わたしの幸せな結婚のレビュー・感想・評価
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和風テイストが決まっている
予告編で気になっていたのですが、終了間近なのか、劇場では1日1回の上映。老若男女の観客で満員でした。
予備知識なしに観たので、設定紹介シーンでいきなりファンタジーと知って驚きましたが、明治大正レトロっぽい舞台で超能力者たちが活躍する世界観には魅力があり、5分で引き込まれました。
長い原作からエピソードを抜き出したからか、心情描写に早回し感はあります。
それでも、主演の目黒蓮さんと今田美桜さんに演技力があるので、興醒めすることなく、素直に感情移入して、美男美女カップルを応援出来ました。
後半になるとアクション中心になるので、和風テイストの魅力的な世界観にもう少しひたっていたい気持ちが湧きました。これは、長尺好みの私のわがままかもしれません。
続編もありそうな終わり方でしたので、次作があるなら期待したいと思います。
よくまとめられていて充実した内容だった
漫画を途中まで読んでいたので大まかなストーリーは理解した上で鑑賞。
今田美桜さんの演技がものすごく上手ですっかり感情移入しました。
いつものキラキラ華やかなイメージからは想像できないほどに「美世」になり切っていました!女優さんってすごいなぁ。
目黒蓮もキャラクターとしてさまにはなっているけど、表情や声の使い方がいま一歩かなと思うシーンがいくつかありました。ここは次に期待。
アクションシーンは見応えがあったし、恋愛シーンも繊細に表現されていたのでとてもバランスが良かったです。そういう意味では女性だけじゃなく男性も楽しめる映画だと思います。続編はいつかな~楽しみ♪
圧倒的に尺が足りない
明らかに女子中高生向けの予告編を観て「これは30代のオッサンが観る映画ではない」と思っていましたが、周りの映画好きの評価がやけに高いので、気になって鑑賞してきました。予告編を観た程度の事前知識です。
結論ですが、これが結構面白かった!
不満点が無いわけではないけど、それを補って余りある面白さがあった気がします。CGもしっかり作りこまれていたし、役者の演技も良かったし、ストーリーもだいぶ端折られてる感があったけど面白かったですね。
こういう恋愛映画って、予告編だけ見て「10代女子向けだろう」と高を括っていたら、予想外の面白さに驚くことが定期的にある気がします。ティーン向け恋愛映画、侮れん。
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明治大正期の日本を思わせる架空の世界。そこでは異能と呼ばれる超能力者たちが国をまとめていた。異能の家系に生まれながら何の能力も持たない斎森美世(今田美桜)は幼いころに母親を亡くし、継母や腹違いの妹から虐げられて育った。美世が19歳になったある日、優れた異能者で指折りの名家の当主である久堂清霞(目黒蓮)の元に嫁入りするよう命じられる。冷酷な性格でこれまでいくつもの縁談が破談になったと噂される久堂清霞に美世は冷たく扱われるが、辛抱強く接するうちに、二人の間に特別な絆が芽生え始める。
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(失礼ながら)期待度があまり高くなかったので気楽に鑑賞していましたが、これが結構面白い。
CGが気合入ってましたね。久堂が怒りに任せて斎森家を襲撃するシーンが特に良かった。一瞬で立派な門が炎に包まれるところとか、美世を助けた後に雨を降らせるところとか。久堂が若くして異能部隊の長となるほどの異能者であることは劇中の台詞で語られてはいましたが、その圧倒的な強さを映像でも見せてくれたのは本当に素晴らしかった。
また、今田美桜さんが映画の序盤、「ノーメイクか?」って思うくらいの顔で登場したのも良かったですね。具体的な作品名は出しませんが、どんな状況でも女優の顔が崩れない映画ってのが結構あるんですよね。走った後なのに汗一つかいてないとか、寝起きのシーンなのに化粧バッチリしてるとか。事務所の意向なのか監督の気遣いなのかは分かりませんが、そういうのに気づくと私は冷めてしまいます。
本作の今田美桜さんは、異能者の家系に生まれながらも能力を持たず、家族から虐げられてきた女性を演じています。序盤はほぼノーメイクのような顔で登場することで、「虐げられて育った女性」ということがビジュアルでも分かるようになっていますし、久堂家に嫁いでから化粧をし、見違えるほど綺麗になることで、そのギャップに清霞だけでなく観客の我々も魅了されていくのです。
ただ、本作に対して不満が無いわけでもありません。
この映画の一番の不満点は、とにかく尺が短いことです。
全編通してかなり駆け足でストーリーが進んでいく印象で、説明不足が否めません。本作に批判的なレビューをしている方の大半が挙げている不満点でもありますね。
明治大正期をモデルにした、超能力が存在する架空の日本という世界観であるが故に、それをしっかりと説明しないとついていけない人も多いと思います。本作では世界観の説明を序盤のナレーションで済ませてしまっていることもあって、正直分かりにくいところは多かったように感じます。世界観だけじゃなく、個々のキャラクターの能力やら、家族間の関係性など、劇中説明しないといけないところは多いですが、その辺も端折られてしまっているように感じました。
また、見せ場であるはずの終盤の戦闘シーンが絵的に迫力がなかったのも気になりました。中盤の斎森家殴り込みバトルアクションはCGフル活用の大迫力異能バトルシーンでカッコ良かったのに、終盤のバトルは結界で異能を封じての肉弾戦になるため、比較すると迫力が無い戦闘となっている印象です。中盤のシーンで「めっちゃカッコいいじゃん!」ってテンションが上がっていたのに、終盤の戦闘シーンで「あれ?イマイチじゃね?」ってなってしまいました。
そして個人的な評価にはなってしまいますが、私は映画を観る際に「一本の映画として綺麗に完結している」ということを評価基準に入れています。本作は明らかに続編を意識したエンディングになっています。こういう続編ありきの映画はあんまり好きじゃないです。
ただ、多少の不満点はありますが、予想をはるかに超えて楽しめる作品だったことは間違いありません。観ておいて損は無いと思いますよ。おすすめです!!
斜め上をいくラブストーリー💕
冒頭のナレーションでいきなり異能というワードとその説明がされると、タイトルと乖離していて幸せな結婚にどう結びつくのか不思議な感じで見始めだが、だんだん分かってくるとまあ面白い作品でした。時代をはっきりさせないところが、また良かった。とにかく目黒蓮がカッコ良すぎる。俳優としてますます成長してるな彼は。今田美桜さんの役作りもお見事❗️野暮ったさとトラウマを抱える娘を演じて、オシャレをして初めて外の町での甘味処のシーンの可愛さにはやられました。2人とも初恋同士だったのではないのかな。勝手に思う。後半の異能バトルも見もの。古い建物やセットも素晴らしく、今までに無かった不思議なラブストーリー作品でした。
シリーズの序章感。次にも期待!
映画館で観るほどじゃないかな〜と、最初は見るつもりなかったけど、あまりにも興行収入がいいし話題にもなってて、信頼してるシネマサロンのおっちゃんも良かったって言っだから気になって見てきた!
目黒くんのファンになりかけの母と一緒に。久々に母と映画。
公開から1ヶ月くらい経ってるけど、夜でも20人くらいは同じ回で見てたし、人気作さすがだなと思いつつ見始めて、でも最初の方は、異様なほど虐められてる美世とツンデレ清霞の2人の感じに、王道のシンデレラストーリーか、話題の割に期待外れだなって思ってしまってた。
けど、後半からの美世のルーツが分かり始めたあたりから展開が面白くなりすぎて、画面に釘付けだった〜!
正直原作とかも全く未履修だったから、異能のこととか敵の正体とか完全には理解できてない部分もあるけど、面白いと思ったし、エンドロール後の終わり方もめちゃくちゃ気になったし、まんまとハマってしまった。笑
続編あったら、っていうか絶対あると思うけど、公開してすぐ見に行くなこれは。たぶん母と笑。
何というか、この映画はプロローグ的な感じで、これからが展開的に面白くなっていきそう。
ジャニーズ映画の偏見で見てない人は確かにちょっともったいないかも。見に行って良かった!
題名で1点減点(題名がもっと硬派なら満点)
観てから2週間以上経過しちゃってるので、イメージ的な感想しか書けないと思うので先に謝っておきます。
館内に入って、
席を探そうと周りを見渡し思わず第一声(-。-;
「げっ!女の子ばっかじゃない⁈」
「ここはジャニーズのイベント会場なの⁈」
連続ドラマ『silent』(フジテレビ系)からの目黒蓮ファンぽい女性も居ましたが、今田美桜ファンの男性はいたのかなぁ〜。俺の視界に男性の姿はありませんでした(⌒-⌒; )
あ、感想ね。
映像も綺麗だし、ストーリーも強弱あってしっかりしてるし、俳優さんの演技も良かったので続編も観にいくと思います。
実写版の『るろうに剣心』に近いイメージで気に入りました。
続編からは副題に、硬派的なネーミングを加えて欲しいです。
生き抜いた娘こそが最強だった
原作の漫画は読んでいません。
◉逆境の中の恋
明治・大正期を舞台にした、呪術系のアクションものだが、純愛が前面に押し出される。と言うか、純愛以前に超オールドファッションな婚姻譚が話を引っ張る。嫁は絶対服従、「出て行けと言ったら出て行け、死ねと言ったら死ね」と斎森美世(今田美桜)は言い放たれる。いくら当時でも、死ねとまで言われたのか?
まぁ目黒蓮君は実は、そんなことは口が裂けても言えない。軍服姿が似合っているのに、それに不似合いな、心中の優しい微笑み(見えない訳ですが)。
この物語は、そのままならば不遇な人生を不条理に強いられたであろう少女が、完全な受動態ながら、自分に向けられた久藤清隆(目黒蓮)の心を真っ直ぐに受け入れていく。
少しずつ今田美桜の表情に光が差してきて、その愛くるしい眼差しに、釘付けになりかかりました。
◉颯爽と魔術の戦場を駆ける美世
人に非ざる「異形」と称する妖魔たちが帝都を襲い、超常の力を持つ「異能」の戦士たちがそれに抗する。人里離れた山奥などではなく、帝都の陸軍省に「陸軍対異特殊部隊」が設置されていると言う、お伽話確定の設定。こう言うのは好き嫌いが分かれると思いつつも、素晴らしい!
斎森美世は、斎森家の継母と異母妹に虐げられてきたが、生まれ持った心根の優しさで、精神も身体も崩壊せずに何とか生き抜く。
そしてよくある展開ながら、その健気な娘が実は最強の力を持っていた。あらゆる者の眠りに入り込んで、夢を操って洗脳までしてしまう。
◉異能模様が素敵だった
頬に浮かび上がる異能模様がスタイリッシュで、これはファッションとして流行る……と思って見とれました。
ほぼオールラウンドの異能を操ると言う久藤の雪の結晶のような模様、鶴木新(渡邊圭祐)の梵字のような模様が、超能力の発現を視覚化していてインパクト大だった。
そして何より、美世の頬を染める桜模様があまりに美しくて、しかし結局、ただ者としては生きられない証だろうか。
健気と狂気が入り混じる、お伽話を味わわせてもらった感じです。
観た翌日、ショップに行ったらパンフが売り切れていた。後日、手に入りましたが、やや焦りました。
想像以上に目黒蓮がイイ
原作大ファンです。まず流れがとことん原作に忠実で、実写映画にしては珍しいなと思った。大幅な改変はなく、私が知ってる「わたしの幸せな結婚」だった。
そして主演のおふたり、目黒蓮と今田美桜が凄くいい。特に今田美桜の演技がすごくすごく美世ちゃんで興奮した。少しずつ美世に心開いて惹かれてく目黒蓮の清霞もすごいよかった。
ただ、これ原作知らない人最後まで楽しめるかな?
どこまでも原作に忠実な分、初見で行く人からしたらストーリー複雑でよく分かんなくなりそう。
異能はない美貌はある
育休中(子は午前だけ保育園)週に3回も映画館で映画をみていると、みたい映画がなくなってくるんですが。。。
ほぼ興味のなかったこちらを鑑賞。(ごめん)
意外に良すぎてびっくりしました。
今田美桜ちゃんの強すぎる美貌がさらに輝いてくさま。目黒蓮のツンデレというかほぼデレな愛情。
可愛らしい2人に、年甲斐もなくキュンキュンしてしまいました。。
たまには邦画もいいですねぇ。
キュンキュン系&ゾンビオカルト系?
原作も知らず、前評判も見ずに鑑賞しました。
特殊能力に関してはサラサラ〜っと説明会話のように流れていったので、完全には理解できず。。。
でもキュンの部分は最高でした(≧∀≦)
目黒蓮さんは色々な作品をやってるだけあって不器用な男だけど優しく強い人間像が素敵!ジャニーズのあるあるキュン系とは全く違いました。
今田美桜さんは本気のスッピンばりにノーメイク風の出立ちなのに、儚さと強さが凛としててこれまた素敵!今までのただ可愛いだけの役とは、かけ離れた素敵女子。
突然始まった異能のシーンも素敵でした。
最後のゾンビ感はちょっと...?でしたが。
原作知らずにすみません。ですが。
続編があっても見ると思います。
甘味食べてる美世の表情たるや
書き終わって「保存」したら消えた…。
恐ろしい異能だ。
気持ちが疲れちゃったから書き直さないけども、思いの外面白かった。ここのレビュー陣に背中を押されて観て良かったです。ありがとう。
王道x王道
今田さんがパーフェクトだった。
少年漫画が好きそうな異能バトルx少女漫画全開の恋愛譚って構成が、喧嘩する事なくよい塩梅で混じり合ってる快作。
前半はとても面白くて…不遇のヒロインがいじらしく、彼女が受け入れてもらえていく様にキュンとする。ボソボソと喋らずにはおられないキャラなのだけど、台詞は明瞭に聞こえ、録音部の尽力に感謝する。
中盤から後半にかけては少々強引な展開が気に入らなかった。
アクションの水準は低く…物語的には盛り上がるシークエンスでありながらも粗が目立つ。素人感も強く、アクションに割くだけの予算も、それを判断するセンスも現場にはなかったのかなぁと残念に思う。
後は、〆のカットがいただけない。
主人公のアップよりは、繋ぐ手だとか、そこから俯瞰になって家に入っていく2人とかの方が物語の〆には適していると思われるのだが、なぜしなかったのだろう。
芸能界の力関係が関与しているのならば、とてもとても恥ずべき事で不様だと思う。
どうやら続編もあるらしく観に行こうと思う。そして、序盤から不思議に思ってた力の入れ具合の合点がいった。
王道x王道がいい塩梅で配置された力作。
…原作は。
ここからは余談である。
どこでそう思ったのか、自分にも分からないのだけど、この作品は女性の監督かもと思ってみてた。
なにか、とても繊細で柔らかな印象があった。
今までも女性の監督は珍しくはないと思う。
なのだけど、この作品ではそれを画面から感じた。
これまでの女性監督はどこか男性社会の影響を受けていたのだとするならば、新時代の到来かもしれない。
コレがこうだからと断定出来るほどの見識があるわけもないのだけれど、なにか期待してしまう。
続編ではアクション部門に頑張ってほしい。
思ったよりもずっと良かった
原作知らず、誰のファンでもないけどなんとなく鑑賞。
古い建物好きにはたまらない名建築が沢山出てくるし、明治大正のようでオリジナルな世界観を作るVFXも良いし、思ったよりも話がしっかり。
美桜ちゃんの演技が良くてもらい泣きしたけど、美男美女を愛でるだけではない映画、見ずにいるのはもったいない。ぜひ。
レトロな建物
古い社寺や、明治大正のレトロな建物がいっぱい見れてよかった。この世界観は好きな部類だ。
主人公たちの純愛のほうは、こちらの感性が枯渇しているせいで、イマイチ心に響かなかったけれども。
全体的にはわりと楽しめた作品でした。
「山本未來さん包み込むような優しさ」
今年42本目。
「an an」3月22日号は原作者顎木あくみ先生の書き下ろしストーリー、塚原あゆ子監督、前田旺志郎君のインタビュー、これは素晴らしかったんですがそれにも増して好きだったのがCG解説とロケ地巡りの紹介。
清霞と美世が暮らす久堂家、美世がその前に過ごした斎森家、清霞と美世がデートで尋ねた、着物を買った呉服店とあんみつを食べたお店(実際の京都のきんせ旅館)。
塚原あゆ子監督が「聖地巡礼など作品を複合的に楽しんで」。作品が聖地巡礼できるようになっているのは非常にいいですね。
作品で特に目を引いたのがゆり江役の山本未來さん。包み込むような優しさ、実生活でもきっとそうなんだろうなと彼女がいたから美世が自分を好きになれたと思います。堯人役のなにわ男子の大西流星さん、家に帰ってから知りましたがいい演技でした。
2人とも演技が良い
原作は知らずに、今田美桜さんが好きなのでという理由で鑑賞。
まさかのファンタジー系でびっくり。
ただ、初めの解説でなんとなく理解できる設定。
戦闘シーン、CG、特殊な音や映像の使い方が上手いなと思った。
途中に挟む面白いシーンにはクスッと笑える。
話のテンポも良くて見飽きなかった。
何よりこの作品の良いところは主演2人の演技。
作品初めと終わりでは表情も声も全然違う。
心の変化や相手への気持ち、自分への気持ちが行動や顔つきに出ていて、感動させられる。
今田美桜さんの可愛いのを見たいファンとしては、正直辛いシーンが多いし、可愛いのはほんとに一部だけだが、演技を見るならピカイチ。
様々な要素をうまくまとめている作品という感じ。
春風のような心地良さ
観る前はチャチな邦画の1つくらいなんだろうと思っていた事をお詫びします。ファンタジー要素を加えつつも、異能を持つ者同士で闘うシーンは実写ならではの迫力。ジャニーズ屈指である目黒蓮さんの長身が映えます。
そして作品に初々しさ、奥ゆかしさが漂うのはひとえに今田美桜さんとのフレッシュなコンビの相性の良さによるものでしょうね。
封切られたタイミングも良かった。
ようやくコロナ禍を抜け出したと思える春を感じながら観た映画。思わず胸が一杯になりましたよ。
あらためて目黒さんは「持ってる人」だなと感じました。
完成度が高い
タイトルにあるように「完成度が高い」。この一言に尽きます
やはり実写化、しかもジャニーズが主演というだけで私自身躊躇してしまう部分がありますがこの映画はその概念をとっぱらってくれました。
私は原作を読んでいたため、実写化されるとしってから嫌だなと思う事がありつつ、興味本位であまり期待せずに映画館に足を運びました。
やや漫画とは違う部分がありますが、なんと言ってもどのカットも美しかったです。それは役者さん自体がというのもありますが、そもそもの映像や演出が素敵でした。綺麗、、と息を飲んでしまう時もありました。
スローにしたり、あまりみない角度からの撮影であったり、細かい部分まで凝って創られていて想像以上のものでした。
そして主演の目黒蓮さん。
あの役を演じるのは難しさもありつつ、ビジュアル面でも大変な部分があったと思いますが、振り返って初めてその顔を見た時、久堂清霞は目黒さんにしか出来ないと確信しました。
清霞のなかには優しさもありつつ、瞳の奥から哀を感じることもある。それをどのシーンでも感じることが出来て凄くキャストにも大満足でした。
ただ今田さん演じる美世は孤独で暗闇の中にいますがもう少し強さのある女性像がよかったなと個人的には思います。
最後に必ず流れる主題歌。タペストリー。
とても儚く、この映画にぴったりの曲でした。
無論、主題歌も良く本編も凄く良くて想像以上のものでした。実写化で観てよかったと、満足感のあるものは久しぶりでした。ほんとによかった。余韻がじわじわと来るのでまた時間を見つけてみにいこうとおもいます。
スルーしちゃいけない作品でした
コスプレ感はない、CGの合成感も感じない。いや、そんな消極的な言葉を使うべきではない。
颯爽たる目黒蓮の制服姿はもちろんのこと、異世界の味付けが施された大正期の世界が美しい。異能の力が使われるバトルシーンで使われるCGによる特殊効果は、背景や人物とシームレスな感じがするし、モノクロやスローを上手く使ったカットは、邦画とは思えないクオリティ。
大広間の中で、三方の御簾に囲まれて帝がいる。土気色した帝の隣には、怪しげな御典医がいて、御簾の外では異能者が控えている。この世界観は、いいね。
アイドル枠の映画として、スルーを決め込んでいましたが、全く持ってごめんなさい。
当然、続編は行きますよ。
とても面白かったです
私は還暦過ぎてますけど元々こういう世界観が好きなので、あっという間に2時間過ぎた感じです。若い方々の演技に引き込まれたってことでしょうか。音楽もすごく合ってて、涙あり、ドキドキありで飽きることなく最後まで楽しめました。ただ、仲間同士で闘いの果て、、あれ?あの人生きてる⁉︎、と頭の中???でした、まあハッピーでよかったですけど。
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