーの伏線になるので、今後の展開が楽しみになってきました。

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クォード
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